写真
極超音速弾 高まる脅威への対処を急げ
ロシアが今月、原子力潜水艦から極超音速ミサイル「ツィルコン」を水中発射する実験に初めて成功した。 極超音速兵器は、現行のシステムでは探知や迎撃が困難とされる。高まる脅威への対処を急ぐべきだ。 周辺各国が開発競う 実…
「日本人として死にたい」―台湾人99歳元軍属が訴え
日本国籍確認訴訟 日本統治下の台湾で生まれ育ちながら、戦後に日本国籍を喪失したのは不当として、台湾人の男性3人が日本国籍を有していることを日本政府に確認を求めた訴訟は12日、東京地裁で口頭弁論が開かれた。原告の一人、楊…
必要は発明の母
今夏発覚した三菱電機の一連の検査不正問題について、外部の調査委員会が報告書をまとめ、「手続きを軽視し、安易に検査手法を変更していた」と結論付けた。 同社はわが国の代表的メーカーの一つだ。会長を辞任した柵山正樹氏は、不正が…
岸田内閣発足 日韓改善なお韓国次第
顧みぬ文政権の反日 元挺身隊訴訟 「半年内の現金化」案浮上 票にならず様子見も 2011年12月17日に北朝鮮の金正日総書記が死去し、三男・正恩氏が最高指導者の地位を後継してから間もなく10年となる。大方の予想を覆し、…
各党代表質問 台湾重視だが矛盾隠せぬ立民
衆院本会議で岸田文雄首相の初の所信表明に対する各党代表質問が始まり、立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の甘利明幹事長らが質問に立った。14日の衆院解散を前に今国会では最初で最後の論戦であり、選挙遊説を先行したような国民へ…
人間国宝の柳家小三治さん
落語家で人間国宝(重要無形文化財)の柳家小三治さんが亡くなった。81歳だった。リウマチ、糖尿病に加え、2017年には変形性頸椎症(へんけいせいけいついしょう)の大手術を受けるなど、体は決して丈夫でなかったが、病躯(びょう…
【動画】北が南に「反日指令」韓国の過激地下組織に
韓国で北朝鮮の指令を受けて反日活動をしていた組織が摘発された。韓国社会の反日感情を利用し、「日米韓同盟の破綻を図れ」として、日韓だけでなく日米関係も離間させようとしていた。彼らが引き入れた人員は60人に及び、中には社会…
「日本ではスパイ合法」スパイ防止法制定を訴え・東京
中国などへの情報流出を阻止するため、スパイ防止法の早期制定を求める集会(主催・英霊の名誉を守り顕彰する会)が10日、東京都千代田区の星陵会館で開かれた。4人の講師が登壇し、スパイ活動に対し脆弱な日本の状況やスパイ防止法…
中国政府 新児童発展綱要から「言語尊重」表記を削除
少数民族同化 深刻化の恐れ 中国の国務院(内閣に相当)が新たに発表した教育に関する綱要で、少数民族の子供が民族の言語で学ぶ権利を「尊重・保障する」といった従来の表現が削除されていたことが、このほど分かった。中国政府が少…
【中華民国双十節】台日の友好関係 次の100年も発展へ
台北駐日経済文化代表処代表 謝 長廷 中華民国は今年、建国110周年を迎えます。辛亥革命以来、百年以上にわたる人々の努力により、台湾の民主主義制度は定着し、世界の民主主義陣営の一員として、インド太平洋地域の平和と安定、…
北京五輪参加なら韓国に影響 -高麗大学 統一外交学部教授 南成旭氏
金正恩統治10年-私はこう見る(4) 長寿の家系、専門研究所も 国家情報院傘下の国家安保戦略研究院で院長をしていた頃、私は金正恩氏が後継者になったのを見ながら権力継承に大きな問題はないと判断していた。スイス留学時代の生…
ノーベル文学賞の受賞者
このほど発表されたノーベル文学賞の受賞者は、残念ながら有力候補の村上春樹氏ではなく、タンザニアのアブドゥルラザク・グルナ氏だった。 毎年この時期になると、今回こそはという報道がなされる。その意味で、今年ばかりは静かな反応…
