Date archive for 2016
沖縄米軍基地の真実
沖縄でまた米軍関係者による事件(うるま市のOL・島袋里奈さんが殺害・遺棄された事件)が起きた。絶対に許すことのできない犯罪だ。5月25日に開催された日米首脳会談でも、この事件は取り上げられ、安倍晋三首相は「断固抗議」し…
タイの警察人事異動で死者任命
地球だより タイでは、5月31日付で発表された警察の人事異動で一騒動持ち上がっている。実はこの名簿に死亡した警察官の名前が記載されるなど「トンデモ人事」が明らかになっているからだ。 それだけではなく、人事異動が発令さ…
自民は変わらず辺野古移設の必要性訴えよ
沖縄県議選では、翁長雄志知事を支える県政与党系(社民、共産両党など)が過半数を維持した。 翁長知事は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対しているが、普天間の危険性除去と抑止力維持のためには欠かせない。…
子供を犯罪から守るには? 「110番の家」や交番へ行こう
◆ きょういく Q&A ◆ Q 子供が犯罪被害者の現状はどうなっていますか。 A 警察庁によれば、子供(13歳未満)の犯罪被害は平成25年で約2万7千件です。ピーク時より少なくなっていますが、全被害件数に占める子供の…
沖縄・宜野湾市で「第1回農水産業支援技術展」
琉球大学が農水産業の6次産業化を主導 沖縄県における農水産業の6次産業化のノウハウや技術について学ぶ第1回「農水産業支援技術展」がこのほど、同県宜野湾市で開かれた。県内の知の拠点である琉球大学が主導したもので、県内外の…
サミットで見たiPS細胞
iPS細胞(人口多能性幹細胞)をご存じだろうか。京都大学の山中伸弥教授らが世界で初めて作製した“万能細胞”で、山中教授が2012年にノーベル医学生理学賞を共同受賞して有名になった。人間の皮膚などの細胞から人工的につくら…
生き残り策に産官学連携の指摘が必要だったアエラ「大学の底力」特集
◆看板学部の強さ取材 2017年春卒業予定の大学生らを対象にした、主要企業の面接や筆記試験などの「選考活動」が1日から始まった。 そんな中、古くて新しい話題だが、アエラ6月6日号は大学、学部の可能性を探る大特集がメー…
日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが…
日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが、ヨーロッパのそれも同様の実績がある。スイスで、アルプス山脈を南北に貫く鉄道トンネル「ゴッタルドトンネル」が完成した。 スイス中部エルストフェルトからイタリア国境近くの南部ボデ…
フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待
今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞してい…
新ミャンマーの出発に思う
評論家 太田 正利 親日国の民主化を祝す 課題に挑むスー・チー顧問 一寸遡ることだが、去年11月8日のミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首が率いる野党である国民民主連盟(NLD)は歴史的な勝利を得た。すなわ…
両陛下、長野県入りされる 全国植樹祭御出席へ
天皇、皇后両陛下は4日、第67回全国植樹祭御出席などのため、新幹線で長野県入りされた。 両陛下は午後、「故郷」や「春が来た」など日本の数多くの唱歌を作詞した国文学者高野辰之の記念館(中野市)を視察。写真や直筆の書など…
高速増殖炉、高い安全意識持つ新組織を
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、新たな運営主体の在り方を議論してきた文部科学省の有識者検討会が、保守管理能力の向上などの要件を盛り込んだ報告書をまとめ、馳浩文科相に提出した。 点検漏れなど不祥事続く …
問題発言の多い右派国防相任命で強い批判を浴びるネタニヤフ首相
◆右傾化に警鐘鳴らす イスラエルのネタニヤフ首相が右派政党「わが家イスラエル」のリーバーマン党首を国防相に任命したことが、内外で反発を呼んでいる。 リーバーマン氏は外相を務めたこともあるベテラン政治家だが、過激な発言…
「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)…
「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)。都会でも、公園や家の庭に花木が植えられていて、花が咲くのを見るのは当たり前の光景。だが、その花を飛び回るチョウはあまり見かけない。 以前は春になれば、白い羽を持ったモンシロチョ…
台湾は中国の進出阻止の砦
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(5) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 「日台関係基本法」制定に期待 中国が南シナ海で強行している人工島の軍事基地化の次の狙いは何か。 台湾だろう。台湾は中国沿海部の中…
慰安婦支援財団、日韓合意の中断なき履行を
昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、韓国政府が設置する元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足し、委員会のメンバーが集まってソウルで初会合を開いた。合意から約5カ月、その履行に向けようやく第一歩…
国務省、イラン問題の会見映像改変を認める State Department admits intentionally editing video of Iran press conference
国務省は1日、2013年の同省での記者ブリーフィングの記録映像を職員が意図的に改変したことを認めた。改変によって、ジェニファー・サキ報道官の米国とイランの核交渉についての発言が削除され、国務省は、同省職員が発言を削除す…
街や電車の中で、黒のリクルートスーツに身を…
街や電車の中で、黒のリクルートスーツに身を包んだ若い人をよく見掛けるようになった。大学生に対する企業の選考活動が昨年より2カ月早まり、いまや就活真っ盛りである。 中央アジアのウズベキスタンを取材した際、通訳を務めてく…
謀略説が好きなアラブ人
地球だより エジプトの首都カイロ一の市場があるアタバで5月、2日連続して火災があった。 放火らしいとの推測から、誰が犯人かをめぐって、住民の間にいろんなうわさが流れたが、イスラム組織ムスリム同胞団による、国民に不安を…
北朝鮮の労働党大会で外交エリートが権力機構に
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮が対話攻勢へ転じている。最近、国防委員会が公開書簡で南北軍事会談を提案したのをはじめ、人民武力部と労働党対南機構の祖国平和統一委員会を通じて、連続的に軍事会談を提案し、予想された平和攻勢が始まっ…
海自、対潜能力で中国圧倒
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(4) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く ミサイル防衛態勢整備は急務 仮定の話だが、日中両国が戦えば勝敗はどうなるだろうか。 海軍同士の戦いならば日本が勝つ。中国は徹底的…
「現状維持」投げ掛けた蔡英文総統
中台関係の行方(上) 淡江大学国際事務戦略研究所 翁明賢所長に聞く 日本版「台湾関係法」に期待 台湾では5月20日、民進党の蔡英文総統が就任した。国民党の馬英九前政権時代に推進した対中傾斜に歯止めをかけ、中台関係の現状…
消費増税2年半延期、内需喚起に努め強い経済を
安倍晋三首相が来年4月に予定していた税率10%への消費税増税を2019年10月まで2年半延期することを表明した。 景気がプラス成長とマイナス成長を繰り返す足踏み状態にあって増税を強行すれば、景気を腰折れさせ財政再建を…