国際 rss

シリアのアサド政権が反体制派の支配地域に…

 シリアのアサド政権が反体制派の支配地域における4日の空爆で、非人道的な化学兵器を使用したことへの対抗措置として、トランプ米政権が6日に敢行した同国空軍基地への電撃的な攻撃について。8日に一斉に論じた新聞社説から。  ト…

続き

判事指名めぐる戦い、ゴーサッチ氏の指名承認へ

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 共和党は議事妨害を阻止  あいまいな物言い、隠蔽(いんぺい)、露骨なごまかし、最高裁判事指名承認、議事進行妨害をめぐる共和党内のどたばたほど面白いものはない。議事進行妨害に反対…

続き

ロシア自爆テロ、わが国も対策を強化せよ

 ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄で自爆テロが起き、13人が死亡、およそ50人が重軽傷を負った。当局は共犯者とみられる8人を拘束しており、組織的な犯行である可能性が高まった。過激派組織「イスラム国」(IS)と…

続き

米中首脳会談 対北朝鮮、具体的合意なく

 トランプ米大統領と習近平・中国国家主席は7日、フロリダ州パームビーチで2日間にわたる首脳会談を終えた。両首脳は北朝鮮の核放棄に向けて協力を強化する方針で一致。トランプ氏は「大きな進展が得られた」と成果を強調したが、北朝…

続き

シリアは大量のサリンを保管、国防総省覚書で指摘 Pentagon memo: Syria has ‘ridiculously huge’ stockpile of sarin gas

 オバマ政権当時、国防総省の内部覚書に、シリアは致死性のサリンガスを「とんでもなく大量」に製造したと記されていることが明らかになった。オバマ政権は当時、シリアの全化学兵器の廃棄に取り組んでいた。  シリアの化学兵器は、オ…

続き

米のシリア攻撃、「無法」へ断固たる力の行使

 トランプ米政権が、シリアに対する軍事行動に踏み切った。シリアのアサド政権が空爆で化学兵器を使用したと断定、その対抗措置として行った。  電撃的な行動で「力による抑止」の断固たる意志を国際社会に示した。  アサド政権がサ…

続き

米、シリアに軍事攻撃 巡航ミサイル 59発

トランプ米大統領、化学兵器使用と断定  米軍は米東部時間6日午後8時40分(日本時間7日午前9時40分)ごろ、シリアの空軍基地に対し、巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射した。トランプ米大統領はシリアのアサド政権が化学…

続き

コロンビア大使、コカ栽培急増も平和への誓いは変わらない Colombia vows peace despite the coca surge

 コカ生産の急増がコロンビアの平和プロセスに影を落としているが、政府が左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)との交渉を続ける決意に変わりはない。ホアン・カルロス・ピンソン・コロンビア大使が3日、インタビューで明らかにし…

続き

2ヵ月の漂流生活

地球だより  このほど嵐に巻き込まれ行方不明になっていた漁師が、フィリピンからはるか離れたパプアニューギニアで救助され約3カ月ぶりに帰国を果たした。  約2カ月にわたる漂流生活を生き延びたのは、昨年12月にフィリピン南部…

続き

宇宙制して世界を制す、中国が狙う戦略的高地

 中国が宇宙大国に向けて急速に動いている。先月中旬、都内の科学技術振興機構(JST)で「飛躍的発展段階に入った中国の宇宙開発」と題して講演したJST研究開発戦略センター特任フェローの辻野照久氏は、「2015年の衛星打ち上…

続き

日本人と大違いの時間感覚

地球だより  3月中旬、エジプト人グループと一緒に上エジプトを旅行する機会を得た。料金の安さが一番の魅力だったが、エジプト人の素顔に直接触れる好機でもあった。  旅の中で、最も魅了されたのは、彼らの底抜けの陽気さだ。お酒…

