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以前とは違う“革命”韓国
日韓打開 私はこう考える 麗澤大学客員教授 西岡 力氏(上) 国交正常化以降最悪となった日韓関係の出口が見えない。悪化の原因と解決の見通しを現代朝鮮問題研究の第一人者・西岡力麗澤大学客員教授に聞いた。(聞き手=編集委員…
韓国・文政権、米中の狭間で「反中色」自制
米国と中国の覇権争いの狭間で韓国の文在寅政権が「反中国」と映ることに神経を尖らせている。米国の次世代通信規格「5G」のネットワーク建設や北朝鮮のミサイル攻撃を想定した迎撃ミサイル配備などをめぐり韓国は米中双方から圧力を…
「トランプ高原」と命名
イスラエル ゴラン高原に新入植地 イスラエル政府は16日、占領地ゴラン高原中部に建設する新たなユダヤ人入植地について、トランプ米大統領にちなみ「トランプ高原」と命名すると発表した。今年3月にゴラン高原のイスラエル主権を…
安保問題に進んだ米中角逐
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 内政課題に縛られる中国 求心力強化狙い台湾侵攻も 米中間の角逐激化は止どまるところを知らず、収束の目途は立っていない。米中角逐は貿易摩擦から端を発したが、米国の貿易赤字解消を越えて安全保障…
アルゼンチンとウルグアイ全土で停電
南米アルゼンチンからの報道によると、同国とウルグアイのほぼ全土で16日、大規模な停電が発生した。両国と国境を接するパラグアイやブラジルの一部でも停電が発生、4カ国でほぼ5000万人が影響を受けた。 停電が発生したのは…
両陛下、日本学士院授賞式に
即位後初の御出席 天皇、皇后両陛下は17日午前、東京・上野の日本学士院会館で日本学士院賞の第109回授賞式に出席された。天皇陛下の即位後、同賞の授賞式への御出席は初めて。 同賞は学術上特に優れた研究業績に贈られ、昨年…
最新SLBM実験、中国が米を「威嚇」
極超音速兵器を搭載か 中国は最新の長距離潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3(JL3)」の発射実験を行った。シャナハン米国防長官代行が前日にシンガポールの「アジア安全保障会議」で南シナ海での中国の活動を非難してお…
海ごみゼロへ情報発信、削減の優秀団体を表彰
日本財団と環境省がシンポ開催 日本財団と環境省は17日、海洋プラスチックごみ問題解決に取り組む企業・団体の活動や、現状の研究成果を紹介し情報発信する「海ごみゼロ国際シンポジウム」を都内で開催した。 シンポジウムでは、…
バイデン氏 中絶支援を一転支持
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 国民の大多数は反対 大統領選で不利に 民主党のカトリック教徒の政治家らは何十年もの間、個人的には中絶に反対するが、宗教的価値観を押し付けることはできないと中絶賛成を正当化してきた。これ…
先行き暗い金正恩体制
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 準備不足で米朝会談強行 失敗の責任、部下に押し付け 先月初旬、恒例としている年に数回ほどの「北朝鮮情報収集」と「北朝鮮グッズ収集」のためソウルに行った。定宿としている市内中心部にあるホ…
火災から2カ月、パリのノートルダム大聖堂で初のミサ
信仰の灯火は消えず フランス・パリのノートルダム大聖堂に壊滅的被害をもたらした火災から2カ月となる15日、大聖堂で火災後初のミサが執り行われた。建物は未(いま)だ不安定なため、司祭や信徒らはヘルメットを着用して参列した…
G20会合閉幕、エネルギー安保も言及
海洋プラ削減で国際枠組み 長野県軽井沢町で開かれていた20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合は16日、海洋プラスチックごみ削減に取り組む国際枠組みの創設、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の合意内容を…
ユダヤ系兵站の黄金時代
獨協大学教授 佐藤 唯行 17~18世紀に墺独で活躍 川船の大船団造り物資搬入も 兵站(へいたん)とは戦闘部隊のために軍需品の補給などを担当する軍の後方支援集団だ。兵站を軽んじた旧日本軍と異なり、欧州の軍隊は昔からそれ…
G20環境相会合、海洋プラ対策大筋合意
20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合が15日、長野県軽井沢町で開幕した。海洋プラスチックごみ流出防止へ各国が協調して取り組むための国際枠組み創設について大筋で合意した。 世耕弘成経済産業相は会合で、来…
両陛下、ウィーン少年合唱団公演に
上皇御夫妻の歌も 天皇、皇后両陛下は14日午後、東京都新宿区の東京オペラシティコンサートホールを訪れ、ウィーン少年合唱団の日本公演を鑑賞された。 曲目は古典や映画音楽など幅広く、上皇陛下が作った琉歌に上皇后陛下が曲を…
漂泊の俳人・尾崎放哉と西田天香
「路頭」生活にひかれた放哉 燈影学園長 相 大二郎氏に聞く 「咳をしても一人」で知られる漂泊の自由律俳人・尾崎放哉(本名・秀雄)の命日に当たる4月7日、終焉(しゅうえん)の地、香川県土庄町にある放哉ゆかりの小豆島霊場5…
ロシアで進む“プーチン独裁”
リベラル派、ウクライナ大統領選に失望 ウクライナでコメディアン出身のゼレンスキー大統領が誕生したことを受け、ロシアやウクライナのリベラル派などでは「スラブの国々(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ)に成熟した民主主義が実現…
特権化される「報道の自由」
世日クラブ 政治ジャーナリスト 安積明子氏が講演 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が13日、都内で開かれ、政治ジャーナリストの安積明子氏が「報道の自…
日本タンカー、ホルムズ海峡近くで砲撃受ける
乗組員らは無事 原油輸送の大動脈である、イランのホルムズ海峡近くで13日午前6時45分(日本時間午前11時45分)ごろ、日本の会社が運営する石油タンカーなど2隻が砲弾による攻撃を受けた。日本の経済産業省は、日本関係の貨…
地上ミサイルの「要塞」で中国を封じ込め
米シンクタンク、対中国で新戦略 占領の「既成事実化」阻止 米有力シンクタンク、戦略予算評価センター(CSBA)は先月下旬、中国が増強する「接近阻止・領域拒否」(A2AD)能力に対抗するため、米軍の新たな作戦構想を発表し…
米中の覇権争いに霞む「5G強国」
韓国紙セゲイルボ 火事場見物を決め込む韓国政府 米中貿易戦争が燎原の火のように広がりファーウェイに燃え移った。昨年、4192億㌦に達した米国の対中貿易赤字はもはや周辺話題だ。 「ファーウェイ封鎖」はどこまで広がるだろ…
「沖縄県民は先住民」撤回を
沖縄フォーラムの仲村理事長 国連の自由権規約委員会が2008年、日本政府に「琉球・沖縄の人々を先住民族と認めて、その権利を保護すべき」とした勧告が沖縄県民の人権を侵害するとして、日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長…
対台湾政策を変えたアメリカ
平成国際大学教授 浅野 和生 中国民主化の前提崩れる 「平和的話し合い」の神話放棄 外交は合理的な合意の積み重ねで成り立つものとは限らない。時には、相互に矛盾する合意をすることも、矛盾の上に関係を継続することも、外交テ…