ノーベル平和賞 強権から報道の自由守れ
今年のノーベル平和賞は、フィリピンのジャーナリストのマリア・レッサ氏とロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」編集長のドミトリー・ムラトフ氏の受賞が決まった。強権的な政権と闘ってきた両氏が評価された背景には、世界的に独裁…
岸田首相所信表明 政策の実現へ覚悟を示せ
岸田文雄首相が内閣発足後初の所信表明演説を行った。内閣の基本姿勢や重要課題について見解を示すのが目的だが、対話重視の「岸田カラー」を打ち出したものの、それを立案し実現につなげられるのかについては疑問符が付いたままだ。 …
新渡戸稲造と『武士道』
5千円札の肖像で馴染(なじ)み深かった新渡戸稲造には『武士道』の名著がある。1899年にニューヨークで発刊され、ジョン・F・ケネディらに愛読された。 新渡戸が執筆を思い立ったのは、ベルギーの法学者ド・ラブレーとの会話から…
米軍 台湾に軍事訓練 中国の脅威に対応
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、米軍の特殊作戦部隊と海兵隊が秘密裏に台湾で軍事訓練を施していると報じた。中国による台湾侵攻への懸念に対応するためで、米軍は少なくとも1年間、台湾で活動しているという…
生活向上への期待しぼむ -2019年脱北 韓国入国 ハ・ユル氏
金正恩統治10年-私はこう見る(3) 18年から市場が不景気に 金正恩氏が後継者として登場した時、私はまだ学生だったが、無邪気にも「どうしてあんなに太っているんだろう」と内心思ったものだ。大人たちの話を聞いていたら、「…
時事ネタや伝承で方言劇
今の世代で方言は消える 三種町方言劇同好会会長 近藤 正紀氏に聞く 秋田県北西部の三種町(みたねちょう)で各種イベントの幕間(まくあい)に方言劇を披露しているのが三種町方言劇同好会会長の近藤正紀氏だ。時事ネタや地域に伝…
トヨタ不正車検 手抜きで安全を軽んじるな
トヨタ自動車の系列販売店で不正車検が蔓延(まんえん)していた。最も優先すべき安全確保をおろそかにすることは許されない。 検査スピードを優先 この問題をめぐっては、高級車を扱う「レクサス高輪」(東京都港区)で6月に不…
台湾海峡情勢、対岸の火事ではない
台湾海峡をめぐる情勢が緊張の度合いを高めている。1日から4日にかけ中国軍機計149機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、挑発・威嚇。台湾の邱国正国防部長は立法院(国会)で「2025年にも本格的な(台湾への)侵攻が可能…
フランス、台湾重視へ対中政策転換
NEWSクローズ・アップ オーカス側と関係模索か フランス上院議員4人が6日、台北を訪問し、7日には台湾総統府で蔡英文総統と会談した。予想されたことだが、仏上院議員団のリシャール元国防相によれば、中国から激しい抗議があ…
手腕は祖父・父より一枚上 -元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏
金正恩統治10年-私はこう見る(2) 米国との非核化交渉は誤算 青瓦台で大統領補佐官をしていた時に金正恩氏が後継者となったが、正恩氏についてあまり分からなかったため、正確な判断ができなかった。権力継承過程がスムーズにい…
【韓国紙】不安な次期大統領候補の安保識見
韓米同盟の離間謀る北 韓半島情勢が揺れ動いている。北朝鮮は休む間もなくミサイルを試射し、韓米同盟を離間させる策略を使っている。9月の1カ月間に長距離巡航ミサイル、列車から発射する弾道ミサイル、極超音速ミサイル“火星8型…