編集局 
イタリア中部を襲ったマグニチュード6・2の…
イタリア中部を襲ったマグニチュード6・2の地震で290人以上の死亡が確認されたが、行方不明者はまだ多数いるとみられる。地震発生から1週間、捜索活動は厳しさを増している。 被災地は山間部にあり、救助隊員らの移動に困難が…
参院合区解消、改憲での抜本改革が筋だ
全国知事会は、先の参院選で導入された「合区」によって都道府県ごとの意思が国政に届かなくなるとして、その解消に向けた改憲議論を求めている。 合区は「1票の格差」を是正するためのものだが、数合わせの“改革”はもはや限界だ…
核合意後もイランの態度は変わらず Confrontations reveal Obama’s nuclear deal having little effect on Iran’s behavior
イラン核合意が鳴り物入りで交わされ、イラン政府・軍の行動が穏健化するとオバマ政権高官らが希望を表明してから1年、イランと米国の海軍がペルシャ湾で今週、2度にわたって危険なほど接近したことで、イランが何を意図しているのか…
この2~3日、東京では最高気温も30度以下と…
この2~3日、東京では最高気温も30度以下と暑さも一服した感じである。8月の二十四節気は上旬に秋の気配を感じるようになるという立秋があり、下旬に処暑(しょしょ)がある。処暑は「暑さが止む」の意味で、今年は23日で台風シ…
尖閣領海侵入は「侵略」
世日クラブ 中国の海洋進出と日本の安全保障自衛隊は尖閣をどう守る 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が19日、都内で開…
人気の「ジャパン・ハート」
地球だより カンボジアでは5月、日本の医療施設「ジャパン・ハート」が開設され、人気を博している。中には車で5、6時間かけて来る人もいる。治療費が無料というメリットもさることながら、高度の技術や機器を持った日本への信頼感…
北弾道ミサイル、潜水艦発射型にも備え万全に
北朝鮮が東部の咸鏡南道新浦付近の日本海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発を発射した。SLBMは約500㌔飛行した後、日本の防空識別圏に落下した。 北朝鮮がこれまで発射してきたこの種の弾道ミサイルの飛行距離として…
「詰め込み」と「ゆとり」の狭間で
次期学習指導要領の「審議まとめ(案)」が、8月1日に開かれた文科省教育課程企画特別部会で示された。「社会に開かれた教育課程」の実現を掲げ、「アクティブ・ラーニング」(AL)の視点から学習過程の改善方策が示された。 現…
今世紀初頭から既に国連機関などが強く警告…
今世紀初頭から既に国連機関などが強く警告しているが、世界の人口増に伴う水不足は深刻だ。とりわけアフリカ諸国では、それが広範囲にわたり現実的なものになっている。 今回、安倍晋三首相が出席した「第6回アフリカ開発会議(T…
両陛下、国際音楽祭に
静養中の天皇、皇后両陛下は27日、長野県軽井沢町から群馬県草津町に滞在先を移し、同町で開催中の「第37回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」のコンサートを鑑賞された。 皇后陛下はコンサートに先立ち、海外の著…
シールズ解散、若い世代の共感広がらず
安全保障関連法や憲法改正阻止を訴えて国会前でデモを繰り広げ、参院選で野党共闘を呼び掛けた学生団体「SEALDs(シールズ)」が解散した。シールズは昨年の憲法記念日に結成されて以来、約1年3カ月にわたって活動したが、安保…
「台風の来るの来ぬのと稲の花」(高浜虚子)…
「台風の来るの来ぬのと稲の花」(高浜虚子)。そろそろ稲の花が咲く季節。とはいえ、稲の花はそれほど目立たない。 稲というと、季節ごとにその生長ぶりが祭事や神事に関わっている。例えば、早乙女が行う田植えの神事、垂れた稲穂…
アフリカ会議、日本の強み生かした貢献を
日本政府主導の第6回アフリカ開発会議(TICAD)首脳会議が、きょうからケニアの首都ナイロビで行われる。今回は初のアフリカ開催である。 安倍晋三首相をはじめ日本とアフリカ諸国の首脳や経営者が集まり、アフリカ開発の課題…
米副大統領、ギュレン師処遇でトルコに譲歩求める Joe Biden tries to placate Turkey as U.S. shelters coup suspect Fethullah Gulen
バイデン副大統領は24日、オバマ政権に対するトルコの怒りを静めようと、微妙なタイミングで重要な同盟国トルコを訪問した。先月のクーデター未遂事件に関与したとトルコが非難しているイスラム指導者の即時引き渡しを米国が拒否した…
都内のターミナル駅周辺などで、スカーフを…
都内のターミナル駅周辺などで、スカーフを被った女性をよく目にするようになった。インドネシアやマレーシアからの旅行者らしい。経済成長を背景に、これらの国のイスラム教徒の観光客が増加している。 そんな旅行者を見るたびに、…
イスラム指導者らの責任逃れ
地球だより エジプトに十数年滞在して、目に余り、怒りさえ覚えることの一つにイスラム指導者の、テロなどイスラムの教理に触発されて起こる事件に対して、一切の責任を持とうとしない怠慢で不誠実な姿勢がある。 ムバラク元大統領…
SNSの心無い非難にさらされた五輪選手
韓国紙セゲイルボ 「迷惑選手」「他チーム員らに申し訳ないと思え」―。16日、韓国女子バレーボール代表チームがリオ五輪ベスト8戦でオランダに敗北すると、パク・チョンア選手のインスタグラム(写真共有サービス)にはインターネ…
日中韓外相会談、対韓関係重視し中国巻き込め
日中韓外相会談が5年ぶりに日本で開催された。中国、韓国との困難な時期を乗り越え、開催に至ったことをまずは歓迎したい。会談のあった24日、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本海で発射した。特に脅威に直面してい…
いったんは収まったかと思っていたが、実際は…
いったんは収まったかと思っていたが、実際はそうではなかった。このほど正式発表されたSMAP解散をめぐる騒動だ。よくある話で、問題の根っこにあるものがキチンと解決されないまま和解を演出すればこういう結果になる。 グルー…
政治家の口
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国の共和党大統領候補ドナルド・トランプは千変万化する口を持っている。関心誘導→攻撃→前言撤回のパターンに従っている。 彼の刺激的な発言は確かに大統領選挙の歴史に一時代を画してい…
「終末思想」で若者引き込むIS
機関誌ダビク通じ世界に発信 過激派組織「イスラム国」(IS)に引き寄せられるように、世界中のイスラム教徒や改宗した若者らが「イスラム国」に「移住」している。その原因の一つにISの「終末思想」があると指摘されている。(カ…
米国の核戦略変化を見極めよ
韓国紙セゲイルボ 「北」抑止へ総合的取り組みを オバマ米大統領は、これまでタブー視してきた「核先制不使用」政策の採択を考慮しているという。これに敏感に反応した日本が米軍首脳部に、「核先制不使用は北朝鮮の核ミサイル脅威を…
皇太子殿下御一家、那須で御静養
皇太子殿下御一家は24日午後、静養のため栃木県那須町の那須御用邸付属邸に入られた。皇太子殿下は9月1日まで、雅子さまと長女愛子さまはその後も数日滞在される。 御一家は途中のJR那須塩原駅で、出迎えた人たちに笑顔で手を…


