編集局 rss

「……と思ってございます」という言葉遣い…

 「……と思ってございます」という言葉遣いが増えているようだ。高級官僚であれ、会社の上級幹部であれ、不利な立場に置かれた時に発することが多い。  このほかにも「……を確認してございます」「影響はないものと判断してございま…

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自動車ナンバー

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昔のアイルランドの人々はツルクイナの寿命で時間の長さを計っていたという。1942年にアイルランドで出版された『洋服の仕立て屋とエンスティ』という本によると、「犬は3羽のツルクイナよ…

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凶悪犯罪が深刻なリオデジャネイロ

治安権限の軍移管から1カ月  2016年夏季五輪の開催地ブラジル・リオデジャネイロで、州の治安権限が警察から軍に移管されてから約1カ月がたった。「犯罪組織を撲滅する」(テメル大統領)ための非常事態だが、徹底した取り締まり…

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100年を迎えた夏時間

地球だより  米国には春から秋にかけて時計を1時間進めるサマータイム制度があるが、今年は1918年に初めて導入されてからちょうど100年となる。  夏時間は、毎年3月の第2日曜日に始まり11月の第1日曜日まで続く。今年は…

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北朝鮮「非核化」の代価は?

韓国紙セゲイルボ 譲歩できぬ在韓米軍の撤収  トランプ米大統領が北朝鮮による首脳会談提案をすぐに受けて、「世界のために最も偉大な妥結を見るかもしれない」と述べた。想像の中だけで可能だった米朝首脳会談を引き出した金正恩(キ…

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18歳成人法案、社会的責任を自覚する教育を

 政府は成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案を閣議決定、飲酒や喫煙の禁止年齢を20歳未満に据え置くなどの関連法案22本と合わせて今国会に提出した。  2022年4月1日からの施行を目指すが、ほとんどが高校在学…

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「私は厳冬の山々も好きだが、三月から五、…

 「私は厳冬の山々も好きだが、三月から五、六月までの雪の山を、昔から好んで登った」。随筆家の串田孫一が「春の山」と題する文章で書いている。これを収めた『山のパンセ』には春の雪山が幾つも登場する。  南アルプスの北沢小屋で…

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政権交代に向けアピール、党名変更提案したルペン党首

 フランスの右派政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首が、イメージの一新のため党名を「国民連合(RN)」に変更する提案を同党大会で行い、注目を集めた。父親のジャンマリ・ルペン前FN党首が1972年に創設した同党は、…

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公文書書き換え、信頼損なう言語道断の行為だ

 公文書は「国民共有の知的資源」であり、書き換えは行政への信頼を大きく損なう。言語道断の行為だ。 森友問題で財務省書き換え  書き換えが確認されたのは学園への「売払決議書」「貸付決議書」など計14件で、変更は計200カ所…

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元メジャーに少年ら興奮

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  プロ野球の9球団が2月、沖縄で春季キャンプを実施した。その中には、大リーガー出身のベテラン2選手も参加。群を抜く存在感とオーラでファンを魅了した。  ニューヨーク・メッツからフリー…

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労働組合と言論の自由 Union dues and free speech

 最高裁判所は、言論の自由を保障する米国憲法修正第1条に活を入れるのに歓迎すべきチャンスに目下、近づいている。最高裁は、「ヤヌス対AFSCME(米国州郡市町村職員組合)裁判」の口頭弁論を行った。これは、公務員に、彼らを代…

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5月までに行われることになった米朝首脳会談…

 5月までに行われることになった米朝首脳会談。金正恩朝鮮労働党委員長が「非核化」の意思を表明したため、トランプ大統領が提案に乗った。しかし核問題で米国や国際社会は、これまで北朝鮮に何度も騙(だま)されてきた。真意を見極め…

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平昌パラの脱北アスリート

地球だより  平昌パラリンピックが開幕し、出場選手たちの人生ストーリーがさまざま紹介されているが、男子アイスホッケーの韓国代表で出場中のチェ・グァンヒョク選手(31)の場合、「四つの人生」を歩んできた若者として話題になっ…

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米朝会談、北からの公式反応なし

米政府は準備に取り掛かる  トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談は両国関係の突破口となり得る一方で、米朝交渉に詳しい米情報筋からは、会談の内容や性格が明確になっていないことに大きな疑問が投げ掛けられて…

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主席任期撤廃、危惧を禁じ得ない権力集中

 中国で開催されている全国人民代表大会(全人代)で、2期10年と定められてきた国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正案が可決された。  これによって習近平主席が権力を集中させたまま、2期目を終える2023年以降も3選はおろ…

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「ハレ」の食べ物、和菓子で雛祭り

福岡ひとみさんが食育講座「“食”で行事を楽しもう!」  自然を尊重し、四季折々の行事を大切にしてきた日本人は行事食を通して家族や地域の絆を深めてきた。行事食は旬の食材を食べ、“邪気を払い無病息災を願う”というもの。この伝…

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生涯記憶に残る道徳授業

 いよいよ今年の4月から小学校で「特別の教科」としての道徳の教育が始まる。中学校では来年4月からという。と言われても、何十年も昔に小中学生だった筆者の時代にも、学校で道徳の時間があったし、教科書のようなものが配られて、そ…

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「もう7年なのか、いやまだ7年なのか」…

 「もう7年なのか、いやまだ7年なのか」。東日本大震災から7年となった11日の政府主催の追悼式で、福島、宮城、岩手県の遺族代表が述べた言葉には、強く心に響くものがある。昨日の小紙に全文掲載されている。  冒頭の自問に「心…

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地域包括ケア、「家族支援」の視点を忘れずに

 4月に診療報酬と介護報酬が同時改定され、病院での入院中心から、地域の身近な「かかりつけ医」の機能を強化し、介護サービスと連携して「生活を支える医療」への転換を目指す。住み慣れた地域で暮らし続ける「地域包括ケアシステム」…

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オーストラリア西部で「瓶入りの手紙」が…

 オーストラリア西部で「瓶入りの手紙」が海に投げ入れられてから約132年ぶりに見つかった。紙にはドイツ語で1886年6月12日、発見された場所から西におよそ1000㌔離れたインド洋で、ドイツの帆船から投げ込まれたと記され…

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両陛下、復興支援コンサートに

 天皇、皇后両陛下は10日午後、東京都新宿区の東京オペラシティコンサートホールを訪れ、「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」を鑑賞された。  歌手の錦織健さんと小林沙羅さんの二重唱のほか、ピアニストの横山幸雄さんの…

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東日本大震災7年、「復興」から「新しい東北」へ

 1万8000人を超える死者・行方不明者を出した東日本大震災から7年目を迎えた。7年前のきょう受けた衝撃と悲しみが、よみがえってくる。犠牲となった人々に鎮魂の祈りをささげるとともに、復興の現状とこれからの東北と日本に思い…

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ドイツのカール・マルクス像が生誕200年を前に論争を巻き起こす Karl Marx statue in Germany sparks controversy ahead of author’s 200th birthday

 中国共産党政権から寄贈されたカール・マルクスの高くそびえる銅像が6日、ドイツに到着した。「共産党宣言」の著者の生誕200年をたたえる祝賀行事が2カ月後に出生地トリーアで予定されている。  だが、この寄贈物は激しい賛否両…

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