Date archive for 9月, 2015
吉田沙保里、死闘の末に活路を開く
新たな向上心、16大会連続世界一 敗北が頭をよぎる死闘だった。マットソンとの決勝を制し、世界大会16度目の頂点に就いた吉田は息が乱れ、膝に両手をついたまま動けなかった。6分間の攻防の末、その差はわずか1点。「危ない。途…
村上春樹氏の新著「職業としての小説家」発売
紀伊國屋書店が初版の9割を買い取り 紀伊國屋書店は10日、初版10万冊のうち9万冊を買い取った村上春樹氏のエッセー「職業としての小説家」(スイッチ・パブリッシング刊)を発売した。自社店舗で販売するほか、取次店を通して他…
四高の道場「無声堂」で8段剣士が稽古会
愛知県犬山市の博物館明治村で 愛知県犬山市の博物館明治村で10日、剣道8段の熟練剣士による稽古会が開かれた。 稽古会実行委員会によると8段の資格を持つ剣士は、全国で500人ほどしかいないという。昇段試験の合格率は1%…
米アップル、新型iPhoneを25日に発売
日米など12カ国・地域で、4K録画可能に 米アップルは9日、サンフランシスコで開いた発表会で、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「6s」と「6sプラス」を25日に日米など12カ国・地域で発売すると…
和田賢一「花鳥風月」展
日本の美を追求・発信する 静岡県沼津市を拠点に、「日本の美」を追求し発信する写真家・映像作家の和田賢一さんが、今月17日(木)から沼津市岡宮1205-2の第一建設沼津モデルハウスiSAlで「和田賢一 『花鳥風月』展~写…
万引きが増えるモスクワ
地球だより ロシアの友人が日本を訪れて度肝を抜かれたことは、「監視人も監視カメラもない無人の野菜販売の露店がある」ことである。 モスクワでは近年、郊外に外資系などの巨大スーパーマーケットがいくつも営業しており、買い物…
米国だけに寄り添えぬ韓国
韓国紙セゲイルボ 統一と韓朝米中「四国志演義」 「韓国が米軍の駐留をどれくらい容認するのか」―。カナダ日刊紙「ザ・グローブ&メール」で論客チャールズ・バートンは、中国の抗日戦勝利記念日閲兵式以後に起こる問題をこのように…
難民と人々の出会いのスケッチ
オーストリア最大の難民収容所トライスキルヒェに入ったアフガニスタンの青年は、「難民が多くて、テント生活を強いられているが、3度の食を与えられ、薬ももらえる。オーストリア政府には感謝している。なんといってもここは安全だか…
感動ない「光復70年」 無気力な国情を識者指摘
「70」という数字には特別な意味があるのだろうか。半世紀の「50」でもなく、一世紀の「100」でもない中途半端な数字だ。ところが、戦後70年は特別な年とされてしまった。 わが国では安倍晋三首相による「戦後70年談話」…
「特急」「快速急行」「急行」「通勤急行」「快速」…
「特急」「快速急行」「急行」「通勤急行」「快速」「通勤準急」「準急」「各駅停車」。西武池袋線の列車種別だ。8種類ある。以前は「通勤快速」「区間準急」があって10種類だった(所澤秀樹著『「快速」と「準急」はどっちが速い?…
韓国識者の「嫌韓」分析 日本人「自信喪失」は浅い見方
反日そのまま触れたネット世代 日本の「嫌韓」の深刻さにようやく韓国が気付き始めたようだ。遅きに失した感もあるが厳しい現実に目を向けるのは必要なことである。ただ、残念なのは、嫌韓の理由をもっぱら日本に求めて、自ら顧みるこ…
21世紀の安保法制を 反対学者が誘う疑心暗鬼
