湯朝肇
新時代をつくる5Gテクノロジーの可能性に焦点を当てた2誌の特集
◆5Gの覇権争う米中 米商務省は15日、中国の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)とその関連企業68社を同省産業安全保障局(BIS)の「エンティティ・リスト」に加えた。これによりリストに載っている企業に対して米国…
「やみくもに間口狭めないで」
北海道教委 石狩管内の公立高等学校配置計画検討協議会 近年、人口減少が続く中、公立高等学校は学級減や学校の統廃合を余儀なくされている。高等学校の卒業生は、次世代の地域を担う人材となるだけに、高等学校の配置計画には、おの…
うのみにできぬ統計データを読み取る力に焦点を当て特集した2誌
◆危ない“思い込み” スウェーデンの医師で公衆衛生学者のハンス・ロスリング氏(故人)が著した『ファクトフルネス』が話題作になっている。既に世界では100万部を突破し、日本国内でも年初に発売されてからわずか2カ月で30万…
「教え方次第で子供の心を元気に」
「横山利弘先生を囲む道徳研究会」が学習会 今年度から全国の公立中学校では新しい学習指導要領による「道徳科」としての授業が始まっている。小学校ではすでに昨年度から始まっているが、小中学校とも専任の道徳科教諭が配置されるわ…
世界を揺るがす中国経済の大失速と日本経済への影響を特集した2誌
◆28年ぶりの低水準に 中国経済の減速が止まらない。中国政府は今年1月21日に2018年の国内総生産(GDP)を前年比6・6%増と発表した。これは17年の6・9%増を下回り28年ぶりの低水準となった。経済減速の背景には…
人口減少時代を迎えたわが国の地方活性化の処方箋を提示する東洋経済
◆自治体存続の危機に わが国の人口減少が止まらない。「少子高齢社会」が叫ばれて久しいが、2018年3月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した報告書によれば、45年には全国で1億642万人、さらに65年には8800万人…
北海道師範塾「教師の道」が冬季講座
道徳の目的は「子供を元気にすること」 いじめの深刻化や家庭内の児童虐待など子供を取り巻く社会・教育問題がクローズアップされている。その一方で、小中学校では2015年度から道徳が「特別の教科」(道徳科)と位置付けられるよ…
早期解決求める元島民
きょう39回目の「北方領土の日」 外交交渉後押しへ国民世論喚起を 北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 平塚利晃氏に聞く 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談がここ数年、頻繁に開催されることもあって、…
平成経済30年史をひもとくエコノミスト、日本の生存戦略を探る東洋経済
◆拭えぬ将来への不安 2012年12月に誕生した第2次安倍政権が打ち出したアベノミクスによる景気拡大が戦後最長を記録しつつある。これまで長期にわたる景気回復は“いざなみ景気(02年2月~08年2月)”の73カ月と言われ…
太古の昔から「命のつながり」を見る企画展
北海道博物館が国立科学博物館と協働事業 地球が生まれて約46億年、さまざまな生物が地上に登場した。北海道博物館(札幌市厚別区)では昨年12月上旬から1月20日までの期間、「生命のれきし―君につながるものがたり―」をテー…
今年は東アジアの地政学的な危機が高まるとの予測で一致した3誌
◆波瀾万丈だった平成 2019年は平成最後の年となる。そもそも平成という元号は、中国の古書『史記』の中にある「内平外成(内に平らか外成る)」、『書経』の「地平天成(地平らかに天成る)」から取った言葉で、「国の内外、天地…
「へき地・小規模校教育推進フォーラム」開催
北海道教育大釧路校で地方での新たな人材育成などを議論 全国的な人口減少に伴い、地方の教育現場では急激な小規模校化や人材不足が進んでいる。今や地域の小中学校は統廃合だけで問題が解決できるような状況ではなく、地方の過疎化対…
米中「新冷戦」時代の危険度を貿易と通貨の面からチェックする2誌
◆覇権を懸けた戦いに 米国と中国の貿易戦争が激化の様相を見せている。12月1日、ブエノスアイレスで行われた米中首脳会談によって、「中国が米中の貿易不均衡を是正するため『相当量』の輸入を進めることで合意した」ことから、米…
世界の現状を地政学的に世界史と重ねて読み解く週刊ダイヤモンド
◆米中覇権戦争勃発も 今日ほど「地政学」という言葉が重要性を持って捉えられる時代はない。ボーダレス、グローバル化が進んだ現代世界を見渡せば、紛争状態あるいはその危険性を有する地域が幾つも存在する。そして、それらの地域が…
キャッシュレス化は時代の潮流であり「乗り遅れるな」と主張する2誌
◆地方コンビニも導入 近年、キャッシュレス決済が注目を集めている。これまで商品やサービスへの決済といえば現金やクレジットカードが主だった。それが、スマートフォンや電子マネーなど新しい情報ツールによってキャッシュレス化が…
北海道教委やJAなど「読み聞かせ」を支援
道内の「読み聞かせ」ボランティア6団体に図書を贈呈 幼稚園や小学校などで行う「読み聞かせ」の有効性が指摘される中で、地域ボランティアによる実践活動が広がりを見せている。北海道では北海道教育委員会、JA北海道、北海道コン…
日中の産業・経済力を比較し、中国の世界制覇の野望を分析した2誌
◆良好とは言えぬ関係 今年は日中平和友好条約締結から40周年を迎える。この条約は1972年の日中共同声明を踏まえてのものだったが、締結までに6年の歳月を要している。一方、締結後40年で日中両国の様相は一変している。何よ…
再認識される学校図書館の重要性
北海道北広島市で読書活動活性化フォーラム スマートフォンやインターネットなどの普及で児童生徒の本離れ、活字離れが進んでいる。その一方で子供たちの読書習慣を育てる学校図書館あるいは公立図書館の役割の大きさが再認識されつつ…
米中の貿易戦争と覇権争いを経済史から読み解こうとしたエコノミスト
◆米中が報復関税合戦 米中間で貿易関税をめぐる駆け引きが激しさを増している。 米国政府は6月18日に2000億㌦相当の中国製品に対して10%の追加関税を課すと発表。さらに翌7月6日には中国に対して知的財産権を侵害した…
シリコンサイクル長期化で活況を呈する半導体市場と米中の思惑を分析
◆存在感を示す日本勢 かつて半導体はわが国にとって“産業のコメ”と言われた。世界シェアの半分近くを占め、日本経済の屋台骨を支えていた。しかしながら、その後に韓国をはじめとして海外勢の猛追を受け、ナンバーワンの座を明け渡…
まずは大人の人格教育から 札幌で道徳授業・家族の在り方セミナー
教師の“場を作る”工夫が必要 文部科学省は今年3月末に来年度から使用される公立中学校の道徳教科書検定結果を公表した。それによれば同省は「考え、議論する道徳」を掲げているが、そこには、“円満で調和のとれた人格の形成を目指…
日本経済について「学び直し」を推奨して特集を組んだエコノミスト
◆第二の人生設計必要 「人生100年時代の到来」という言葉が随所で聞かれる。定年が65歳、70歳に延長されたとしてもその後、数十年生きるとすれば、第二の人生設計が必要。その際に心掛けなければならないのは「学び直し」とい…
郷土の自然を守りたい、NPO法人が講座開催
石狩市で「自然案内人」を養成 日本海・石狩湾に面し、北海道内で古い歴史を持つ石狩市。背後に道都札幌を擁し、その衛星都市となっているが、市内には意外にも豊富な自然が残されている。その一つが総延長25キロに及ぶ石狩海岸。砂…