コラム rss

きょうは令和3日目。改元を期に、新元号の…

 きょうは令和3日目。改元を期に、新元号の典拠となった「万葉集」への関心が高くなった。万葉集を前期と後期に分けた場合、前期の方が評価が高い点では大方の見解が共通する。  前期の代表者が柿本人麻呂だ。「大君は神にしませば天…

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宅配ドライバーの年俸

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昨年4月、首都圏の一部新築アパート(マンション)を中心に宅配車両の団地進入を禁止して、パワハラ論争が起こった。住民たちは団地内で遊ぶ子供たちの安全問題を理由に掲げた。このため、宅配…

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建設が進む「新首都」

地球だより  首都カイロの人口過密に伴う、交通渋滞の緩和などを目的に、首都から東方45~50㌔地点に建設が始まっている 「新首都」に行ってみた。  高速道路を走行中の車窓から、砂漠の中に忽然(こつぜん)と姿を現したのは住…

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福島県の猪苗代町に野口英世記念館がある…

 福島県の猪苗代町に野口英世記念館がある。2015年に展示館を一新して、いっそう子供たちに親しまれる記念館となった。新しくできたのは、細菌の世界をパネルや映像、ゲームで体験できるスペースと、米国での研究生活を紹介したコー…

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国民との近い距離 新天皇・皇后両陛下へのご期待

 令和初日。私も新天皇・皇后両陛下へのご期待の気持ちを記したい。アジアの代表的王国、今週末に新国王の戴冠式を挙行するタイと15年前に現国王が即位したカンボジアを引き合いにして論じたい。  平成の天皇・皇后両陛下について最…

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きょうから令和元年。新元号は1カ月前に…

 きょうから令和元年。新元号は1カ月前に決定した。この期間、全国各地で新元号にちなんだイベントが行われ、大いに世間の口に上った。それを冠した商品などもわれ先にとお目見えし、既になじみの感がある。  平成は30年余りだった…

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焼酎銘柄に隠された「過去」

韓国から  会社員やOLたちがアフター6(韓国の退勤時刻は18時)の会食に好んで食する代表的なもの――こう韓国人に尋ねれば誰しもがサムギョプサル(豚バラ肉)と焼酎の組み合わせを思い浮かべるだろう。  筆者も取材相手から深…

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一時停止で「ありがとう」

 小学校の入学式を4月に終えたピカピカの1年生も、新しい環境に慣れてきた頃だろう。遊びの延長だった保育園・幼稚園から、勉強中心の小学校。親や幼稚園バスで送迎されていたものが、自分の足で通学を始め、通学路での事故にも気を付…

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きょうは平成、明日からは令和の御代である…

 きょうは平成、明日からは令和の御代である。時代の変わり目に、月刊『Hanada』6月新元号の総力大特集テーマは「令和時代と皇室の危機」。<スクープ!>と銘打ったトップ記事は、今年1月3日付の小紙報道に関連する。  元旦…

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ノートルダム火災は警告

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 後退する欧州のキリスト教 軽視される生命への尊厳  イースターの週末、フランスでは依然、800年の歴史を持つパリのノートルダム大聖堂の火災による動揺が続いていた。この大聖堂の崩壊は、欧州…

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「技術のマッチング(組み合わせ)」は近年の…

 「技術のマッチング(組み合わせ)」は近年の科学技術製品の特徴だ。スマートフォンは典型例で、いろいろな機能が付けられて世に出た。デジタル技術で操作する情報家電なども急速に普及している。  マッチングは通信機器系だけではな…

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ポスト安倍で急浮上、菅義偉は何を決断したのか

 「アナと雪の女王」(2013年)や「ズートピア」(2016年)と、ウォルト・ディズニーの映画はどれも面白いし人気も高い。思えば、戦後、日本人がアメリカ映画に魅せられた嚆矢は「砂漠は生きている」(1953年)だったのでは…

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ビル・ガーツ

ロシアで核水中ドローン搭載潜水艦が進水

 ロシアは、核弾頭を搭載可能な高速水中ドローン「ポセイドン」を発進させられる初の潜水艦を進水させたことを明らかにした。米国にはポセイドンのような兵器はなく、専門家は、戦略核削減交渉で保有を禁止すべきだと警鐘を鳴らした。 …

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ゴールデンウイークは、まさに若葉の季節…

 ゴールデンウイークは、まさに若葉の季節。山でも海でも、若々しく繁る若葉がまぶしいほど。その薄緑色の葉を見ていると、心も自然に弾んでくる。  俳句の歳時記でも、4月の下旬の項目には、「若葉」がついた季語が多く出て来る。「…

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露訪問でも収穫なかった正恩氏

 24、25日の露朝首脳会談を前にしてロシアの英字紙ザ・モスクワ・タイムズは、「露朝会談でプーチンは金正恩にただのリップサービスだけ与えるだろう」と報じたが、会談結果はその通りだった。  金正恩朝鮮労働党委員長の「首席報…

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平成11年に自死した文芸評論家・江藤淳は…

 平成11年に自死した文芸評論家・江藤淳は『諸君!』同6年1月号に「『戦後民主主義』の呪い」という一文を寄せた。その中に次のようなくだりがある。  「とにもかくにも昭和天皇が御健在であった昭和の間、日本人は一面では時流に…

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新作映画の中国語字幕で波紋

地球だより  フィリピンでは中国人の観光客や労働者が急増し、その影響力が否が応にも拡大している。  世界的に注目を集める新作映画の「アベンジャーズ・エンドゲーム」の公開に先立ち、一部の映画館が中国語字幕で上映すると発表し…

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時々電車が遅れる。最近体験したケースでは…

 時々電車が遅れる。最近体験したケースでは、遅延理由の説明として「お客様対応」というのがあった。言い換えれば「乗客に対応したので遅れた」となる。  鉄道会社が乗客に対応するのは普通のことだから、遅延の理由の説明として「お…

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本場のシュハスコに舌鼓

地球だより  先日、日本から来た知人をサンパウロのシュハスコ店に招待した。本場ブラジルのシュハスコは、肉好きなら誰もが一度は食してみたいものではないだろうか。  ちなみに、同じ南米でもアルゼンチンとブラジルでは牛の種類が…

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プラごみ大乱1年

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  プラスチックという用語はギリシャ語のプラスティコス(plastikos)に由来する。成形するのに適したという意味だ。最初のプラスチックはビリーヤードの玉として高価で貴重だったゾウの…

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「青葉渡るあるかなきかの薫風に一ひら…

 「青葉渡るあるかなきかの薫風に一ひら一ひら白藤の花」(中根三枝子)。東京・中央区にある浜離宮恩賜庭園を散策していると、藤棚に藤の花が咲き始めていた。花房はそう長くはなかったが、新緑の中であでやか。  歌人の中根さんは万…

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小紙「ワシントン発 ビル・ガーツの眼」は…

 小紙「ワシントン発 ビル・ガーツの眼」は、中国のさまざまな軍事・外交的な動きについて最新情報を提供しているが、昨日付は深海の軍事利用推進を取り上げていた。中国が世界の覇権を狙うとすれば、当然そうするだろう。  ガーツ氏…

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ノートルダム・コレクション

地球だより  パリのノートルダム大聖堂の大火災では、パリ消防隊の懸命な消火作業により、被害は最小限に抑えられた。収蔵されていたイエス・キリストのいばらの冠などを含め多くの宝物が難を逃れた。  中でも聖堂内の壁面を飾ってい…

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