連載
日本に関心ない文大統領 /元駐韓大使 武藤正敏氏
日韓打開 私はこう考える 【関連記事】日韓両国民は客観的な視点を 元駐韓大使 武藤正敏氏(下) 元駐韓大使 武藤正敏氏(上) 関係改善の糸口を見いだせずに冷え込んだままの日韓。今後の見通しを、長年、韓国との外交に携わっ…
分水嶺の来年総選挙、朴氏釈放に保守分裂の思惑
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(7) ソウル中心部の光化門広場。左派市政の行政代執行により、ここで幾つもの大型テントの設置と撤去を繰り返しながら朴槿恵前大統領の無罪釈放を訴えている政党がある。ウリ共和党。国政介入事…
「親日」論戦エスカレート、レッテル貼りに保守派警戒
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(6) 日韓関係悪化に伴い、韓国内では今後も日本に強硬路線で対抗すべきだという政権・与党と、政権側にも問題があるとして日本の立場に一定の理解を示す保守派が対立し、双方が激しい論戦を繰り…
青瓦台が仕掛ける反日、日本理解者を「土着倭寇」
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(5) 最近、韓国でわずかでも日本に理解を示す者を「土着倭寇」と呼ぶようになった。倭寇とは13世紀から16世紀にかけて朝鮮半島や中国大陸の沿岸地域で私貿易を行っていた武装した日本人商人…
フッ化水素はどこへ行った、話が通じなくなっている日韓
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(4) 日本の戦略物資の対韓輸出規制見直しに韓国は強く反発している。日本が「安全保障上の理由」だと説明しても、韓国は頭から大法院(最高裁)の戦時朝鮮人労働者(いわゆる「徴用工」)判決に…
米朝会談直後の“経済報復” 「平和を妨害」と決めつけ
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(3) 先月末、訪韓したトランプ米大統領は南北軍事境界線上にある板門店で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と3回目の首脳会談を行った。韓国のテレビ各局は急遽(きゅうきょ)特番体制を組み会談…
文在寅政権中枢に金日成信奉者
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(2) 元学生運動家 聞く耳持たず 「顔の雰囲気と言い、強い口調と言い、君はあの林秀卿によく似ている」 1988年、韓国南西部の全羅道にある大学に入学した朴鍾愛さんは学生運動の先輩た…
令和参院選 兵庫、与党2へ公・維・立が混戦
令和参院選 注目区を行く(7) 2016年参院選で、改選数が3に増えた兵庫選挙区で24年ぶりに議席を得た公明。今回も「最重点区」と位置付け、てこ入れを図る。日本維新の会や立憲民主も交えた混戦が展開される中、組織票の奪い…
文政権下「敵が消えた気分」 ボクシング元世界王者の嘆き
何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路(1) 北朝鮮に対し過度な融和路線を進め、日韓歴史問題で両国合意を事実上反故(ほご)にする韓国の文在寅政権は国内外から不審の目を向けられている。なぜそうした政策を続けるのか。韓国はどこ…
令和参院選 静岡 榛葉、徳川との決戦熾烈
令和参院選 注目区を行く(6) 「今度の選挙、全く読めない」と、各候補の選挙事務所が異口同音に話す。 これまで自民と民主系が改選2議席を分け合い、“無風区”と呼ばれていた静岡だが、国民現職の榛葉賀津也に対し、立憲から…
令和参院選 東京、当選圏へ与野党混戦続く
令和参院選 注目区を行く(5) 東京では、連日の雨空の下、与野党入り乱れて熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられている。 改選議席が1増えて6となったが、自民2、立憲2を含む20人が立候補。2013年の前回選挙で上位を占…
令和参院選 沖縄、若者浮動票狙い自民追撃
令和参院選 注目区を行くる(4) 「今、イデオロギー闘争で選挙をやっているのはこの沖縄県だけ。県民分断も平成で終わりだ」 自民新人で実業家・元日本青年会議所会頭の安里繁信は地元浦添市での出陣式で、推薦を受ける公明の金…
令和参院選 埼玉、1増めぐり共・国 勢いに差
令和参院選 注目区を行く(3) 改選議席が3から4に増えた埼玉。自民・古川俊治、公明・矢倉克夫、立憲民主・熊谷裕人の3人が優位に戦いを進める。 なかでも古川は、前回2013年の選挙が100万票を獲得する独壇場だっただ…
令和参院選 新潟、“落下傘”と“忖度”の激戦
令和参院選 注目区を行く(2) 「相手候補は、当選するためだけに新潟にやって来た人だ」 公示日の翌日、新潟市中心部のショッピングモールに安倍晋三首相の声が響いた。首相の隣で厳しい表情を浮かべるのは自民の現職、塚田一郎…
令和参院選 大阪、残り1議席争う立・維・共
令和参院選 注目区を行く(1) 「梅村さんの熱い思い、伝わったで!」 気温が30度近くまで上昇し強い日差しが照り付けた7日正午、堺市堺区の堺東駅前で行われた維新の新人・梅村みずほの街頭演説会では活気にあふれた声援が飛…
海洋プラごみ対策、途上国も参加の枠組み提案へ
大阪G20サミット焦点(下) 「問題の解決には、世界全体での取り組みが不可欠。世界全体で目指すべきビジョンを共有しながら、その実現に向けて、各国が実効性のある具体的な対策を実行に移していくことが求められる」 大阪G2…
米中貿易摩擦の行方、一時的な「休戦」で合意か
大阪G20サミット焦点(中) 大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議は、各国首脳が一堂に会して議論を交わす「内側」の会議よりも、主会場の「外側」で繰り広げられる2国間の首脳会談の行方に注目が集まっている。そ…
大阪G20サミット 首相は指導力を発揮できるか
大阪G20サミット焦点(上) 日本らしい運営 日本が初の議長国を務める20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が28、29の両日、大阪市で開かれる。米中露はじめ主要国の首脳が一堂に会する中、安倍晋三首相が議長として指導…
日本は手続きと広報に努めよ
麗澤大学客員教授 西岡力氏(下) 文在寅政府は日韓基本条約だけでなく、さかのぼって日韓併合条約まで見直そうとしているように感じるが。 今回の判決は「併合条約は非合法的なものであった。だから無効だ」という論理に立っている…
外務省、韓国の変化に対応せず
日韓打開 私はこう考える 麗澤大学客員教授 西岡力氏(中) 韓国の変化は十分予測できたはずだが、外務省はじめ日本側は何の対応策もしなかったのか? そこがやはり2番目の問題だ。もちろん日韓関係が悪くなったのは韓国側がおか…
以前とは違う“革命”韓国
日韓打開 私はこう考える 麗澤大学客員教授 西岡 力氏(上) 国交正常化以降最悪となった日韓関係の出口が見えない。悪化の原因と解決の見通しを現代朝鮮問題研究の第一人者・西岡力麗澤大学客員教授に聞いた。(聞き手=編集委員…
首都圏に近く、豊かな自然 長野市
地方創生・少子化対策 首長は挑む 長野市長 加藤久雄氏 善光寺などの観光地として知られる町、長野県長野市。日本アルプスの見える自然豊かな地域でもあるが、全国の地方自治体と同じく人口減少・高齢社会の悩みを抱えている。ここ…
日韓打開、国家間合意は国内判断に優先
日韓打開 私はこう考える 韓国世宗研究所日本研究センター長・陳 昌洙氏 戦後最悪とまでいわれる日韓関係。関係打開への方策を内外の人々に聞く。 泥沼化している元徴用工訴訟の問題では、個人請求権も最終的に解決されたとする1…