国民安保法制懇の狙い 「安全保障関連法案」(以下、安保法制と呼ぶ)に関する議論は、いまだに国民的な合意ができず、判断が割れている。 その原因は、6月4日、衆議院の「憲法審査会」で、野党推薦の小林節名誉教授(慶大)と笹…
河川の氾濫を御心配
両陛下がウガンダ大統領夫妻と御会見 天皇、皇后両陛下は10日、来日したウガンダのムセベニ大統領夫妻と皇居・宮殿で会見し、昼食を共にされた。昼食会には皇太子殿下と秋篠宮殿下御夫妻も同席された。 宮内庁によると、会見は約…
野党再編、有権者の失望を招くだけだ
維新の党の分裂に向けた流れの中、年内の野党再編が模索されている。 しかし、「第三極」を標榜していた日本維新の会とみんなの党の再編派が党を割って結党した維新の党が内紛で再び分裂するという、縮小再生産的な過程を見れば、民…
エジプト外交 初の原発をロシアが受注へ
欧米から露中寄りに変化か エジプトのシシ大統領は8月下旬、アブドラ・ヨルダン国王らとともにロシアを訪問、同月26日にはプーチン・ロシア大統領と会談した。5月にはモスクワ対独戦勝70周年記念パレードに参加している。シシ氏…
加速するロシアの「東方シフト」
欧米との関係悪化、日本にも矛先 ウクライナ危機を受けた欧米の対露経済制裁の影響が広がる中、ロシアのプーチン大統領が北京で開催された抗日戦勝70年記念行事に出席するなど、中国との関係強化「東方シフト」を加速しつつある。一…
ナザルアハリ大使、「都市問題解決の参考に」
西新宿の都庁でイラン大使、舛添要一都知事を表敬訪問 イラン・イスラム共和国のレザ・ナザルアハリ駐日大使が9日、東京・西新宿の都庁で舛添要一都知事を表敬訪問した。 会談の冒頭、舛添知事は東京のインフラや防災、社会保障な…
大島親方と西岩親方、なりたて親方2人が大汗
警備担当として初仕事、両国国技館で防災訓練 大相撲名古屋場所を最後に現役を引退した大島親方(元関脇旭天鵬)と西岩親方(元関脇若の里)が9日、両国国技館で行われた防災訓練に参加し、警備担当として初仕事に臨んだ。 ともに…
トヨタ、主力のHV「プリウス」を全面刷新
燃費リッター40キロに、流線型でスポーティーに トヨタ自動車は8日、約6年半ぶりの全面刷新となる、主力のハイブリッド車(HV)「プリウス」の第4世代モデルを、米ラスベガスで世界初公開した。燃費は1リットル当たり40キロ…
ダイハツ、新型の軽乗用車「キャスト」を発売
SUVモデルの「アクティバ」、スズキの「ハスラー」に対抗 ダイハツ工業は9日、新型の軽乗用車「キャスト」を発売した。個性的な車を求める消費者の多様なニーズに応えるため、同じ基本構造でデザインの異なる3モデルをそろえた。…
聖母マリアの「恵み」を手にするのも必死
パラグアイの首都アスンシオン近郊で パラグアイの首都アスンシオン近郊で7日、カトリック教会の伝統行事で、宙に舞うお金をわれ先につかもうと飛び跳ねる子供たち。 聖母マリアの恵みに感謝し毎年行われる。(AFP=時事)
社会を成熟させる“怒り”のエネルギー
韓国紙セゲイルボ 光復70年が流れた。韓国を見回せば“怒り”が広まった社会だ。瞬間的な怒りを堪えられずに爆発する「怒り調節障害」が随所で見られる。 ところで韓国社会の“怒り”がいつも否定的だったわけではない。時に肯定…
五輪エンブレム中止に思う
沖縄大学教授 宮城 能彦 ネット時代の社会現象 「夢」「覚悟」を白紙から問え 沖縄本島北部、名護市嘉陽集落の海岸に東京オリンピック聖火宿泊碑がある。約50年前の1964年、東京オリンピック会場に向かう聖火がこの地で宿泊…