続き

西欧ではアジア女性は“乳母”か“家政婦”か

韓国紙セゲイルボ  ロバート・ケリー釜山大教授が英国BBC放送と行ったインタビューが全世界的に大きな話題になった。彼は大統領弾劾以後、南北関係の変化について話している最中、突然子供たちが撮影中の書斎に乱入して“放送事故”…

続き

イラク・シリアで追い詰められるIS、壊滅は時間の問題か

 過激派組織「イスラム国」(IS)が追い詰められている。イラクでは、ナンバー2の「戦争相」が空爆により死亡した。米国はシリア政策を転換、アサド・シリア大統領退陣よりもIS壊滅を優先する姿勢に転じた。イラクでの最後の牙城モ…

続き

本当に尊敬される人

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  かつて青瓦台(大統領官邸)で派遣勤務した経済官庁出身者に聞いた話だ。彼は当時の大統領秘書室長と非常に近い関係だったので、人事上の“配慮”をお願いしたいと依頼されることがしばしばあっ…

続き

「ソ連消滅」悲しむロシア人

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 「貧しさ、無秩序」恥じる 世論調査に見る国民の本音  共産党支配のソ連時代と今のロシアと大きく違う点は、イデオロギーにとらわれない世論調査が複数の調査機関で実施され、その結果が国民の思考…

続き

なぜ続く、不当な“サード報復”

韓国紙セゲイルボ 韓中対立の根に漢族覇権主義  乾隆帝期の清は中国大陸を占めた歴代王朝で最も強盛だった。よく丙子胡乱(へいしこらん)(1636年)を挙げて清を侵略的な国家と考えるが実状はそうではなかった。乱以後270年近…

続き

揺らぐ「文在寅優勢論」、来月9日の韓国大統領選

 5月9日に迫った韓国大統領選挙。朴槿恵前大統領の逮捕で「棚ぼた式」に優勢となった革新系候補のうち支持率トップを維持してきた最大野党・共に民主党の文在寅氏が3日、正式に同党候補に選出された。しかし、4日に中道左派、国民の…

続き

日本は新情報機関の設立を

「情報戦争」時代と米国(下) 安保専門コラムニスト ビル・ガーツ氏に聞く トランプ米政権は情報戦争時代にどう対応すると考えるか。  情報戦争能力を強化させることは、トランプ政権における喫緊の課題の一つだ。トランプ政権は情…

続き

気候変動のばくち打ちにとっての悪いニュース Bad news for climate change boondogglers

 あすの天気を予報するのは運任せのことが多い。今から100年後の1日の天気を予報するのは明らかにカネを捨てることになる。遠い将来の何世紀間もの天候パターンを調整しようという計画にカネをつぎ込むことは、さながら食わせ物の鉱…

続き

ウィーンのタンポポ

地球だより  家人がベランダにタンポポを見つけた。敷石の隙間に入って定住している。家人いわく「もうすぐ花が咲くわ」。タンポポはキク科で、多年生、ユーラシア大陸に主に分布している。「タンポポは生命力が強く、アスファルトの裂…

続き

ルペン氏の対抗馬は誰に、混戦模様続く仏次期大統領選

社会党に亀裂 4割が支持未定、無党派層が左右  4月23日の大統領選第1回投票日まであと3週間足らず。フランスでは、いまだ見通しが困難な混戦状況が続いている。第1回投票では右派・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補と独…

続き

韓国はTHAAD配備是認を

元統幕議長 杉山 蕃 進路選択迫る大統領選 非難されるべき中国の干渉  韓国への高高度防衛ミサイル(THAAD)の搬入が進んでいるようである。インターネットでは、米軍輸送機による在韓米空軍基地へのTHAAD到着の模様が動…

続き

開かれた国民皆保険への道

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 補償範囲の義務付け廃止を  オバマケアの廃止、見直しはまだ死んではいない。宣言されたが、それは、今のところ大統領が手を引き、下院共和党が意見の違いを埋められないという段階にある…

続き