国際
悲喜交々のオンライン授業
地球だより 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、韓国では全国でオンライン授業が始まっている。コロナ危機の影響で3月に新学期を迎えることはできなかったが、それでもコロナをいち早く抑え込むことに成功し、約1カ月遅れでスター…
「コロナ戦争」渦中のロシア
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 外出禁止措置に反対デモ 軍特殊部隊は医療施設を建設 昨年末以来、世界はまさに第3次世界大戦ならぬ「コロナ戦争」の最中である。4月末現在、新型コロナウイルス感染による全世界の死者が21万…
トランプ氏 「強力な報告書」公表へ
トランプ米大統領は3日、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市にある武漢ウイルス研究所から流出した疑惑について「何が起きたか正確に示す非常に強力な報告書を出す予定だ」と表明。内容については「非常に決定的なものになるだろう…
韓国・文政権 保守系メディアに圧力
TV朝鮮に無理な更新条件 韓国の保守系ケーブルテレビ局が最近、文在寅大統領の直属機関や知人検察幹部から相次ぎ嫌がらせとも言える圧力を受けている。政権に辛口なメディアの口封じが狙いとみられ、「言論の自由への侵害だ」と反発…
韓国・文政権 保守系メディアに圧力
TV朝鮮に無理な更新条件 韓国の保守系ケーブルテレビ局が最近、文在寅大統領の直属機関や知人検察幹部から相次ぎ嫌がらせとも言える圧力を受けている。政権に辛口なメディアの口封じが狙いとみられ、「言論の自由への侵害だ」と反発…
コロナ禍 中国「一帯一路」に追い風か
覇権めぐる戦い転換点に 中国は、新型コロナウイルスによる経済危機に付け込み、世界各地で推進している巨大経済圏構想「一帯一路」に基づく開発途上国への投資を拡大することに意欲を示している。 バンデミック(世界的大流行)に…
金正恩氏健在、北の老獪戦術に惑わされるな
動静が途絶えていた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が20日ぶりに公開の場に姿を現した。報道やSNSなどを通じ重体説や死亡説が世界中を駆け巡ったが、結果的に誤った情報に振り回された形だ。その間、北朝鮮はしたたかにも国際社会…
武漢研究所起源の「証拠見た」
トランプ大統領 対中報復関税も トランプ米大統領は4月30日、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市のウイルス研究所から流出したという説について、確度の高い証拠を「見た」と述べた。また、隠蔽(いんぺい)を図ることなどで感…
米軍、ソマリアでテロ組織への空爆を強化 U.S. steps up strikes as al-Shabab tries to exploit health crisis
新型コロナウイルスの感染拡大に世界中の米軍の活動が影響を受け、国内の訓練の一部、海外での部隊の移動が制限されたり、アジアから欧州にかけての主要同盟国との演習が数多く中止されたりしている。 しかし、米軍の大規模作戦の一…
道路にタタある光景を
地球だより 「インドのように外出禁止令違反をした者は警察に連行されて棒で尻を叩(たた)かれたりする場合もあるので、おとなしく家にいる」 こんな冗談めいたことをカトマンズ在住のネパール人の友人は言っていた。ネパールでも…
米大統領選、中国問題が主要争点に
11月の米大統領選で、中国問題が主要争点として浮上している。中国が新型コロナウイルスの初期対応で隠蔽(いんぺい)を図り、感染拡大させたことに対する有権者の反発が高まっていることが背景にある。トランプ大統領と民主党候補指…
「愛国歌」4番
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 メキシコでテコンドー(★拳道)大会を観た知人から聞いた話だ。道着を着た現地人たちがわが国の国歌「愛国歌」を4番まで歌ったというのだ。競技場には韓国歌謡が鳴り響き、チャリョッ(気を付…
救急隊員を追悼するサイレン音
地球だより 南米最多の新型コロナウイルス感染者を抱えるブラジル。27日時点で6万人以上が感染し、最近では1日3000人以上増え続ける数字に驚くこともなくなった。 特に感染者が集中しているのが、ブラジル経済の要であるサ…
新型コロナ終息後に残る経済課題
韓国紙セゲイルボ 回復急務、政府と政界は知恵絞れ 切迫した心情で“薬局ツアー”をしたり、ネットでマスク販売情報を確認して大急ぎで駆け付けたりしたことが、いつの間にか昔のことになってしまったようだ。新型コロナウイルスに対…
新型コロナウイルス、武漢研究所流出が最有力
米政府が、新型コロナウイルスの発生源は中国・武漢の研究所の「可能性が最も高い」と分析していることが、ワシントン・タイムズが入手した報告書から明らかになった。 新型コロナ米政府分析 中国当局の隠蔽指摘 報告書は、公開さ…
感染ゼロの国々の実情は? 北朝鮮には報告を求めよう
世界保健機関(WHO)の新型コロナ状況報告で、26日現在感染が報告されているのは179カ国と33地域(WHO-中国蜜月関係のせいで、台湾の名はどこにもない)。感染報告ゼロは15カ国だ。だがこの15カ国もそれぞれに問題を…
新型コロナ 観光立国オーストリアも大打撃
アルプスの小国オーストリアは観光立国だ。その観光業界が、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う国境閉鎖、外出自粛、コンサート、文化・スポーツイベントの停止の影響を受けて大きなダメージを受けている。5月半ばにはレストラ…
マスク奨励に戸惑い
地球だより 友人のフランス人のピエール氏は、新型コロナウイルスのために全土に外出禁止制限令が出された時、外出時のマスク着用が奨励されたことに背筋が寒くなった一人だ。彼はマスクが大の苦手で、家の改装工事を手伝った時、防塵…
コロナが揺さぶる米大統領選
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 米中関係の悪化に拍車 問われる医療、雇用、選挙制度 勢いが止まらない新型コロナウイルスの感染拡大、そして跳ね上がる死者数はアメリカの大統領選挙の動向にも影響を与…
ウイルス発生源、中国の隠蔽は許されない
新型コロナウイルスの発生源について、真相究明を求める動きが国際社会で広がっている。 中国はこうした動きに応じようとしていないが、都合の悪い事実を隠蔽(いんぺい)する意図があるとすれば許されない。 豪首相が国際調査を…
チベット仏教指導者の解放を要求、米宗教の自由委が声明
米政府の独立機関「国際宗教の自由委員会」(USCIRF)は24日、中国当局に拘束されているとみられるチベット仏教の指導者パンチェン・ラマ11世の解放を要求する声明を発表した。 パンチェン・ラマは、チベット仏教のナンバ…
駆け巡る重体・死亡説 ポスト金正恩に関心集まる
NEWSクローズ・アップ 妹が有力 集団指導併用も 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(36)の重体説や死亡説が報道やSNSなどを通じ世界を駆け巡る中、ポスト金正恩への関心が高まっている。妹で党組織指導部第1副部長の与正氏…
新型コロナ下の世界経済、価格急落も原油売れず Cheap energy no bargain in virus-infected economy
停止状態の世界経済と底値の原油価格は、全世界に最悪の事態をもたらしている。主要輸入国や開発途上国、エネルギー消費型産業、観光業、消費者など、普段はエネルギー市場下落の受益者たちでさえも、恩恵を受けるのに四苦八苦している…