窪田 伸雄 rss

「赤旗」種苗法改正 食の安全に争点すり替え

「企業支配」と農政批判誘う  5日に閉幕した臨時国会では、種苗法改正がマイナーながら対決法案だった。共産党が立憲民主党と共に反対したためだが、共産党機関紙「しんぶん赤旗」(12・2)は、参院農林水産委員会で1日に同法案が…

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「自由民主」ネット運動 コロナ禍でリモート演説

「自由民主」 ネット運動 コロナ禍でリモート演説

選挙・政治活動もデジタルトランスフォーメーション化へ  来年は選挙イヤーだ。衆院選は任期満了の10月21日までに行われ、東京都議選も夏にある。この年末年始は各党議員・候補者とも選挙区回りに拍車が掛かるところだった。  と…

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新型コロナワクチンを感染再拡大時に特集した「サンデーLIVE」

◆「Go To」の矛盾  新型コロナウイルス感染が再拡大している。先週3連休入りした21日まで感染者が東京で3日連続500人を超え、国内感染者も2592人を記録した同日まで4日連続で最多を更新していたこともあり、22日の…

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「社会民主」 臨時党大会、「護憲」 の看板が立憲へ

国政から消滅の可能性  社民党が14日に開いた臨時党大会の採決で個別の離党、立憲民主党への合流を容認することを決定した。先の国民民主党のように党は残し、残留組と離党組に分かれるもので、参加した代議員167人のうち賛成84…

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「自由民主」、2050年「排出ゼロ」推進を広報

「自由民主」、2050年「排出ゼロ」推進を広報

脱炭素社会は原発などが争点、再生エネに機運  温暖化が原因とみられる自然災害が世界的に起きている。菅義偉首相が10月26日に行った所信表明演説の中で、デジタル庁設立と共に具体的に踏み込んだ目標として掲げたのが、「わが国は…

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米大統領選でトランプ氏の“危機感”を解説した「サンデーLIVE」

◆現職批判のサンモニ  米大統領選挙の投票日が目前に迫った。共和党の現職候補、トランプ大統領の再選か、民主党候補のバイデン前副大統領が当選するのか、米国だけでなく全世界が関心を寄せている。  世界的流行(パンデミック)と…

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「赤旗」懇意の学者たち 学術会議に入れず激昂

特大報道で立憲使いこなす  縦割り行政、前例主義の打破を掲げた菅義偉内閣が発足したところ、最初の野党との論戦テーマが日本学術会議とは意外だった。もっとも菅内閣ではなく共産党が叫んだからだ。同党機関紙「しんぶん赤旗」(10…

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山口代表7選、長期与党で増す存在感

山口代表7選、長期与党で増す存在感

「公明」紙誌 福島にデジタル庁、大阪都構想支持  公明党は9月27日の党大会で党代表に山口那津男氏を無投票再選した。7選目だ。2009年9月からの在任中に民主党政権下の野党から自民党と共に政権復帰を果たし、史上最長政権を…

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菅首相と河野大臣の深い関係と軋轢が諌言に聞こえる「バンキシャ」

◆人物評拾い人事説明  菅義偉内閣が発足し20日の報道番組でも新内閣が主要な話題を占めていた。特に、菅首相および、首相が「政権のど真ん中」に位置付けた規制改革を担当する行革担当相に抜擢(ばってき)された河野太郎氏に焦点が…

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イージス・アショア代替を模索

「公明新聞」ミサイル防衛、敵基地攻撃能力保有に慎重  公明党の機関紙「公明新聞」は9月8日付に「日米同盟とミサイル防衛」と題して、同党外交安保調査会での元海上自衛隊自衛艦隊司令官・香田洋二氏の講演要旨を掲載した。政府が6…

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「コロナ禍の民主主義」称し羊頭狗肉のファシズム批判するサンモニ

◆タイのデモなど注目  新型コロナウイルス感染第2波が懸念される中で、今年は夏休みを返上する“新しい日常”を過ごした人々も多い。お盆帰省の自粛、海水浴場や観光施設が閉まり、身近な場所でレジャーを楽しむ人々などの光景を各報…

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公認内定載る「国民民主」 立憲へ合流で“空手形”に

理解に苦しむ離合集散  国民民主党の機関紙「国民民主」も終わるのであろう。7月17日号には「第49回衆院選(2021年10月21日任期満了)公認候補内定者一覧」が載り、43人の内定候補者の顔写真をブロックごとに載せている…

