編集局
大統領汚辱の歴史に終止符を
韓国紙セゲイルボ 統治者の資質をチェックせよ 李明博元大統領が収賄、横領・背任、職権乱用など約20件の疑惑を受けて検察に召還され調査を受けた。大統領汚辱の歴史を再び目撃した国民の心は惨めだ。世界にこうした大統領残酷史を…
結党2年近づく民進、新党結成メド立たず
支持率も1%と低迷 民進党は27日で発足から2年を迎える。「野党勢力を結集し政権を担う新たな政党をつくる」という宣言とともにスタートしたが、昨秋の衆院選を機に3分裂。再結集を目指すものの安全保障などの主要政策での違いが…
原発再稼働、司法は専門的判断を尊重せよ
関西電力が大飯原発3号機(福井県おおい町)を再稼働させた。九州電力もあすにも玄海原発3号機(佐賀県玄海町)を再稼働させる。 一方、一昨年8月に再稼働した四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)については、広島高裁が昨年12月…
JR渋谷駅と渋谷マークシティを結ぶ2階通路…
JR渋谷駅と渋谷マークシティを結ぶ2階通路に「明日の神話」と題する故岡本太郎の壁画が設置されている。作者がメキシコのメキシコ市で1968年から翌年にかけて制作した作品。 壁画は完成したが、設置されるホテルが完成できず…
「水による幸福の世紀に」 皇太子殿下が基調講演される
ブラジル・世界水フォーラム 【ブラジリア時事】ブラジル滞在中の皇太子殿下は19日午後(日本時間20日未明)、首都ブラジリアで開催中の国際会議「第8回世界水フォーラム」で基調講演し、「21世紀は水による繁栄、平和そして幸…
プーチン氏4選、強権で繁栄は実現できない
ロシア大統領選でプーチン大統領が圧勝し、4選を果たした。任期は6年で、2000年以来、首相時代の4年間を含めて、71歳になる24年までの実質24年の長期政権となる。 欧米との対立深まる 今回の選挙には8人が立候補し…
両陛下の沖縄御訪問 間近に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 天皇皇后両陛下は27日から3日間の日程で沖縄を御訪問される。 27日には糸満市の沖縄県平和祈念公園の国立沖縄戦没者墓苑を参拝される。28日は与那国島を日帰りで御視察。最終日は豊見…
ウマが合う国務長官をと A secretary of State with simpatico
レックス・ティラーソンが去り、マイク・ポンペオの出番となった。どこかで出版社が、彼のクビがどのくらい長くつながるかについての本の出版の準備をしている。ドナルド・トランプが相手では、それは、誰にも分からない。大統領は混乱…
北海道函館市の住民らが、電源開発(Jパワー)…
北海道函館市の住民らが、電源開発(Jパワー)が青森県大間町に建設中の大間原発の建設差し止めを求めた訴訟で、函館地裁は「重大事故が発生する具体的危険性を認めるのは困難」として原告の訴えを棄却した。妥当な判決だ。 ただこ…
働き過ぎのパン屋に罰金
地球だより フランス・パリ南東約120キロにある美しい村のブランジュリ(パン屋)が、労働規制を無視して営業を続けたとして罰金を課された。村の名はリュジニー=シュル=バルス。湖畔のフォレ・ドリオン自然公園に接した人口20…
フランシスコ法王就任から5年、病める教会の回復の道まだ遠く
アルゼンチンのブエノスアイレス大司教だったホルへ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿がペテロの後継者、第266代の法王に選出されて3月13日で5周年を迎えた。南米初のローマ法王フランシスコの過去5年間でバチカンは変わっただろうか…
皇太子殿下、「水フォーラム」に
開会式であいさつされる―ブラジル 【ブラジリア時事】ブラジル滞在中の皇太子殿下は19日午前(日本時間同日夜)、首都ブラジリアで行われた国際会議「第8回世界水フォーラム」の開会式に出席された。 今大会のテーマは「水の共…
自民党総裁選、安倍3選街道に逆風
竹下派の動向も影響 9月の自民党総裁選挙に向け、厚い支持基盤を背景に楽勝ムードすら漂っていた安倍晋三首相の3選街道に逆風が吹き始めている。党内第3派閥である額賀派の「竹下派」への衣替えによる影響や、学校法人「森友学園」…
台湾旅行法、米台関係強化につなげよ
米国で台湾旅行法が成立した。これまで控えてきた米国と台湾の高官による相互訪問に道を開くものだが、中国は中国本土と台湾が同じ国に属するとの「一つの中国」原則に反するものと見なして反発している。 高官の相互訪問が可能に …
米国家安全保障会議(NSC)に北朝鮮強硬派
米ホワイトハウスが、5月にも実施されるとみられる米朝首脳会談への準備に本腰を入れ始めている。事実上長官不在の国務省をよそに、大統領直属の諮問機関、国家安全保障会議(NSC)を強化し、その第1弾として北朝鮮強硬派の元財務…
東京都教育委員会、全国初の「はしうち教室」開設
不登校児童・生徒が対象、分教室型で運用 東京都教育委員会はこのほど、不登校児童・生徒に対する多様な教育機会を確保する観点から、調布市教育委員会が文部科学省から指定を受け、2018年4月に調布市立第七中学校(吉岡俊幸校長…
博士卒人材を守れ
大学法人化以降、大学の交付金が1割以上も削減する中、若手研究者の研究環境は厳しいものがある。 科学技術・学術政策研究所が公表した「博士人材追跡調査」第2次報告によると、大学院生の2人に1人が週10時間以上のアルバイト…
「困難にも決してあきらめないという不屈の…
「困難にも決してあきらめないという不屈の価値を実現しました」(閉会式の主催者あいさつから)。平昌パラリンピックが幕を閉じた。障害を持つ選手の奮闘、不屈の精神と、器具を自分の手足として発揮する優れた身体能力に魅せられた1…
迷走する「男女共同参画」、 文科省の組織再編案にリベラル系女性団体が反対
文部科学省は昨年11月、来年度実施する組織再編で「男女共同参画学習課」を新設する「共生社会学習推進課」へ統合する案を発表した。これに対してリベラル色の強い女性団体や一部の国会議員、研究者などが反発。文科省は統合の方針は…
新米国務長官、北への警戒緩めず会談準備を
トランプ米大統領はティラーソン国務長官を解任し、保守強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に指名した。 5月までに行う意向の米朝首脳会談に「最大限の圧力」を維持したまま臨み、妥協しない姿勢を鮮明にした形だ。 …
20歳の成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案…
20歳の成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案が国会に提出され、政府は2022年4月1日の施行を目指すという。 法制審議会は、法整備の条件として消費者被害防止や若者の自立支援の環境整備などを提案している。18歳は高校…
自民9条改正案、「必要最小限度」は首肯し難い
自民党の憲法改正推進本部は9条について、戦力不保持を規定した2項を残して「必要最小限度の実力組織」として自衛隊を明記するという執行部案を発表した。 わが国の防衛力をめぐっては、「必要最小限度」との限定が過去に多くの支…
士気の低下した米外交官、ティラーソン氏退任でポンペオ氏に新たな期待を寄せる With Tillerson departure, demoralized diplomats put new hope in Pompeo
彼はトランプ大統領の耳を得ているが、国務省の背中を得るだろうか? これは士気の低下した国務省の職員たちがマイク・ポンペオ氏に対して抱いている疑問だ。トランプ氏は、共和党の下院議員からCIA長官になったポンペオ氏を、解…