欧州 rss

独新大統領にシュタインマイヤー前外相

「国民に勇気を」貢献誓う  ドイツのシュタインマイヤー前外相(61)は12日、連邦会議で予想通り、圧倒的な支持を受けて新大統領に選出された。同氏は選出直後の演説で「ドイツ国民に勇気を与える大統領となっていきたい」と述べる…

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音楽の都でテロ計画

地球だより  世界の耳目がワシントンの連邦議会議事堂で20日に開催されたドナルド・トランプ新米大統領の就任式に集まっていた時、音楽の都ウィーンで、速報が流れた。18歳のアルバニア出身のオーストリア人が地下鉄で爆弾テロを計…

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存在感増す右派ルペン氏

先行き見えない仏次期大統領選 中道右派フィヨン氏に架空雇用疑惑  今春に大統領選を控えるフランスでは、昨年暮れの中道右派の予備選で正式統一候補に選ばれたフランソワ・フィヨン元仏首相の妻の架空雇用疑惑が持ち上がり、大統領選…

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左派の理念にうんざり

地球だより  フランスでは今春の大統領選に向け、昨年暮れ、最大野党の中道右派・共和党の予備選を実施したのに続き、1月には与党社会党など左派の予備選が行われる。だが、左派の予備選への関心は、高くない。  パリ市役所に勤める…

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安倍外交に注目する欧州メディア

願われる積極的情報発信  日本は米中両国に次ぐ世界第3の経済大国であり、欧州でも日本の経済活動や政府の経済政策については報じられてきたが、日本の外交政策が欧州国民の目に留まる機会はこれまで少なかった。ところが安倍晋三首相…

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力の3人組の横で、欧州は選挙の年を迎える

 年末の欧州。テロ警戒の緊張感とともに、欧州政治への危機感が広がる。トランプ米次期大統領、プーチン・ロシア大統領、習近平・中国主席の「3人組」の力の支配の横で、欧州連合(EU)が壊れてしまうのでは…という危機感だ。  「…

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地元産に限る野菜、果物

地球だより  週末にはスーパーに足を運ぶ。肉類を避けて新鮮な野菜、果物を中心に買うが、野菜や果物ではイタリア産やスペイン産が多いことに気がついた。  見た感じではスペイン産の果物が新鮮に見えるが、食べてみるともうひとつ、…

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核政策で選択迫られるドイツ

日本大学名誉教授 小林 宏晨 抑止力強化求める中欧 国連は禁止条約採択目指す  東西対決(冷戦)の終焉(しゅうえん)以降の十数年、国際共同体(国連)は、核兵器の役割評価において現在ほど分裂していなかった。現在国連では、核…

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曲がり角にあえぐ仏政治

次期大統領選、既存大政党離れ加速  高い失業率と治安問題に苦しむフランスは、史上最低の支持率を更新する左派のオランド大統領への失望感だけでなく、中道右派のサルコジ前政権への失望感も消えていない。そのため、既存政党離れが加…

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どこへゆくEU離脱の英国

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 交渉難航、経済的損失も 選択迫られる在英日本企業  英国の欧州連合(EU)からの離脱(Brexit)は、日本では対岸の火事のように思われがちであり、本年6月23日の国民投票の際に…

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ウズベキスタンへの知的支援

慶應義塾大学特別招聘教授 柏木 茂雄 高まる日本への期待 財政金融分野で人材育成  米国のトランプ次期大統領による外交政策は米国とロシアのバランスを変化させ、世界中に地政学的影響を及ぼす可能性がある。特に9月初めにカリモ…

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変化をもたらす指導者

地球だより  フランスは来春の大統領選挙に向け、政治への関心が高まっている。英国が欧州連合(EU)からの離脱を決めた今、フランスは今後どうするべきなのか、否が応にも政治への関心が高まらざるを得ない状況だ。  大手不動産開…

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スイス国民投票で否決、「脱原発」予想外の減速

 スイスで11月27日、脱原発時期を早める提案の是非を問う国民投票が実施され、反対54・2%で否決された。今回は野党「緑の党」などが原発設備の老朽化による事故を防止するため運転期間を一律45年とするように提案した。同案は…

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「芸術は前進だ」

UKロックの新星 シンガーソングライター ジェイク・バグと会見  英国のシンガーソングライター、ジェイク・バグ(Jake Bugg、22)のコンサートが15日夜、ウィーン市内で開かれた。それに先立ち、サウンドチェック前の…

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米大統領選の再現なるか

地球だより  オーストリアで来月4日、大統領選が実施される。5月22日の決選投票のやり直し選挙だ。「緑の党」元党首アレキサンダー・バン・デ・ベレン氏(72)と、極右政党「自由党」議員で国民議会第3議長を務めるノルベルト・…

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トランプ旋風、切り札に? 仏次期大統領に影響

右派政党を後押し EU離脱や移民排除に共通点  米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が巻き起こした旋風が、来春に予定される仏大統領選挙へも少なからず影響を与えている。既得権益を持つ政治的エリートへの嫌悪や移民締め出し…

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夢を捨てきれない難民

地球だより  フランス北部英仏海峡に面したカレーは、海を隔てた英国に最も近い街として、ユーロトンネルのフランス側入り口に位置する。そのカレーに英国を目指して集結した約6000人の移民・難民たちが住むキャンプ(通称ジャング…

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ハンガリー動乱から60周年 国境閉鎖、「自由」を問う

冷戦時代、旧東独国民の亡命支援  ハンガリーは23日、「ハンガリー動乱」が勃発して60周年を迎え、国内でさまざまな記念行事が行われた。この民衆蜂起は圧倒的な軍事力を持つソ連軍によって鎮圧された。その後、同国の民主化は19…

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さらなる民主化推進への道

寄稿 在日本ウズベキスタン共和国特命全権大使 ファルフ・トゥルスノフ 12月4日大統領選挙を実施  ウズベキスタンは、独立以降、法治国家、民主主義国家、市民社会を築いてきました。また、国や社会の営みに関わるすべての分野に…

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創刊60年の歴史に幕

地球だより  懐かしい名が消えていく。ハンガリー最大の左派系日刊紙「ネープサバチャーグ(人民の自由)」が8日、発行を停止した。1956年に発行された同紙は同国旧ハンガリー社会労働党(共産党)政権時代の機関紙だった。民主化…

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IS、未成年の勧誘加速

テロ計画関与の逮捕相次ぐ  過激派組織「イスラム国」(IS)のシリアやイラクの戦闘に最も多くの欧州国籍者を送り込んでいるフランスで、テロ計画に関与する未成年者が次々と逮捕されている。社会的疎外感を持つアラブ移民系の未成年…

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英国は80年代を再現できるか

平成国際大学教授 浅野 和生 女性首相選び保守党結束 労働党は左派党首再任で混乱  9月24日、イギリス労働党は、党大会でジェレミー・コービン党首の続投を発表した。これによって、労働党は波乱の時期を迎えることになった。 …

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ウズベクで遭遇した事件

歴史家 金子 民雄 静か過ぎた独立記念日 大統領危篤で空港に足止め  ひとはみなそれぞれ独自の個性を持っているので、同じような人生を歩んでいても、みないろいろな体験をするようだ。中には妙な事件に巻き込まれることもある。私…

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