編集局
消費税増税に「転嫁着実に乗り切れ」だけでは物足りない日経社説
◆税収を評価した読売 4月1日。消費税の税率が1997年4月以来17年ぶりに引き上げられた。5%から8%への引き上げで、国民の税負担は年間で約8兆円増える。しかも、これは2012年8月に成立した消費税増税法で決まった増…
「堅香子(かたかご)をうましうましと…
「堅香子(かたかご)をうましうましと食(た)うぶる人(ひと)一千余年のいにしへ思へ」(中根三枝子)。作者は万葉植物歌の研究者で、長い歳月、万葉集に登場する植物を追い続けてきた。冒頭の歌に出てくる堅香子はカタクリのこと。…
満開の桜の下で「のんぼり洗い」
愛知・岩倉市の五条川で 穏やかに流れる川で、こいのぼりののりを落とす「のんぼり洗い」。職人がのりを洗い流すと、赤や黄色の鮮やかな色彩が浮かび上がる。 大勢の見物人は、満開の桜の下で職人が丁寧にのぼりを洗う様子に見入っ…
龍谷大平安、選抜高校野球で悲願の初優勝
伝統校のエースは俺だ、中田の9球が歴史の1ページ 2点リードの八回1死満塁で救援。絶体絶命の場面を切り抜けた龍谷大平安の中田は、何事もなかったかのようにベンチに引き揚げた。紫紺の優勝旗をぐいとたぐり寄せた瞬間。表情はク…
オバマ大統領、レッドソックスを称賛
上原浩治投手と田沢純一投手ら、ホワイトハウスを訪問 米大リーグで昨年のワールドシリーズ優勝を果たしたレッドソックスの選手、スタッフが1日、ホワイトハウスを訪問し、上原浩治投手と田沢純一投手もオバマ大統領と面会した。 …
三津五郎さん、7カ月ぶり歌舞伎座の舞台に復帰
「鳳凰祭四月大歌舞伎」の「壽靭猿」で 病気療養中だった歌舞伎俳優の坂東三津五郎さん(58)が、2日開幕した東京・歌舞伎座「鳳凰祭四月大歌舞伎」の「壽靭猿」で7カ月ぶりに舞台に復帰した。 狂言の演目を基にした舞踊劇で、…
銀座松坂屋が大型複合ビルに、16年秋開業予定
コンセプトは「最高に満たされた暮らし」 大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングや森ビル、住友商事などは2日、2013年6月末に閉店した松坂屋銀座店(東京都中央区)の跡地に建設する複合商業ビルを着工した。土地代を…
朴大統領の「吸収統一」の本気度は
韓国の朴槿恵大統領がこのところ韓半島統一実現へ固い決意をにじませている。訪問先のドイツで平和統一3大提案を発表したのに続き、これを具体化させる大統領直属機関が今月中にも発足する見通しだ。事実上の「吸収統一」宣言とも受け…
Enemy of the press 言論の自由の敵
Enemy of the press Readers and viewers don’t often confuse Fox News with the New York Times. Each offers a uni…
日朝協議、粘り強く「拉致」再調査求めよ
日本と北朝鮮の外務省局長級による政府間の公式協議が北京で行われた。 安倍晋三首相は日本人拉致問題を「必ず安倍内閣で解決する」と繰り返し強調してきた。粘り強く拉致問題の再調査を北朝鮮に要求していくべきだ。 挑発行為で…
まがい物にまつわる話はいつの時代にもあるが…
まがい物にまつわる話はいつの時代にもあるが、メディアが発達し通信網が世界の隅々にまで張り巡らされている現代では、その悪影響が計り知れない 。 理研の小保方晴子研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新万能…
「仕方ない」「買いだめ忘れた」
増税初日、通勤客らため息 消費税増税初日の1日午前、通勤途中のサラリーマンらは、買い慣れた品物が前日までと異なる値段で販売されていることに「仕方ないんだけど」とため息をつきながら、職場に向かった。 始発から、同一区間…
コシノジュンコ氏、「心温かい街づくりを」
「都市の豊かさ」をテーマに講演 世界的デザイナーのコシノジュンコ氏が3月31日夜、都内のホテルで「都市の豊かさ」をテーマに講演した。主催は下村博文文部科学大臣を後援する博文会(鈴木靜雄会長)。 コシノ氏はまず、202…
日本とスイスの友好関係祝い、満開の桜植樹
国交樹立150周年を記念、ジュネーブで スイスのジュネーブで31日、日本とスイスの国交樹立150周年を記念し、日本を代表する樹木である桜の植樹式が行われた。満開に咲きそろった桜の下、両国関係者が友好関係を祝った。 桜…
モーグルの上村愛子「幸せな競技人生だった」
すがすがしい表情、長野市内で引退会見 フリースタイルスキー女子モーグルで、5大会連続五輪の入賞を果たし、3月末の全日本選手権を最後に現役を退いた上村愛子(34)=北野建設=が1日、長野市内で記者会見し、「たくさんの方の…
JAXA、陸域観測技術衛星「だいち2」初公開
種子島宇宙センターで、高解像度・災害観測も 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、鹿児島県・種子島宇宙センターで、陸域観測技術衛星「だいち2」を報道陣に公開した。東日本大震災で被災地の撮影にも使われた「だいち」の後…
GOP senators back Eastern Europe missile defense to punish Putin 共和党議員、東欧のミサイル防衛構想を支持
GOP senators back Eastern Europe missile defense to punish Putin The Obama administration is failing to seize …
冷戦の脱却を解くオバマ氏
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 領土回復を狙うロシア 米国への疑念強める同盟国 「米国は欧州を東西間の戦場とは思っていない。ウクライナの問題はゼロサムゲームとも思っていない。このような思考は、冷戦の終結とと…
ソ連崩壊後の危機感再来
地球だより 今回のウクライナ危機を見ていて、記者がバルト3国のエストニアに住んでいた20年余り前の状況がよみがえってきた。独立は回復したものの、国内には多くのロシア系住民が住んでおり、隣国ロシアの影響力がまだ続いていた…
米で広がる台湾・尖閣放棄論 米大西洋評議会上級研究員ロジャー・クリフ氏に聞く(下)
新QDRと米中軍事バランス ――中国の接近阻止・領域拒否(A2AD)戦略は、米軍の戦力投射能力にどのような脅威をもたらしているか。 米軍の戦力投射能力の中心は戦闘機と空母だ。西太平洋にある米国の航空基地には、沖縄の嘉…
論難に返す靖国神社異見
評論家 髙橋 正 「荒ぶる魂を鎮める」処 憤懣を抱いて逝った戦死者 菩提寺が東京の小石川にあった関係で、筆者は毎年、お盆には帰路、「ミタママツリ」で賑わう九段の靖国神社に参詣するのを常とした。「護国の英霊を祀(まつ)る…
消費増税、景気下支えに万全の態勢を
消費税率が5%から8%に引き上げられた。1997年4月以来17年ぶりの消費増税だ。 デフレ脱却途上での消費増税には、回復傾向にある景気を腰折れさせる懸念が小さくない。政府は景気の下支えに万全の態勢で臨んでほしい。 1…
袴田事件再審決定の見出しにマルクス主義がにじむ朝日の印象操作
◆14版「国家が陥れた」 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の再審が決定し、死刑が確定した元プロボクサー袴田巌さんが48年ぶりに釈放された。これを報じる新聞にはベタ白抜きの大見出しが躍った 。 驚愕…