編集局 rss

きょうで東日本大震災から7年を迎える。…

 きょうで東日本大震災から7年を迎える。もう7年なのか、まだ7年なのか、受け止め方は人によって違うだろうが、被災の記憶が風化しつつある面と、いまだ生々しい傷として忘れられない面の両方があることは確か。特に、福島の原発事故…

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米朝首脳会談へ、北に時間稼ぎをさせるな

 トランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談に5月までに応じる意向を示した。正恩氏はトランプ氏へのメッセージの中で「直接会い、話をすれば大きな成果を出すことができるだろう」と述べたという。  国際社会…

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パキスタン高官、タリバンとの交渉を米に要求 Pakistani official implores U.S. to end war with Afghan Taliban

 【イスラマバード(パキスタン)】米国は武力でアフガニスタンでの戦争に勝とうという思いは捨て、タリバンとの和平合意を目指すべきだ。パキスタンの治安当局者が6日、こう訴えた。  元陸軍将官でパキスタンの国家安全保障顧問のナ…

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あすで発生から7年を迎える東日本大震災…

 あすで発生から7年を迎える東日本大震災。甚大な被害を受けた三陸地方の産業の柱である水産業、水産加工業の復活は、復興のバロメーターと言っていいが、今も売り上げの水準が震災以前に戻らず苦しんでいる企業が多い。  風評被害、…

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主役だけじゃなく脇が大事 没後20年、黒澤明監督

(株)黒澤エンタープライゼズ元専務 渡辺清也氏に聞く  黒澤明とジブリに浮世絵――。この三つはじっくり勉強しとかないと外国で恥をかく。とりわけ黒澤明監督に関しては外国人の方がよく知っているほどだ。「世界のクロサワ」となっ…

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目見張る「モスクワ号」

地球だより  1日の利用者数が東京の地下鉄に次ぎ、世界第2位を誇るモスクワのメトロの最近の進化には目を見張るものがある。利用客の最も多い7号線にお目見えした新世代車両「モスクワ号」に乗ってみた。  旧車両では考えられなか…

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韓国経済は世界経済好況を跳躍の機会に

韓国紙セゲイルボ  世界経済と韓国経済の運命が交錯している。今年世界経済は3・9%の高成長を実現する見通しだが、これに反して韓国経済は3・0%も難しいと見られる。過去、韓国経済成長率が世界経済成長率を大きく上回っていた事…

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露大統領が年次教書演説、新型ICBM開発を誇示

 今月18日に大統領選挙を控えたロシアのプーチン大統領は1日、年次教書演説を行った。貧困率の半減など社会政策に関する公約に加え、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)など数々の新型兵器に言及する異例の演説となった。新型兵器を…

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孔子学院、中国のスパイ活動を警戒せよ

 中国政府は「ソフトパワー」戦略の柱として、中国語や中国文化を教え、普及する「孔子学院」を海外の大学などに設立して後援している。  だが米連邦捜査局(FBI)は、孔子学院が米国内でスパイ活動に関わっているとして調査を進め…

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ふりがなによる個人特定の方針を政府が固めた…

 ふりがなによる個人特定の方針を政府が固めたという記事を新聞で読んだ。住民サービスの利便性を高めるという目的のようだが、ふりがなの必要性については了解できる。  そもそも法律上、戸籍の氏名にふりがなを記載することは義務付…

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ユダヤ人救済の祝い、プリム

地球だより  イスラエルで生活していると、ユダヤ教やユダヤ人の歴史にちなんだ祝日が本当に多いことを実感する。子供たちは、休みの合間に学校に行くような感覚だ。  ユダヤ暦アダル月14日に当たる3月1日、イスラエルの祝日の中…

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政治家の出版記念会

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  本を売り買いするのだが、納得できない場面が繰り広げられる。本を買う人たちが本の内容には全く関心がない。予(あらかじ)め準備した白い封筒に入れた現金を手渡して本だけもらっていく。誰も…

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五輪でかわいさを評価される現実

韓国紙セゲイルボ 選手の能力と努力に焦点を  変わっていなかった。平昌冬季五輪に出場した女子選手らの容貌は今回も相変らず、話題の種にされた。  日本の女子カーリング選手は女優の朴ボヨンに似たかわいい容貌で人気を呼び、普段…

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両陛下、自治体消防70年式典に御出席

 天皇、皇后両陛下は7日午前、東京・両国国技館で開かれた自治体消防制度70周年記念式典に出席された。  式典には三権の長や全国の消防長、消防団長らが参加。安倍晋三首相はあいさつで、「ひとたび災害が発生すれば先陣を切って災…

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中東混迷の原因は米前政権

エジプト人識者らが指摘 ムスリム同胞団政権の誕生を支援  シリア内戦は、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討をほぼ終えた現在、共通の敵を追ってきた各勢力が相互にぶつかり合い、混迷を深めている。エジプト人識者らは一様に、そ…

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TPP新協定、やはり米国の復帰が望ましい

 米国を除く環太平洋連携協定(TPP)加盟国11カ国の新協定「TPP11」の署名式が8日(日本時間9日)、チリのサンティアゴで開かれる。  中国を牽制する狙いも  TPPは関税・ルール両面で高いレベルの自由化を実現するも…

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俳人協会賞、同新人賞、同評論賞の授賞式が…

 俳人協会賞、同新人賞、同評論賞の授賞式が、東京の京王プラザホテルで行われた。俳人協会賞を受賞したのは句集『カムイ』の櫂未知子さんと句集『銀座の歩幅』の須賀一惠さんだ。  選考委員の柏原眠雨さんは、櫂さんの作品について「…

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韓国特使団訪朝、北ペースでは歓迎できない

 韓国・文在寅政権の訪朝特使団が1泊2日の日程を終えて帰国し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談結果を発表した。来月末に軍事境界線の板門店で第3回南北首脳会談を開催することで合意し、最大の焦点だった北朝鮮の非核化につ…

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正しい歴史記述を Getting history right

 歴史なんて「ナンセンスだ」と、(自動車王)ヘンリー・フォードが言ったというのは有名な話だ。しかし、より正確には、歴史にはさまざまな解釈があると、言うつもりだったかもしれない。第2次世界大戦の勝者も敗者も共に現実をゆがめ…

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水産資源の管理が国際的に強化される一方、…

 水産資源の管理が国際的に強化される一方、排他的経済水域(EEZ)内での外国漁船による違法操業が後を絶たない。日本だけでなく、今や世界的な問題となっている。  南米アルゼンチンでは先般、同国沿岸のEEZ内で中国漁船が違法…

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「記念」と「追悼」の日で一杯

地球だより  今年も既に3月を迎えたが、アルプスの小国オーストリアでは2018年は記念日が例年になく多い年だ。先ず先月22日、オーストリア国立図書館が創立650年を迎えた。バン・デア・ベレン大統領ら政治家、著名人、文人を…

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仏が新テロ対策、刑務所で過激思想拡散防ぐ

 欧州で最もイスラム過激派によるテロが発生しているフランスで、仏政府は新たな対テロ政策を明らかにした。国内のテロ実行犯の多くが刑務所やサッカークラブなどで聖戦過激思想に染まっている現状を踏まえ、刑務所での過激思想の拡大を…

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中国国防費、支配領域の拡大強化を懸念

 中国の2018年の国防費が前年実績比8・1%増の1兆1000億元(約18兆4500億円)と発表された。伸び率は3年連続で1桁だったものの、前年の7・0%よりも高い。経済成長率の目標をも上回っており、習近平政権下で軍拡路…

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