韓国・北朝鮮
「日本は沈む太陽」は早計
韓国紙セゲイルボ 韓国の中国偏重の外交に憂慮の声 韓国外交の中国偏重現象に対して憂慮する声が少なくない。中国偏重という言葉の中には米国との関係よりは、特に日本との悪化を内包している。 日本は「沈む太陽」であり、中国は…
ネット・メディアを正しく見る目が必要
韓国紙セゲイルボ メディアリテラシーは多様な媒体を理解できる能力であり、多様な形態のコンテンツに接して、それらが含む内容を分析しコミュニケーションできる能力だ。 テレビなど既存メディアでは「情報把握能力」だけが重要視…
うるう月
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 近く80歳を迎える母は今度の秋月(旧暦8月15日)も食事の準備を取り仕切った。嫁が3人もいるのに、名節(旧正月、秋月などの伝統的な祝日)の食事の準備はいつも母の役割だ。かなり前から…
「創造経済」で韓国版地方創生
朴大統領、大企業が縁故地で起業支援 先インフラ・後アイデアに懐疑論も 韓国の朴槿恵大統領はこのほど、自らの主要公約の一つである「創造経済の活性化」で成果を上げるため、大企業が全国の縁故地でベンチャー企業などを支援すると…
北朝鮮の国旗はご法度!
地球だより 今週から韓国・仁川で始まるアジア大会に参加する北朝鮮の国旗「人共旗(朝鮮民主主義人民共和国国旗の略)」が、ちょっとした議論の的になっている。ある競技場前の道路に他国の国旗と並んで掲揚されていた人共旗が、これ…
北朝鮮の外交は日朝改善を至上目標に
北朝鮮の朝鮮労働党国際問題担当の姜錫柱(カン・ソクチュ)書記がドイツ、ベルギー、スイス、イタリアの欧州4カ国訪問を終えた。 韓国の聯合ニュースが16日、米国海外放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の情報として報じたと…
再会申請の離散家族45%死亡
韓国紙セゲイルボ 政治に翻弄され度々中断 南北離散家族統合システムによれば、北朝鮮にいる家族との再会を申請した韓国側の離散家族は約12万9000人。この中、既に申請者の45%の約5万7700人が亡くなり、生存者はわずか…
北朝鮮の人権問題改善履行体制を急げ
韓国紙セゲイルボ 昨年、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)は北の人権実態に関し、広範囲な現場調査を実施した。今年3月、国連人権理事会で北朝鮮人権決議が採択され、関連した勧告が発表された。 発表当時、韓国メディアも主要…
法案は凶作なのに…
韓国紙セゲイルボ 誠がこもった贈り物は威力がある。与える側と受ける側の双方を喜ばせ、義理と情がいっそう厚くなる。修道女の李海仁さんは「贈り物の幸せ」という著作で「贈り物を準備する過程が私にとっては一つの祈祷(きとう)で…
韓国で「イクメン」急増中
「男は外、女は家」は古い? 妻の社会進出で夫が育児 女性の社会進出が著しい近年の韓国で、育児に積極的に関わる父親が増えている。儒教精神が浸透するこの国のかつての父親像からは想像しにくいが、育児を楽しむパパたちも少なくな…
一層無口となった北朝鮮外交官たち
ウィーン市14区の北朝鮮大使館で4日午後、第66回建国記念日の祝賀会が開催された。建国記念日は今月9日だが、海外の北朝鮮大使館ではその数日前にゲストを招いて祝賀会を開催するのが通例となっている。特に、8日から国際原子力…
急膨張する“チャイナパワー”、韓国市場での影響力が増大
韓国紙セゲイルボ 韓国経済で“チャイナパワー”が急膨張している。人と金が雪崩のように入ってきて、韓国市場での影響力が急激に大きくなっている。急増する中国人観光客に化粧品、ホテル株価が高騰し、デパートは彼らに合わせて、秋…
韓国教師の北朝鮮称賛、教育界の深刻な左翼偏向
生徒の通報で社会問題化 日本では学校や教師を悩ます「モンスターペアレント」がいるが、韓国にも同じような「モンペ」は存在する。苛烈な大学進学競争があるため、教育への注目度が高く、勢い要求も強くなるからだ。 だが、進学や…
「従北」に甘い韓国社会
「歴史」清算論絡んで民主化/保守派に「親日」攻撃続く 「従北」とは韓国で北朝鮮を擁護したり、時には北朝鮮の意向に沿って韓国内で積極的に行動する勢力をいう。 これに対して、「親日」とは日本植民地時代に日本統治に従い、当…
北朝鮮の核問題解決法案で国民の不安感払拭を
韓国紙セゲイルボ これまで北朝鮮の核保有は3種類の危険をもたらすと分析されてきた。まず核物質と施設の移転問題だ。2007年にイスラエルはシリア内にある核施設を爆撃した。同施設は北朝鮮の支援で建設された事実が明らかになっ…
国民の殺生簿
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「首陽大君(スヤンテグン)(後の朝鮮第7代王・世祖)は兵士を3重に立て3重の門を造った。殺生簿を作った韓明澮は門の内側に座った。大臣たちが最初の門に入ってくると従う下人たちを引き離…
日韓関係悪化「韓国の失敗」
韓国統一外交めぐり元政府高官ら苦言 韓国は朴槿恵政権発足以降、何かと韓半島統一に意欲を見せているが、大きなカギを握る周辺国との関係をどう進めるのか、当事者たる韓国の“知恵”が問われている。このほどソウルで開かれた国際学…
「人生変えませんか」
地球だより 先日、知り合いの韓国人に誘われ、米国企業がこちらで展開するマルチ商法(連鎖販売取引、ネットワークビジネス)の説明会に参加した。以前から韓国ではこの手の商法が盛んな半面、失敗するケースも多かった。何度も誘って…
オランダ国王の訪韓と「慰安婦」問題
取り越し苦労と言われればそうかもしれないが、やはり懸念する。韓国聯合ニュースが先月30日、「オランダのアレクサンダー国王が11月、訪韓する」と報じた記事を読んだ時だ。アレクサンダー国王が韓国の朴槿恵大統領と会談する時、…
どう動く北朝鮮―日米韓中の思惑 拓殖大学客員研究員 高 永喆氏
日米韓離間工作に騙されるな 本紙のコラム「半島NOW」の執筆者である高永喆拓殖大学客員研究員はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の第156回定期講演会で「どう…
ローマ法王訪韓と映画「鳴梁」
韓国紙セゲイルボ 国家の危機を前に党派争い セウォル号特別法の国会通過は五里霧中にあり、巻き添えを食っている民生法案の審議も止まったままだ。 その渦中にフランシスコ法王が韓国を訪問した。光化門で開かれた殉教者124位…
ネットでの“中2病” 匿名性が無法性増幅
韓国紙セゲイルボ 韓国教育開発院は先週、小中高生約4万人を対象に行った「小中高生の性格水準調査」を発表した。同調査によれば、韓国の生徒は性格徳性10種類の中で「誠実」と「自己調節」で点数が低かった。 自己調節は自身の…
OBたちの国家代表
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 野球の若き有望株たちが大事を成し遂げた。29年ぶりにリトルリーグ(少年野球)のワールドシリーズで優勝したのだ。12歳以下のソウル市代表による韓国代表が今月25日に行われたワールドシ…