中東・北アフリカ rss

ユダヤ流マネー教育とは

獨協大学教授 佐藤 唯行 裕福さは神の愛の証し 懸命に稼ぎ慈善活動に励む  子供たちにお金との付き合い方を教える子供向けのマネー教育が日本でも徐々に注目されている。この点について「金儲(もう)けの達人」と称されるユダヤ人…

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イスラエル、イランの影響力拡大を警戒

ネタニヤフ氏、露大統領と会談 レバノンにミサイル工場建設か  イランがレバノンで、精密誘導システムを開発している可能性が指摘される中、イスラエルのネタニヤフ首相は先月29日、モスクワでロシアのプーチン大統領と会談し、「イ…

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治安悪化のとばっちり

地球だより  エジプトで、「車を運転している」と言うと、驚く日本人が多い。当然の反応だろう。本当にこのまま続けていいのかなと考えさせられることにも正直出くわす。  2010年までのムバラク政権時代は、観光業も盛んだったこ…

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ISは依然、重大な脅威  カタール外相が警鐘鳴らす

 中東カタールのムハンマド外相はワシントン・タイムズとのインタビューで、過激派組織「イスラム国」(IS)について、戦闘では敗北を続けているが、依然として中東地域にとって重大な脅威だと主張。米国とアラブ同盟国が、宗教的過激…

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シリアの混乱増すと米国のクルド人政策を非難する英紙ガーディアン

◆新段階に入った内紛  シリア北部のクルド人をめぐり、隣国トルコと米国との間でさや当てが繰り広げられている。米国が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦でクルド人を動員し成果を上げた一方で、存在感を増すクルド人に隣国ト…

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植樹で国を緑豊かに

地球だより  「トゥビシュバット」、つまりユダヤ歴でシュバット月の15日は「樹木の新年」と呼ばれている。砂漠のイメージが強いイスラエルだが、実際に来てみると思ったより緑が多いことに気付く。イスラエルの森林のほとんどは、植…

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聖職者支配体制に不満爆発、イラン全土で民衆が大規模デモ

 イスラム教シーア派の盟主を自任するイランで、聖職者支配体制を揺さぶる大規模デモが行われた。民衆の力を圧倒的に上回る体制側の権力によって、デモは完全に鎮圧されたものの、その火は国民の間にくすぶり続けている。 (カイロ・鈴…

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孤影の中にあるパレスチナ

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 静まり返った国際社会 「アラブの大義」は政治の道具  米国のトランプ大統領が大統領選に臨むに当たり公約した項目の中に「エルサレムはイスラエルの首都であり、米国大使館もそこに置かれる」とい…

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シリア政府軍、化学兵器使用か?

子供を含む21人が呼吸困難に  シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派地域で22日、シリア政府による化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によると、子供6人、女性6人を含む少…

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新鮮求めスエズへ

地球だより  新鮮な魚を買いたいときは、迷わず、スエズ市の市場(スーク)に行くことにしている。アレクサンドリア市にも新鮮な魚が集まるとされるものの、カイロからはスエズの方がやや近いことから、スエズをひいきにしている。車で…

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エルサレム首都認定にパレスチナ反発、EUに仲介要請か

 国連総会の緊急特別会合で昨年12月21日、トランプ米大統領による「イスラエルのエルサレム首都認定宣言」の撤回を求める決議案が賛成多数で採択された。トランプ大統領は前日、決議案に賛成する国に対し経済援助を削減すると警告、…

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イラン反政府デモ、核合意厳守し体制変革を促せ

 イランで年末年始に発生した大規模な反政府デモをめぐって、米国とイランの対立が再び深まっている。  イラン当局は「敵」からの干渉があったと非難しており、トランプ米政権は停止している対イラン制裁を再開するか、12日にも判断…

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変化求めたイラン国民

米コラムニスト デービッド・イグナチウス 反政府デモを力で鎮圧 対応割れた欧米諸国  2013年にイランを訪れた後、首都テヘランは平壌とロサンゼルスの中間のようだと書いた。世界はこの1週間に、イランの人々は平壌ではなくロ…

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サウジ皇太子の改革推進に期待を寄せるイラン人ジャーナリスト

◆女性解放で競い合い  中東の大国サウジアラビアで、ムハンマド皇太子による経済・社会改革が進められている。サルマン国王の息子で32歳と若い皇太子に権力が集中し、第1副首相、国防相、経済開発評議会議長を兼任、経済の「脱石油…

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戦勝祝う「光の祭り」

地球だより  イスラエルでは12月12日夜から8日間にわたりユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が祝われた。街々には大きな八枝の燭台(ハヌキヤ)が設置され、毎日火が灯(とも)された。  世界の宗教祝日では最も古いものの一つであ…

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エルサレム「首都」宣言の波紋 中東和平交渉に影響も

 トランプ米大統領による「エルサレムはイスラエルの首都」宣言を受けて、世界各地でアラブ人やイスラム教徒らを主体とした抗議行動が発生した。宣言が、国際社会にとって「吉」と出るか「凶」と出るかは不明だが、膠着(こうちゃく)状…

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エルサレム首都認定のトランプ米大統領に苦言であふれた「サンモニ」

◆テロ増大懸念する声  トランプ米大統領が6日に発表したイスラエルの首都エルサレムの承認に、国際社会は騒然とした。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界3大一神教の聖地が存在するエルサレムをめぐって、まさに歴史を通した争…

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【パトリオットTV ラジオ】「エルサレム首都承認」がなぜ大問題なのか?

  トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認めると、中東地域はもちろん、世界各地で反発が起きた。ユダヤ、キリスト、イスラム3大宗教の「聖地」であるエルサレムを巡る歴史的経緯から、トランプの承認の意図、そして…

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モスク襲撃に思う

地球だより  エジプトのテロは、そのほとんどが、同国東部シナイ半島北部で発生、大部分は、軍や警察などの治安要員が標的だった。その頻度は高く、政府は自分たちの被害を周知せしめるためにわざと放置しているのではないかとの疑念が…

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和平交渉への影響は不透明、トランプ大統領のエルサレム首都承認

 トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都と認める宣言をした。イスラエル側は歓迎したが、パレスチナ側には怒りが広がっている。パレスチナの各地では、デモ隊とイスラエルの治安部隊が激しく衝突。和平交渉への影響をめ…

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イスラエル首相、試練の訪欧

“エルサレム首都”で応酬 仏大統領「入植凍結を」  フランスのマクロン大統領は10日、パリを訪れているイスラエルのネタニヤフ首相と大統領府(エリゼ宮)で会談し、トランプ米大統領がイスラエルのエルサレムを首都と承認した決定…

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パレスチナ各地でデモ、衝突も

エルサレム首都認定に抗議  パレスチナ各地で8日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに抗議するデモ隊がイスラエル治安部隊と衝突し、少なくともパレスチナ人2人が死亡。パレスチナ自治区ガザでは、イス…

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イラン、「シーア派の三日月地帯」完成か

イラク・シリアなどで影響力拡大  イランは、イラク国境からレバノン至る地域での影響力を確保し、中東での「シーア派の三日月地帯」をほぼ完成させた。これは、サウジアラビアを中心とするイスラム教スンニ派に対抗するためのイランの…

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