オピニオン rss

ビル・ガーツ氏

米国防政策委 親中派委員らを解任

 米国防総省の有力諮問機関、国防政策委員会に親中派、オバマ前政権時の委員が数多くいることを以前、指摘したが、ようやく委員の入れ替えが行われ、数日内に新たな委員が任命される。  ミラー国防長官代行は、「委員らの退任に感謝し…

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香港民主派実刑、自由と民主否定する不当判決

 香港の裁判所が、昨年6月の違法集会を扇動した罪などに問われた民主活動家の黄之鋒氏に禁錮13月半、周庭氏に同10月、林朗彦氏に同7月の実刑判決を言い渡した。  「逃亡犯条例」改正に反対  3人は昨年6月、中国本土への容疑…

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地歩固めるミシュスチン露首相

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 メディア帝国構築に着手 閣僚人事で内閣掌握を強める  ミハイル・ウラジーミロビッチ・ミシュスチン。今、この名前の人物を覚えている人は少ないのではないか。今年1月16日に連邦税務局長官から…

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英国防費増額へ、国際的役割の拡大を期待

 ジョンソン英首相が国防費の大規模な増額を発表した。中国やロシアへの警戒感が強まっていることが背景にある。  国防費拡大は、軍事大国としての地位を維持する努力において米中に大きく後れを取っている英国の立場を変更する意思表…

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児童虐待、コロナ機に家庭の価値重視を

 2019年度に全国の児童相談所(児相)が対応した虐待相談件数(速報値)は、前年度比3万3942件(21・2%)増の19万3780件だった。1990年度の集計開始以来最多を更新し、前年度からの増加幅も過去最大となった。 …

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「憲法変遷」論適用すべき自衛隊

日本大学名誉教授 小林 宏晨 政府・議会が合憲と解釈 最高裁も明確に「無防備」否定  アメリカ大統領選挙が行われ、バイデン氏の勝利宣言が行われたが、トランプ氏の敗北宣言は11月30日時点でいまだ見られない。バイデン側では…

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ISS長期滞在、野口さんらの活躍に期待する

 日本人宇宙飛行士、野口聡一さんが3度目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に挑戦中である。来年春ごろに星出彰彦さん、2022年には若田光一さん、23年ごろに古川聡さんの長期滞在が決まっている。  ISSで日本は全体…

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米大統領選と我が国の防衛政策

元統幕議長 杉山 蕃 対中牽制の体制構築を 平和な海を守る努力怠るな  米大統領選は11月7日、バイデン候補の事実上の勝利宣言があり、米マスメディアは一斉に大統領交代の方向に流れているようであるが、トランプ陣営の法廷闘争…

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22日、米テネシー州ナッシュビルで開かれた大統領選の候補者討論会に臨んだトランプ大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)

米大統領選は終わっていない、「陰謀論」で済まない不正疑惑

特別編集委員 藤橋 進  今月3日に行われた米大統領選挙は、バイデン元副大統領が「勝利」宣言し、政権移行のプロセスが進んでいるかのように日米の大手メディアは報道しているが、バイデン氏の勝利は確定していないし、大統領選は終…

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「背水の陣」の賭け、連立が破綻すれば天下騒乱

 「一強」を誇示している自民党の力の源泉も、突き詰めると、20年にわたる公明党との連立にある。「尾っぽ」が頭を振り回すリスクはあるが、小さな政党が味な力を発揮する。それが連立の妙味である。自主憲法制定を党是とする自民党と…

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ミャンマー 日米は民主化を強く促せ

 上下両院(定数計664)の議席を争ったミャンマーの総選挙で、アウン・サン・スー・チー国家顧問の与党・国民民主連盟(NLD)が、改選476議席のうち396議席を獲得する地滑り的勝利を果たした。  スー・チー政権2期目へ …

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沖縄県民が抱くコンプレックス

沖縄大学教授 宮城 能彦 反日教育・メディアが影響 歴史・文化に誇り持てる授業を  私は日本人であることに誇りを持っている。1972年に沖縄が日本に復帰してほんとうに良かった。小学6年生だった。  ところが、日本復帰を否…

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辺野古移設 県は不毛な争いを繰り返すな

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、国土交通相が県による埋め立て承認撤回を取り消す裁決をしたのは違法だとして、県が裁決取り消しを求めた抗告訴訟で、那覇地裁は「裁判の対象にならない」として訴えを…

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地銀再編策 顧客への目配りが欠かせない

 独占禁止法に例外を設け、地方銀行などの統合を促す特例法が施行された。  特例法は地銀などについて、統合による収益改善が見込める上、貸出金利などの不当な引き上げが起きる恐れがない場合に限り、独禁法の適用除外とするものだ。…

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映画「鬼滅の刃」大ヒット コロナ禍で起きた珍事

《 記 者 の 視 点 》  10月16日公開の映画「劇場版『鬼滅の刃(やいば)』無限列車編」の快進撃で11月上旬には、日本映画歴代の興収(興行収入)のトップ5をアニメーション作品が占めることが確定した。  23日までに…

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コロナ禍で「顔」が大事に

顔は脳の看板 嘉祥流観相学会大導師 岡井 浄幸さんに聞く  新型コロナウイルス感染症の拡大防止をしながら暮らす「新しい生活」が求められ、ITを活用したリモートワークが広まる中、自分の「顔」に対する関心が高まっているという…

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トランプ法廷闘争は「聖戦」

インタビューfocus 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長 ロバート・D・エルドリッヂ氏  不正が疑われる事例が数多く出ている米大統領選をどう見るか。政治学者で元在沖縄米海兵隊政務外交部次長のロバート・D・エルドリッヂ氏に聞…

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Go To見直し 移動制限より基本徹底が重要

 新型コロナウイルスの感染「第3波」で、新規感染者や重症患者が急増している。政府は「Go To」事業の見直しを決め、東京都や大阪府などは飲食店の時短営業要請を決めた。未知のウイルスとの戦いであり、臨機応変の対応は当然だが…

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大統領選が鮮明にした米国の二極化

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 人種・教育レベルに相違点 経済状況や職業が対立要因に  2020年米大統領選挙の一番の驚きは、その接戦ぶりだった。選挙直前には共和党幹部ですら恐れた民主党の「青い…

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中国外相来日 尖閣で公船活動正当化は遺憾

 中国の王毅外相が来日し、茂木敏充外相との日中外相会談はじめわが国要人と会談した。中国・武漢市で発生した新型コロナウイルス感染の世界流行で各国同様にわが国も非常事態に見舞われ、東京五輪・パラリンピックが延期になるなど甚大…

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尖閣、人権… もっと中国を刺激しよう

 対中関係は、「できるだけ刺激しない」から「しっかり刺激する」外交へ転ずるべき時だろう。  第一に尖閣問題だ。菅首相も「日米同盟が基軸」だと強調する。米大統領選で勝利宣言したバイデン氏との初の電話会談で「尖閣は日米安保条…

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タブー破る米軍高官訪台 「深刻な中国の脅威を反映」

 米トランプ政権は、軍高官を台湾に初めて派遣、駆逐艦の台湾海峡通過など、中国への軍事的圧力を強化している。  米当局は、インド太平洋軍のスチュードマン情報部長(少将)が22日、台湾軍当局との情報共有のため台湾を訪問したこ…

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G20サミット 全世界にワクチンの恩恵を

 日米中など20カ国・地域(G20)は、テレビ会議形式で開いた首脳会議(サミット)で首脳宣言を採択した。  宣言は、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の安価で公平な分配を確約した。全世界にワクチンを早急に行き渡らせるよ…

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