国際
ビーチでも黒ずくめ
地球だより 地中海沿岸の都市アレクサンドリアとリビア国境の中間にあるマルサマトルーフのビーチが素晴らしいと聞いたので行ってみた。 ホテルからの眺めは抜群、左右に広がる広大な海は、細長い陸地によって入り江がほぼふさがれ…
クシュナー氏ら中東諸国歴訪、米独自の和平案に支持求める
トランプ米大統領の娘婿で中東和平仲介を担当するクシュナー大統領上級顧問らは先月、イスラエルをはじめ、ヨルダン、サウジアラビア、エジプトなど中東の関係諸国を歴訪した。各国政府と米独自のパレスチナ和平案を協議、支持を求めた…
“出塁マシン”秋信守
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 プロ野球経営者の立場から見るとチーム貢献度が最も大きい打者は誰だろうか。一般的にはホームランやヒットをたくさん打つ選手を挙げるだろうが、正解ではない。出塁率が高い選手だ。選球眼がよ…
軍用無人機市場で中国台頭
売却先選ばず拡散に懸念 中国は武装無人機の輸出を精力的に進め、急速に成長する世界の巨大無人機市場を支配しようとしている。米国はテロリストらの手に渡る可能性があることから、中東の同盟国などへの輸出は控えており、中国製無人…
トランプ米大統領、最高裁判事にカバノー氏
保守派の優位が強まる トランプ米大統領は9日夜、7月に退任する連邦最高裁判所のアンソニー・ケネディ判事(81)の後任に保守派として知られるブレット・カバノー連邦高裁判事(53)を指名すると発表した。同氏の指名が上院で承…
ポンペオ氏訪朝、疑念拭えぬ北の非核化意志
ポンペオ米国務長官が訪朝し、先の米朝首脳会談で合意した北朝鮮の「完全な非核化」などについて詰めの協議を行った。だが、非核化の手順をめぐり双方は対立したとみられ、今後の交渉は難航が予想される。北朝鮮に非核化の意志があるの…
ヘルシンキ米露首脳会談実施へ An agenda for Helsinki
ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、(フィンランドの首都)ヘルシンキで今月後半に予定されるトランプ・プーチン会談の日程調整のためのモスクワでの会議を終えたところである(注:7月11~12日、ブリュッセ…
ワイナリーで資金洗浄
地球だより フランス西部ボルドー地方で先月末、中国企業・海昌集団が買収したワイナリー10軒が、フランス財務警察に脱税容疑で摘発された。フランスのワイン関係者は怒り心頭といったところだ。 財務警察は、2014年から中国…
独が難民政策を修正 実現性は不透明、波紋も
欧州連合(EU)の盟主ドイツで2日、メルケル首相が率いる第1与党「キリスト教民主同盟」(CDU)と連立パートナー、バイエルン州の地域政党「キリスト教社会同盟」(CSU)のゼーホーファー党首(内相)との間で難民受け入れ政…
トランプ批判が逆効果に
米コラムニスト マーク・ティーセン 左派の作戦は裏目に 大統領の支持率下がらず 民主党は、議会とホワイトハウスを取り戻すために新理論を展開している。その理論によると、1996年大統領選でビル・クリントン氏勝利を後押しし…
マティス米国防長官搭乗機、通信機器持ち込み禁止
中国サイバー攻撃を警戒 記者(ビル・ガーツ)は6月下旬、マティス米国防長官の訪中に同行、搭乗機では、スマホ、ノートパソコンなど通信機能のある電子機器の機内持ち込みは禁じられ、中国国内に持ち込んだ機器の持ち帰りも禁止され…
セッションズ米司法長官、大学へのアファーマティブ・アクション要求を撤廃 Sessions kills affirmative action push at colleges
トランプ米政権は3日、アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)を要求するのは行き過ぎだとして、大学に対し入学の合否判定で人種を考慮するよう促したオバマ政権時代の政策を撤廃した。 新たな指針では、人種にとらわ…
“ベトナムモデル”化する北朝鮮
新戦略で韓米同盟の再確立を 朝米交渉は“半分の成功”と評価される。筆者はかつて、北朝鮮の“完全な非核化”は現実的に不可能で、現段階では凍結、非拡散、戦争抑止、朝米関係改善も進展であることを理解して、次の段階に対する戦略…
トルコ、戦闘機F35売却計画の推進を要求 Erdogan presses U.S. over F-35 jet sale
再選を果たしたばかりのエルドアン・トルコ大統領は、最先端の米軍装備の獲得を目指し、米議会からの反対の中、新たに影響力を行使しようとしている。 トルコ政府当局者は、米議会から強い反対があるにもかかわらず、米国のステルス…
旅は人を悪くする
地球だより 異国では閑(ひま)ができると、大抵、歩き回る。田舎だと自然が満喫できるし、都会では表のショーウインドーでは見られない路地裏の真実に遭遇するチャンスでもある。 トルコのイスタンブールで、ぶらりと散歩に出た。…
ドゥテルテ比政権3年目 テロ対策で評価、経済は停滞
ドゥテルテ大統領が就任して3年目を迎えた。強力なリーダーシップでイスラム過激派対策を推し進め、国民の支持を高い水準で維持する一方で、人権問題や暴言は国内外で依然として反発を生んでいる。経済政策の柱だったインフラ開発の停…
韓国は刀の振り方を忘れてしまったのか
韓国紙セゲイルボ 南北、朝米首脳会談後に、韓半島で混沌(こんとん)状態が続いている。戦争のない平和な韓半島。漠然とした期待に浮き足立っている。韓国だけがそうなっている。北朝鮮の金正恩国務委員長は「良い世の中をつくってみ…
落とし物を届けに来た人
地球だより 米国で落とし物をしたら見つからないことが多いようだが、先日、アパートまで落とし物を届けに来た親切な人に出会った。 届けに来たといっても記者の落とし物ではなく、同じ建物に住む主婦のものだった。アパートを出る…
北朝鮮の夜景
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 シンガポールの安保を守っていた英国の軍隊が撤収したのは、同国が独立を宣布した4年後の1969年だ。荷物をまとめていた英国の将校たちはシンガポールの将来を暗く展望していた。このように…
コロンビア次期大統領に和平合意反対派
6月17日に実施されたコロンビア大統領選挙の決選投票で、ゲリラとの和平合意反対派のイバン・ドゥケ上院議員(41)が勝利した。ドゥケ氏が所属する保守政党は、合法化したゲリラ政党の権利を制限する憲法改正を目指している。 (…
中国はWHOを私物化するな
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 許し難い台湾締め出し 日本政府は抗議の声上げよ 台湾は2009年以降、国連復帰が認められていないとはいえ、その医療実績等を買われて世界保健機構(WHO)の総…
中国の覇権主義はアジア最大の不安定要因 李登輝氏
日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会 スピーチ 李登輝元台湾総統 先月2年ぶりで来日し、沖縄を訪れた台湾の李登輝元総統が6月23日、糸満市のホテルで開かれた「日本台湾平和基金会・日本李登輝友の会晩餐会」で行ったス…
米国務長官、あす再訪朝
「非核化」具体策が焦点 米国務省は2日、ポンぺオ米国務長官が5~7日の日程で北朝鮮を訪問すると発表した。北朝鮮の高官と非核化に向けた協議に臨む。米朝首脳会談で確認した「完全非核化」の期限や方式などを具体化できるかが焦点…