国際
日印連携しアジアに平和を
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 挑発繰り返す中朝パ 冷静過ぎるメディアの報道 北朝鮮がいよいよ日本の経済的水域圏内にミサイルを飛ばしてきた。日本国政府もメディアも極めて冷静に対応した。メディアがこのような危機に…
身近に迫る麻薬戦争
地球だより フィリピンではドゥテルテ大統領が始めた麻薬戦争が激化しており、毎日のようにどこかで麻薬容疑者が殺害されている。少し遠い世界の出来事のように感じていたが、ついに目の当たりにすることになった。 先日、少し遅い…
オバマのLGBT外交 反発買う価値観押し付け
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(1) 同性愛への抵抗感強いアフリカ 同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上を外交政策の優先課題に位置付け、途上国にその受け入れを迫るオバマ米政権。各国の伝統…
中国、尖閣発端に対米戦争も 米ランド研究所が「米中戦争」研究
安全保障問題では米国最大の民間研究所であるランド研究所がこのほど、「米中戦争」をテーマにした報告書をまとめた。2025年までの近未来を見越した米陸軍からの委託研究だった。リポートでは米中戦争の発火点に関し、尖閣を一例と…
北核実験で習主席正念場に
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 G20会議の成功台無し 問われる制裁手抜きの責任 9日に北朝鮮は本年初に次ぐ第5回目の核実験を強行して世界に衝撃を与えた。核実験は、10キロトンと過去最大規模で「核弾頭」爆発実験の成功が初…
宇宙戦争兵器の開発進める中国とロシア China, Russia rapidly building arms for space war
米戦略軍の次期司令官が連邦議会で今週、中国とロシアは急速に宇宙戦能力を高めており、米国はこの脅威への対抗で後れを取っていると警告した。 中露両国は、衛星攻撃ミサイル、レーザー銃を開発し、米国のハイテク戦争の基盤である…
遺跡発掘の学者らに脱帽
地球だより 8月下旬、エジプトの首都カイロの南約250㌔のミニヤ市郊外にある遺跡の発掘現場を視察した。未発表の遺物(ミイラや棺〈ひつぎ〉)などが発見され、正式発表までは緘口(かんこう)令が敷かれることからこの欄では詳細…
情報の伝達遅い地震災害対策を組み直せ
韓国紙セゲイルボ 7月、蔚山近海でマグニチュード5・0の地震が発生し、その余波がまだ収まる前に、今月12日、慶州で5・1と5・8の地震が相次いで発生。さらに19日には4・5の余震が発生、全国が地震の恐怖に包まれている。…
反米・親中露発言への懸念
ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (下) 南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとな…
軽くない種一粒
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ミスキムライラックは米国で最も人気があるライラックの品種だ。名前が示している通り、わが国が原産地だ。米軍政時代の1947年に米軍所属の植物採集家が道峰山で種を採集して米国に持って行…
追い詰められるIS、アフガンなどでは支配地域拡大
イラクとシリアの国境を無視したカリフ制イスラム国家の創建を意図し、残忍な処刑で、全世界を震撼(しんかん)させた過激派組織「イスラム国」(IS)は、米主導の有志連合軍や露支援のシリア政府軍、イランが背後のイスラム教シーア…
中国の“パワハラ”で国論分裂 韓・台、「同病相憐」の境遇に
韓国紙セゲイルボ 台湾と韓国は政治的な問題によって中国人観光客減少に悩む同病相憐の境遇にある。 17日、中国当局の招請で、葉惠青台湾新北市副市長をはじめとして8市・県の首長が訪中した。中国国慶節(10月1日)連休を控…
クリントン氏拒否するミレニアル世代 Millennial voters spurning Clinton, but not for GOP
【フィラデルフィア】ヒラリー・クリントン氏にとって、黒人票はほとんど問題ない。ヒスパニック票の数字も分かっている。だが、オバマ大統領の希望と変革連合の原動力となり、オバマ氏を2度の勝利に導いたミレニアル世代の若者を引き…
トランプ氏の巧みな新戦略
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 穏やかなイメージ演出 クリントン氏は支持失う もし読者が現状維持側の候補者で、国内の雰囲気が悪く、有権者の3分の2が国は間違った方向に進んでいると感じ、変化が求められる状況の…
ドゥテルテ大統領就任から3カ月、強権発動し公約遂行
ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (上) 圧倒的な国民の支持を得て6月30日に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領。麻薬蔓延(まんえん)のフィリピンで間もなく政権3カ月を迎える。国内での高い人気とは裏…
北の誤発射、専門家懸念
弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(1) 実戦配備へ新段階に 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 異常ともいえるハイペースで核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮。「中華民族の夢」実現のよりどころを核戦力に求める…
国務省の牛歩戦術か Slow-walking in Foggy Bottom
11月にヒラリー・クリントンがホワイトハウスを勝ち取るか、健康を回復するために所有地の一つに戻されるか、いずれにしても、彼女の国務省の古巣での電子メールの扱いが今まで通りということはあり得ない。彼女の電子通信の乱用をめ…
人はなぜ犬を愛するのか
地球だより 犬は一般的に主人に忠実だ。不信と裏切りの多い時代に生きていると、忠実であることは大きな徳だ。 しかし、人が犬を愛するのはその忠実さだからではないことを知った。主人の愛を無条件で受け入れてくれるからだ。そ…
トランプ氏の主張は「悪意のあるうそ」-クリントン氏 Clinton says Trump owes Obama, Americans apology for birth claims: ‘Outrageous lie’
ヒラリー・クリントン氏は16日、共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏はオバマ大統領の「出生地」をめぐる騒動を消し去ることはできないと指摘、トランプ氏の選挙戦は、オバマ大統領が米国生まれではないという「悪意のあるうそ」の…
開館50周年迎えた駐札幌大韓民国総領事館
駐札幌大韓民国総領事 韓惠進氏に聞く(上) 広がり見せる相互交流 駐札幌大韓民国総領事館は今年、開館50周年を迎える。ひと頃の韓流ブームが去り、冷風が日本と韓国の間に吹き込んでいると思いきや、北海道を訪れる韓国人観光客…
EU、離脱の連鎖に恐々
ポピュリズムと国民投票に揺れる 英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で決定して以来、EU内には、離脱の連鎖が起きることへの警戒感が増している。その背景には、反EUを掲げるポピュリズム政党の台頭と、加盟各国が外交課題を国…
結党30年迎える台湾・民進党 蔡主席の下、団結・再生
平成国際大学教授 浅野 和生 包容力ある政治で前進を 台湾の蔡英文政権の与党、民主進歩党が、この9月で結党30年の節目を迎える。この30年は、台湾の民主化完成、政権交代を含む普通の政党政治が実現する過程であった。 さ…
カジノに群がる窃盗団
地球だより タイ警察は14日、バンコクのビジネス街シーロムのステートタワービルでタイ人家政婦(41)を窃盗容疑で逮捕、日本円で現金70万円と13万5000バーツ(約45万円)を押収したと発表した。 2週間前、ステート…