窪田 伸雄
ウクライナで市民の気持ちをくみ上げる仕組み議論した「日曜報道」
犠牲拡大に橋下徹氏 ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が過ぎた。当初、ウクライナは数日で攻略されてしまうと予測されていたが、露軍は苦戦し無差別攻撃を増し加えて民間人の被害が拡大、避難民も国内外で1000万人に上っている。…
自民党大会、党則改正で改革をアピール
党初のチャレンジとなる統治指針、内容はこれから 自民党の機関紙「自由民主」(3・22)は、13日に行われた自民党大会を受けた紙面展開をした。今回は夏の参院選への決起を兼ねた大会で選挙区公認44人、比例公認26人、公認内…
対露非難と人道支援は声高らかに訴える
ウクライナにロシア軍侵略、安保危機に非核、憲法の蓋 ロシアのウクライナ侵略で冷戦後最大の安保危機が起きている。プーチン露大統領は核兵器使用の恫喝(どうかつ)をして米国など北大西洋条約機構(NATO)の軍事介入を封じ、か…
ウクライナの事態悪化に米政権の対露外交に疑問を呈したサンモニ
藪中氏が「不可思議」 新型コロナウイルス、北京冬季五輪から話題はロシアのウクライナ侵攻が跳ね上がっている。ロシアのプーチン大統領は、21日にウクライナ東部の親露派支配地域を独立承認すると、24日に許し難い全面侵攻を開始…
「赤旗」で立民批判、野党共闘ごり押し参院選へ
「補完勢力」維新と協議した立民は謝罪、弱みさらけ出す 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・10)は、9日の中央委員会幹部会を、翌11日付で同幹部会決議を下部組織に徹底させる10日の全国都道府県委員長会議を報じた。参院選…
改憲タスクフォース、国民投票の実現へ運動
「自由民主」、「反対」と「解釈」の厚い壁 自民党の機関紙「自由民主」インターネット版は16日付で、憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)憲法改正・国民運動委員会(新藤義孝委員長)の下で改憲運動を行う「タスクフォース」(TF…
オミクロン対策で尾身氏「人流・人数」発言を議論した日曜討論など
人流抑制策が後退? 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の新規感染者数が6万、7万、8万と日に日に過去最高を更新していく。全国で初の5万の大台を超え、東京都でも初めて1万人を超えたのは22日。23日の報道番組はそ…
日本維新の会、文通費改革など法案で党活動
HPに「新年動画」、参院選目標は予算関連法案の提出権 昨秋の衆院選の前まで日本維新の会は政権交代を挑んだ野党共闘から爪弾きにされ、支持率も1未満~2%台と注目度は低かったが、11議席から41議席に躍進してから野党第1党…
中国への外交ボイコットより民主主義サミットに矛先向くサンモニ
非難決議語る玉木氏 中国で北京冬季五輪が来年2月4日に開幕するのを前に、人権侵害を理由に閣僚などを派遣しない「外交ボイコット」の動きが相次いだ。6日の米国の発表に続いてオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、カナダ…
「赤旗」の毎日コラム批判、注文に逆ギレ
「政権参加なら」衆院選総括など疑問呈され批判記事を掲載 共産党は機関紙「しんぶん赤旗」(12・9)で毎日新聞に載った山田孝男特別編集委員の政治コラム「風知草」を叩(たた)いた。保守系紙ならいざ知らず、野党寄りのリベラル…
「近代政党のルール」へ改革、茂木幹事長が音頭
「自由民主」に岸田色、言外に潜む従来の運営批判 自民党は26日に政権復帰から9年を数え、来年以降の10年を超える長期政権が見通せる地点にある。だが、長期化は政権のほころびや有権者の飽きも避けられない。岸田文雄首相は、総…
