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対韓関係進展の裏にある中国の思惑
韓国紙セゲイルボ 米との対立で切実な“仲間探し” 最近、韓中関係が2017年のTHAAD(高高度防衛)ミサイル配備をめぐる対立以後の上昇傾向にある。私席で会ったある中国人教授は、「THAAD当時と比べて非常に進展した」…
「爆発の原因は怠慢」 レバノン、デモ暴徒化
高まる政府への不信感 大規模爆発で多数の死傷者が出たベイルートでは連日、市民数千人が爆発の原因は政府の怠慢にあるとして、大規模な反政府デモを続けている。8日にはデモ隊の一部が暴徒と化し治安部隊と衝突。数十人が外務省や政…
コロナで例年の半数以下-御巣鷹慰霊登山
1985年の日航ジャンボ機墜落事故から35年を迎えた12日、墜落現場の群馬県上野村の御巣鷹の尾根では朝から遺族らが尾根に広がるそれぞれの墓標を訪れ、犠牲者に手を合わせた。 日航によると、昼頃までに登山したのは新型コロナ…
レバノン 爆発事故で内閣総辞職
怠慢、腐敗に批判 デモ収まらず レバノンのディアブ首相は10日、内閣総辞職を発表した。 アウン大統領はこれを承認し、ディアブ氏に対して新内閣発足までの間、暫定政権を率いるよう指示した。レバノンの国営通信(NNA)が同日…
両陛下、国連事務次長と面会
核軍縮の安保環境聞かれる 天皇、皇后両陛下は11日、お住まいの赤坂御所に国連の中満泉軍縮担当上級代表(事務次長)を招き、核軍縮をめぐる国際安全保障環境の現状について話を聞かれた。 中満氏は核軍縮に関し、世界の安全保障…
韓国・文政権 不動産高騰に右往左往
3年で1・5倍、対策空回り 韓国で不動産価格が高騰し続け、文在寅政権がその対応に右往左往している。政府は価格抑制策を矢継ぎ早に打ち出したが「連戦連敗」(韓国メディア)。政権支持率が急落し、青瓦台(大統領府)の主要幹部が…
中国に共産主義体制変革促す米政権
平成国際大学教授 浅野 和生 「超限戦」真っ只中の米中 周到だった一連の米閣僚演説 トランプ米政権の対中国政策の発表は、実に周到だった。 5月28日に中国の全国人民代表大会が、香港「一国二制度」の弔鐘を鳴らす「国家安…
米、TikTok国内使用禁止か
NEWSクローズ・アップ トランプ政権 中国共産党の情報工作懸念 中国のバイトダンス社が開発運営する短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米国のトランプ政権が強い警戒感を示している。トランプ大統…
ブリや牡蛎などの資源を活用、地域活性化に貢献
北海道函館水産高校の生徒の取り組みに注目が集まる 地元の資源を活用し、地域の活性化に一役買う北海道函館水産高校(北斗市、生徒数457人)の取り組みが注目を集めている。道南の函館を近隣とする町村は漁業が盛ん。近年、名産品…
文科省の高校普通科再編案に苦言
NPO法人修学院院長 久保田 信之 上意下達という常套手段 特権意識なくならぬ文部官僚 文部科学省が、高校生の7割が在籍する高校普通科を再編し、文系・理系などの枠組みを超えた「学際融合学科(仮称)」と、地域社会の課題解…
レバノン爆発事故 「政府に金を渡すな」
市民が仏大統領に懇願 フランスのマクロン大統領が6日、大規模爆発で壊滅的被害を受けたレバノンの首都ベイルートを視察した。爆発後、外国からの首脳訪問は初めて。マクロン氏は被害現場で歓迎を受けるとともに、レバノン政府に対す…
撃沈された第38号哨戒艇の艇長 高田 又男
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(5) 夢枕に立ち「部下を日本に帰せず悔しい」 漁民有志が軍艦模型を奉納、砲塔が回り軍艦マーチ流れる 台湾南部の高雄市は、世界有数のコンテナ港を有し、西は台湾海峡に面しており、南はバシ…
音楽は命の恩人
みんなを応援し励ます歌を 盲目のシンガーソングライター 板橋かずゆき氏に聞く 盲目ながら、シンガー・ソングライターとして活躍する板橋かずゆきさん。「みんなの心に響く、誰かを応援する歌を作っていきたい」と話す。音楽の道に…
新型コロナ 比政府が首都圏で再ロックダウン
医療現場の直訴で方針転換 新型コロナウイルス対策に伴う経済制限の緩和に向けて、本格的に動き出したフィリピン政府が一夜にして方針を転換。再び厳しいロックダウン(都市封鎖)を決断し、国民に困惑が広がっている。医療従事者グル…
首都に非常事態宣言 レバノン 港湾管理者を自宅軟禁
米報道 爆発原料はロシア船から レバノン政府は5日、首都ベイルート港湾地区の倉庫で4日に発生した大規模な爆発を受け、首都の治安維持を軍が担う2週間の非常事態を宣言した。また、爆発のあった港湾地区の倉庫の安全などを管理す…
加速するブラジルの森林破壊
阻止に動く欧州金融機関 企業への投資見直しも 地球温暖化の抑制に重大な役割を果たしているアマゾン熱帯雨林を中心としたブラジルの森林。だが、近年は記録的な森林火災により、森林破壊が加速している。こうした中、欧州の金融機関…
多様多層的な中国経済スパイ
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 あらゆる製造業を標的に 大学院生や研究者も工作員 次世代通信規格「5G」を含む次世代テクノロジーや、新型コロナウイルス感染症のワクチン研究関連の情報、知的財産の窃盗を…
日本も検証し戦略的対応を
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(4) 「自由世界が変わらなければ、共産主義中国は確実にわれわれを変える。中国共産党から自由を守ることは、われわれの時代の使命だ」 ポンペオ米国務長官の演説は、世界の自由主義…
レバノンで爆発 100人超死亡
4000人負傷 化学物質引火か レバノンの首都ベイルートの港湾地区で4日、大規模な爆発が連続して起き、少なくとも100人が死亡、4000人以上が負傷した。倉庫に保管されていた硝酸アンモニウムに引火した可能性が指摘されて…
米民間宇宙船 有人宇宙新時代の幕開けだ
米宇宙企業「スペースX」の開発した有人宇宙船「クルードラゴン」が約2カ月間の任務を終え、無事帰還した。民間開発による初の本格的有人宇宙船の任務成功である。 有人宇宙の新時代の幕開けに喝采を送るとともに、これを切り開い…
長期戦を見据える習政権
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(3) ポンペオ米国務長官が演説した先月23日は、中国共産党が1921年に第1回党大会を開いた記念日だった。共産党設立100周年を迎える来年、大々的に祝おうとしている習近平政権…
沖縄戦記『鉄の暴風』、慶良間諸島の記述は嘘
終戦から75年 沖縄戦の真実を語る(上) 今年は終戦から75年。戦争の生き残りや当時を知る証言者が少なくなり、歴史の風化も懸念される。中でも、沖縄戦については、沖縄の復帰前後から自虐的な論調が目立ち、軍の命令による集団…
反政権デモで揺れるロシア極東
中国国境近くにある人口約60万のロシア極東の都市ハバロフスクと言えば、ソ連時代の閉鎖都市で軍港だったウラジオストクと並んで、歴史的にも日本と深い関係がある。帝政ロシア時代、約600人の日本人居留民が同地に滞在するなど日…