コラム
コロナ禍のプロ野球キャンプ、無観客で開催
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球のセパ12球団は春季キャンプを無観客で開催している。 例年、2月は県内外から多くのファンがキャンプ地を訪れ、球場周辺やホテルは大賑(に…
新幹線の車両技術などで知られる川崎重工業が…
新幹線の車両技術などで知られる川崎重工業が、医療ロボット事業に力を入れている。昨年、国産初の手術用ロボットを発売し、新型コロナウイルスの無人PCR検査サービスの提供も目指すという。 どんな職場でもスタッフたちに頭脳、…
闇パーティー収まる気配なしーフランスから
地球だより コロナ感染状況に改善が見られない。フランス政府は今年に入り2月上旬までの1日の新規感染者数が2万人前後で推移し、悪化はしていないものの改善もしていないとの認識を示している。 そんな中、夜間外出禁止措置が導…
北方四島返還の道筋見えず、より明快な広報を
7日は41回目の「北方領土の日」だった。菅義偉首相は北方領土交渉を「着実に進める」と述べたが、安倍晋三前首相がロシアのプーチン大統領相手に進めた精力的な外交にもかかわらず、4島返還の道筋は見えない。 1日に報じられた…
待ち遠しい蕗(ふき)の薹(とう)はなかった…
待ち遠しい蕗(ふき)の薹(とう)はなかったが、スーパーの惣菜コーナーに並びだした竹の子の料理や炊き込みご飯、菜の花のごま和(あ)えに加えて、タラの芽の天ぷらなど春の味覚がうれしい。今が旬の野菜は少し苦みがあり、それが冬…
明治・大正期の大実業家、渋沢栄一翁は、…
明治・大正期の大実業家、渋沢栄一翁は、慈善家としても知られる。東京・狛江市の南部を流れる多摩川の土手近くに高さ約3㍍の万葉歌碑が立っている。それも渋沢らの尽力によるものだ。 万葉仮名の「多麻河泊爾左良須/弖豆久利佐良…
春を先駆けて告げる花、梅の開花が全国で伝え…
春を先駆けて告げる花、梅の開花が全国で伝えられている。例年だと、開花に合わせて開かれる「梅まつり」も、新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言などの影響で中止になった所が多い。 梅の名所として有名な茨城県の偕楽園で13…
NHKの連続テレビ小説「おちょやん」は…
NHKの連続テレビ小説「おちょやん」は、上方女優・浪花千栄子がモデルだが、今の若い世代で浪花を知る人はまずいないだろう。しかし、昭和30年代生まれの気流子などには、名前の通り、大阪・関西を代表する女優であった。 まず…
寂しい旧正月行事の中止ーフィリピンから
地球だより フィリピンのマニラ市には世界最古と言われる中華街が今も存在し、中華系フィリピン人も多く住んでいて異国情緒を感じる街並みは人気の観光スポットだ。 意外かもしれないが経済が中華系の財閥に牛耳られていることもあ…
豊臣秀吉の参謀として知られる黒田官兵衛の…
豊臣秀吉の参謀として知られる黒田官兵衛のエピソード。当初彼は、茶道に関心がなかった。武将が刀も持たずに狭い茶室に入るのは不用心と考えていたためだった。 ある日、秀吉に茶室に招待された。断るわけにはいかないので、いやい…
「現代」第1世代の遺産
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 鄭相永(チョンサンヨン)KCC(金剛高麗化学)名誉会長が他界した。名前に同じ「永」の字を持つ故鄭周永(チョンジュヨン)現代グループ名誉会長の末弟だ。長兄の鄭周永会長より21歳年下で…
聖書の名山、シナイ山ーエジプトから
地球だより エジプトにおける名山中の名山と言えばシナイ山だ。同国東部シナイ半島のほぼ中央にあるこの山が、ことに世界的に有名である理由は、他でもない旧約聖書に、預言者モーセが神から「十戒」を授かったと記録される山だからだ…
冬には毎年、家の庭にヒヨドリがやって来る…
冬には毎年、家の庭にヒヨドリがやって来る。気流子が朝、庭に出ると、どこにいたのか、空から舞い降りてきて木の枝に止まり、大きな声で泣き叫ぶ。意味は明瞭。餌をねだっているのだ。 餌台にパンくずを置くと、舞い降りてきてつい…
陸自那覇駐屯地の成人式に初めて市長ら祝辞
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 陸上自衛隊第15旅団は1月15日、那覇駐屯地で新成人の隊員を祝う式典を開催した。同駐屯地で年度内に満20歳を迎える隊員は85人、沖縄県出身者は39人で約半数を占める。 式典には訓…
過酷な女子マラソン!――1月31日に行われた…
過酷な女子マラソン!――1月31日に行われた大阪国際女子マラソンをテレビ観戦し、そう思ったし感動もした。「日本記録更新」を公言していた五輪代表の一山麻緒選手。独走態勢の終盤は自分との戦いになり1位でテープを切ったが、惜…
再開発で消えた人情横丁ー 韓国から
地球だより 韓国版新幹線「KTX」の発着駅もあるソウル市内の再開発地区に移転してきた新聞社を知人の案内で見学させてもらった。ここは筆者が十数年前、特派員生活をスタートさせた時に社内に事務所を間借りした縁もあり、古い付き…
親の顔を知る幸せ、恵まれた境遇に感謝
昨年夏、父を亡くした。大正15年生まれ、93歳だった。脳梗塞を患っていた父を、東北にある実家近くの病院に見舞ったのは昨年の今ごろだった。以来、父の顔を見ることはなかった。 死に顔を拝むこともできなかった。コロナ禍だと…
今年は二十四節気の立春が3日、その前日の…
今年は二十四節気の立春が3日、その前日のきょうは節分である。節分が2日となるのは明治30(1897)年以来の124年ぶり。どうして? という疑問に答えるのに、天文学の計算が出てくるのである。 二十四節気は1年を24等…
新型コロナウイルスのワクチン接種が高齢者…
新型コロナウイルスのワクチン接種が高齢者向けに4月にも始まるが、集団接種を想定した規模の初の訓練が川崎市の市立看護短期大学の体育館で行われた。 「接種希望者役」約20人を含め医師や看護師ら計約60人が参加し、緊張した…
「複写機の春の広告とめどなし」(和田悟朗)…
「複写機の春の広告とめどなし」(和田悟朗)。明日から2月。俳句の歳時記では、立春ごろから春の項目に入る。といっても、まだ空気も冷たく、雪もちらついたりする天候。 新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言の発令時から、ま…
強まる武漢研究所流出説 、米国務省が新たな報告書
米国務省は政権交代直前の今月中旬、中国の武漢ウイルス研究所(WIV)が新型コロナウイルスの発生源である可能性を示す新たな証拠を盛り込んだ報告書を公表した。WIVと中国軍が協力して、極秘研究を行っていた可能性についても指…
元横綱栃ノ海の花田茂廣さんが亡くなった…
元横綱栃ノ海の花田茂廣さんが亡くなった。大鵬、柏戸の両横綱全盛のいわゆる柏鵬時代、身長177㌢、体重110㌔の小兵ながら、スピードと技で自分より大きな相手を打ち負かし人気を博した。存命の横綱経験者では最高齢の82歳だっ…
バッテリー宅配ビジネスーミャンマーから
地球だより ミャンマーの地方を歩くと、コブ牛が藁(わら)を山積みにした牛車を引いている昔ながらの光景を目にする。ただ手綱を握る人の手にはスマホがあったりするから、近代化の波は地方にまで確実に押し寄せている。 スマホの…