彭帥さん安否など外相に強い対中人権外交求めた「日曜報道」橋下氏
国内を問うサンモニ 中国のウイグル族強制収容、香港民主派への政治・言論弾圧などに対する人権外交が注目されている。岸田文雄首相は中国を念頭に人権問題担当首相補佐官を新設した。 ただ日本に人権外交は不慣れだ。敗戦後、戦勝…
「自由民主」常敗区の5小選挙区で初勝利
小沢一郎氏を破った岩手3区など、野党共闘の手痛い誤算 衆院選挙で小選挙区選挙が始まった1996年以来の四半世紀、自民党が一度も勝てなかった小選挙区で今回当選した選挙区がある。同党機関紙「自由民主」(11・23)は2面に…
「赤旗」に衆院選総括、敗退も歴史的意義と自賛
党内から責任論湧かず、野党共闘を手放さぬ共産党 共産党は、10月末の衆院選挙で公示前の12議席から10議席に敗退し、共闘した立憲民主党は、公示前110議席から100議席を割る96議席の惨敗だった。立民の創党者、枝野幸男…
野党共闘を批判する維新、安保は大丈夫かと考えさせられる党首討論
「野合」に枝野氏反論 衆院選挙公示前の10月18日、中国・ロシア海軍の軍艦10隻が津軽海峡を通過して太平洋を南下し、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を航行して東シナ海に抜け、19日には対潜水艦ミサイル発射訓練を…
「公明」投書に共産批判、デマチラシにあぜん
読者怒らせた赤旗号外 10万円給付金「実現」に 公明党の機関誌「公明」11月号の「読者の広場」に「共産党のデマチラシにあぜん」という投書が載った。東京都内30歳の会社員が、家のポストに入っていた共産党の宣伝チラシに「公…
「立憲民主」“初閣議”公約を掲げる
もし政権取らば報復政治、共産との溝埋める“モリカケ” 衆院選挙に入り政党機関紙は選挙一色の遊説通りの内容だ。自民党が岸田文雄新総裁を選出し、岸田内閣が発足して間もなく解散。週刊の同党機関紙「自由民主」(11・2)は「岸…
コロナ対策に不断の見直しと改善の必要印象付けたNスペ「緊急対話」
◆ゼロコロナでは破綻 新型コロナウイルスワクチン接種の進捗(しんちょく)状況から日常をどの程度まで取り戻せるのか、感染対策と経済回復の調整が微妙な時期を迎えている。これまでのコロナ禍の体験を踏まえ、19日放送のNHKス…
「赤旗」、共産党が「政権交代」初挑戦を豪語
「市民連合」提言を4党政策合意、共闘の立民は支持率低迷 共産党は8日の第3回中央委員会総会(オンライン開催)を、機関紙「しんぶん赤旗」(9・9)で「新しい政権つくる歴史的総選挙に」との見出しで報じ、今秋の衆院選挙を「党…
菅首相退任へ、政権1年で実績重ねたと強調
「自由民主」新総裁の下で衆院選の勝利に全力と奮起 自民党総裁選が告示された。「9月17日告示・29日開票」の日程を決めた8月26日の党本部総裁選挙管理委員会の発表を機関紙「自由民主」(9・7、前週火曜発行)が報じた8月…
タリバンへのジェンダー論から番組の自己批判になった「サンモニ」
◆フェミニストが楽観 世界はアフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが返り咲いたことに当惑している。デルタ株に置き換わった新型コロナウイルス感染第5波の話題が報道番組を埋め尽くす中で、22日放送のTBS「サンデーモーニ…
「自由民主」に女性候補者育成の記事が掲載
低い自民の女性議員比率、男女参画法の求めに対応 東京五輪・パラリンピックで女性政治家が存在感を示している。大会組織委員会の橋本聖子会長(参院議員)、開催地東京都の小池百合子知事、政府の丸川珠代五輪・パラリンピック担当相…
オリンピック東京大会に反対を続ける「赤旗」
感染対策の理由は二の次か? 「密」なデモで五輪中止運動 日本の史上最多となるメダル獲得など、真剣勝負の競技に数々のドラマが生まれた東京五輪が閉幕、24日から舞台はパラリンピックに移る。新型コロナウイルスによるパンデミッ…