Date archive for 2014

「赤くなる為の林檎(りんご)の日を…

 「赤くなる為の林檎(りんご)の日を纏(まと)ふ」(佐藤静良)。太陽の光は、春夏秋冬それぞれで受ける感じが違う。春は雪解け水を思わせるようにふんわりしており、夏はジリジリとフライパンで焼くように苛烈で、秋は透き通るように…

続き

なぜ日本はノーベル賞を多く獲得できるのか

 今年のノーベル物理学賞は、青色LEDの開発と実用化に成功した研究者である赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に決定した。これにより日本のノーベル賞の受賞者は米国籍の南部陽一郎と中村修二の両氏を含め22人となった。韓国と中国は…

続き

天皇陛下傘寿記念、三の丸尚蔵館で特別展

初めて海外を訪問された際のゆかりの品々を展示  天皇陛下が80歳の傘寿を迎えられたことを記念した宮内庁主催の特別展「天皇陛下 昭和28年欧米14か国の旅」が18日から、皇居・東御苑の三の丸尚蔵館で開かれる。  皇太子殿下…

続き

阿部守一長野県知事「全力の活動に感謝」

御嶽山噴火、捜索隊が麓から撤収  56人が死亡し、7人が行方不明となった長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、捜索に当たった警察や消防、自衛隊は17日午前、拠点にしていた長野県王滝村から撤収した。阿部守一知…

続き

「AKB48」のメンバーが地域の安全呼び掛け

木崎ゆりあさんが麻布署の一日署長、六本木をパレード  人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーらが17日、東京・六本木で防犯運動を行い、「私たちの好きな街を守ろう」と呼び掛けた。  AKBの川本紗矢さん(16)は、出…

続き

北の若き独裁者と「人工衛星」の話

 北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、金正恩第1書記が「衛星科学者住宅地区」を現地指導したと報じた。金第1書記の動静としては9月4日以来だ。健康悪化説から死亡説まで流れていた同第1書記は9月中旬にフランスの医師から両足首の関節…

続き

朝日新聞・慰安婦報道の取り消し記事、未公表3本を特定

 朝日新聞社は8月5日に、同紙掲載の韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽として証言に依拠した関連記事16本を取り消した。そのうち12本については今月9日に、掲載日などを明らかにしたが、世…

続き

朝日新聞の慰安婦大虚報、取り消した記事15本の要約

朝日新聞虚報の“ツケ”(資料集)  朝日新聞は8月5日検証特集で、韓国・済州島で女性を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、吉田氏証言に依拠した慰安婦記事16本を取り消した。17日までに特定した15本…

続き

今年は日清戦争開戦から120年に当たる。この…

 今年は日清戦争開戦から120年に当たる。この戦争で正岡子規が従軍記者として大陸に渡り、帰りの船で喀血した話は有名だ。子規と日清戦争の関わりについては、評論家の末延芳晴氏が『正岡子規、従軍す』(平凡社)という本を2011…

続き

エボラ出血熱の封じ込めへの支援加速を

 エボラ出血熱の感染者が増え続けている。日本は国際社会と協力し、封じ込めへの支援を加速すべきだ。 西アフリカで感染拡大  世界保健機関(WHO)によると、エボラ熱による死者は、疑い例を含め12日までに4493人、感染者は…

続き

富士山が初冠雪

甲府地方気象台は16日、富士山の初冠雪を観測したと発表した。  富士山の初冠雪は平年より16日遅く、昨年より3日早い。

続き

災害対策本部、年内の不明7人捜索打ち切り

山頂付近の積雪や気温低下で捜索環境が悪化で  56人が死亡し戦後最悪の火山災害となった長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県の災害対策本部は16日、積雪や凍結など捜索環境の悪化により二次災害の…

続き

日立造船、杜仲の実からバイオ素材を開発

衝撃に強いゴルフ用品を発売、将来は自動車や介護用具に活用  日立造船はこのほど、中国原産で血圧などに良い効果がある茶として有名な杜仲(トチュウ)の実から、衝撃に強いバイオ素材を開発した。新エネルギー・産業技術総合開発機構…

続き

リクルートホールディングス、初値は3170円

東証1部に株式を上場、時価総額で今年最大  情報・人材サービス大手のリクルートホールディングス(HD)が16日、東証1部に株式を上場した。午前9時の取引開始直後に付けた初値は、公募・売り出し価格より70円高い3170円。…

続き

映画「馬々と人間たち」

奇想天外なドラマの連続  アイスランドには、1100年以上も交雑することなく、純血種が保たれてきた馬がいる。小柄で色と模様は多彩。この国で馬を持つことは当たり前で、馬は家畜でありながら家族や友人のような存在だ。  ベネデ…

続き

世宗の外交に学ぶ対日戦略

国紙セゲイルボ 国益のため感情抑え手握る  安倍晋三首相に会うか、会うまいか。朴槿恵(パククネ)大統領の胸中にある苦悩の一つだ。グローバル情勢の急変の中で、首脳会談は日本との経済および安保協力のためには必要だが、これと言…

続き

米韓同盟に「東風41」の脅威

ミサイル防衛躊躇する韓国/中国の体面を考える思考  韓国が難しい立場に立たされている。ミサイル防衛(MD)システム導入をめぐって、同盟国のアメリカと、最大の貿易相手国となった中国との間に立たされ、双方の「顔を立てる」とい…

続き

安倍首相が気になる韓国

在米・劉氏が変化に着目/「日本再生」する強力な政権  韓国の安倍晋三首相を見る視線は複雑だ。「慰安婦」「歴史認識」であれほど攻撃してもビクともしない。自らの主張を1㍉たりとも譲らず、「歴史に逆行」して「右傾化の歩み」を進…

続き

ガザ復興支援は慎重に

地球だより パレスチナ自治区ガザ地区の復興について話し合う「ガザ復興会議」が、エジプトの首都カイロで開催され、各国から54億㌦(約5800億円)の拠出が表明された。日本は2000万㌦(約22億円)の追加支援を表明した。 …

続き

道徳教育は教育の根幹 親、学校、地域で連携を

大人社会のモラル低下  高度経済成長を担う人材の量産に努めた戦後社会が求めたのはあらかじめ備わったマニュアルを素早く、正確に理解し、実践できる粒ぞろいの人材だった。それには、画一的な内容を一斉に、かつ大量に教え込む教育シ…

続き

エボラ出血熱の迅速な診断を

 反原発を主張する人々は原子力発電事故が如何に怖いか、放射線の汚染からテロ襲撃の危険まで挙げて説明する。そして、脱原発、再生可能エネルギーの促進を要求する。それは一つの見解だが、原発開発、それに伴う核関連技術の発展はがん…

続き

毎年のように受賞が予想される村上春樹氏だが…

 毎年のように受賞が予想される村上春樹氏だが、今年もノーベル文学賞を逸した。その理由として言われるのが「メッセージ性のなさ」だ。  報道によれば、今年の受賞作家は、ナチス占領下のパリを舞台とした作品で知られる。対して村上…

続き

情勢変化への柔軟な秘密保護法の運用を

 特定秘密保護法が12月中旬に施行されるのに先立ち、運用基準が発表された。これを施行法でなく、諸外国と同じように政令にしたのは適切である。国家が直面する危機は極めて多様であり、同法は的確に対応して運用しなければならないか…

続き