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「自由民主」にコロナ後社会 デジタル化で一極集中是正へ

「自由民主」にコロナ後社会 デジタル化で一極集中是正へ

感染対策と経済の両立を  新型コロナウイルス感染の世界的流行から約半年、コロナ事態を受けて初の来年度予算編成を前に、自民党機関紙「自由民主」(8・4)は「コロナ後の社会像示す」の主見出しで岸田文雄党政調会長インタビューを…

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コロナ禍で朝鮮戦争以来の米中体制対立の到来を論じた「日曜討論」

◆民主主義理念の競争  新型コロナウイルスの国別累計感染者数は、専門家有志の国際ネットチーム「ワールドメーター」の集計によると1位は400万人を超えた米国、発生地の中国は3月から8万人台で数字はあまり動かず26位に下がっ…

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惨敗の都議補選「赤旗」は評価 逆風自民より野党は低迷

立憲と関係の「深まり」強調  東京都議会議員補欠選挙が5日、東京都知事選と共に投開票された。大田区、北区、日野市、北多摩第三の四つの選挙区で行われ、地味ではあるが自民対野党の政党対決選挙だった。結果は自民党機関紙「自由民…

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「7月豪雨」と与党紙 コロナに加え災害対策続き

「7月豪雨」と与党紙 コロナに加え災害対策続き

社会変容を促す国土計画を  「かつてない」と表現される災害が続き、各党メディアの中でも対策に追われる政権与党の機関紙はお手上げ状態に見える。これが一過性なら、国民のピンチに政府と共に万全の対策を取ると訴え、施策をアピール…

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金与正氏毒舌など悪口つくる北朝鮮エリートに注目した「バンキシャ」

◆微笑みの与正氏豹変  北朝鮮が同国内の開城工業団地に韓国と合意して開設した南北共同連絡事務所を16日に爆破したが、21日日曜日の報道番組での扱いは意外と小さかった。  南北、米朝関係の潮目の変化だが、もはやオオカミと少…

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香港避ける「公明新聞」 「国家安全法」に沈黙

中国に懸念を示す各党  公明党の機関紙「公明新聞」は日刊で一般ニュースも扱う。例えば8日付1面に「抗議デモ 全米50州で」との見出しで米国の黒人暴行死事件を取り上げ、3面「緯度経度 世界は今」というコーナーで「分断あおる…

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選挙にコロナ影響「自由民主」 補選勝利も霞んだ都知事選

選挙にコロナ影響「自由民主」 補選勝利も霞んだ都知事選

「赤旗」は山本氏発言を否定  新型コロナウイルス感染拡大で、政党の存在を左右する選挙さえ各党メディアで二の次の扱いになった。自民党の機関紙「自由民主」(週刊)の1面は、2月末以来、新型コロナ対策で埋まっている。  この間…

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検察定年問題で権力闘争に乗ったと内閣いさめる「日曜報道」橋下氏

◆自粛下のネット運動  緊急事態宣言発令や解除など、新型コロナウイルスに世論の関心が集中している。その陰で起きた政治波乱が、検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案と黒川弘務東京高検検事長の辞職だった。  1月に黒川氏の定…

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一律給付で公明党紙誌 佐藤優氏の評価を強調

説明責任など政府に注文  緊急事態宣言が発せられた新型コロナウイルス感染対策で、公明党の山口那津男代表が安倍晋三首相に10万円一律給付を「直訴」し、減収世帯に30万円給付という当初の政府方針を変更させた実績を同党機関紙誌…

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憲法記念日ネット集会 全国発信吹聴する「赤旗」

憲法記念日ネット集会 全国発信吹聴する「赤旗」

より多い改憲派アクセス  今年の憲法記念日は改憲派、護憲派とも、新型コロナウイルスが感染拡大する中で「密にならないように」集会が見送られた。代わりにインターネットが利用されることになったが、外出自粛のコロナ事態は政治運動…

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放送界に忍び寄る新型コロナ感染に社会的距離取る報道番組の変容

◆報ステ富川アナ感染  新型コロナウイルスは放送・マスコミ界にも重苦しい深刻な影響を与えている。日本でも4月に入ると、ソーシャルディスタンス(社会的距離)など感染への対策は放送スタジオにも及んだ。NHK「日曜討論」やTB…

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