編集局 rss

働き過ぎのパン屋に罰金

地球だより  フランス・パリ南東約120キロにある美しい村のブランジュリ(パン屋)が、労働規制を無視して営業を続けたとして罰金を課された。村の名はリュジニー=シュル=バルス。湖畔のフォレ・ドリオン自然公園に接した人口20…

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フランシスコ法王就任から5年、病める教会の回復の道まだ遠く

 アルゼンチンのブエノスアイレス大司教だったホルへ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿がペテロの後継者、第266代の法王に選出されて3月13日で5周年を迎えた。南米初のローマ法王フランシスコの過去5年間でバチカンは変わっただろうか…

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皇太子殿下、「水フォーラム」に

開会式であいさつされる―ブラジル  【ブラジリア時事】ブラジル滞在中の皇太子殿下は19日午前(日本時間同日夜)、首都ブラジリアで行われた国際会議「第8回世界水フォーラム」の開会式に出席された。  今大会のテーマは「水の共…

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自民党総裁選、安倍3選街道に逆風

竹下派の動向も影響  9月の自民党総裁選挙に向け、厚い支持基盤を背景に楽勝ムードすら漂っていた安倍晋三首相の3選街道に逆風が吹き始めている。党内第3派閥である額賀派の「竹下派」への衣替えによる影響や、学校法人「森友学園」…

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台湾旅行法、米台関係強化につなげよ

 米国で台湾旅行法が成立した。これまで控えてきた米国と台湾の高官による相互訪問に道を開くものだが、中国は中国本土と台湾が同じ国に属するとの「一つの中国」原則に反するものと見なして反発している。 高官の相互訪問が可能に  …

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米国家安全保障会議(NSC)に北朝鮮強硬派

 米ホワイトハウスが、5月にも実施されるとみられる米朝首脳会談への準備に本腰を入れ始めている。事実上長官不在の国務省をよそに、大統領直属の諮問機関、国家安全保障会議(NSC)を強化し、その第1弾として北朝鮮強硬派の元財務…

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東京都教育委員会、全国初の「はしうち教室」開設

不登校児童・生徒が対象、分教室型で運用  東京都教育委員会はこのほど、不登校児童・生徒に対する多様な教育機会を確保する観点から、調布市教育委員会が文部科学省から指定を受け、2018年4月に調布市立第七中学校(吉岡俊幸校長…

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博士卒人材を守れ

 大学法人化以降、大学の交付金が1割以上も削減する中、若手研究者の研究環境は厳しいものがある。  科学技術・学術政策研究所が公表した「博士人材追跡調査」第2次報告によると、大学院生の2人に1人が週10時間以上のアルバイト…

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「困難にも決してあきらめないという不屈の…

 「困難にも決してあきらめないという不屈の価値を実現しました」(閉会式の主催者あいさつから)。平昌パラリンピックが幕を閉じた。障害を持つ選手の奮闘、不屈の精神と、器具を自分の手足として発揮する優れた身体能力に魅せられた1…

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迷走する「男女共同参画」、 文科省の組織再編案にリベラル系女性団体が反対

 文部科学省は昨年11月、来年度実施する組織再編で「男女共同参画学習課」を新設する「共生社会学習推進課」へ統合する案を発表した。これに対してリベラル色の強い女性団体や一部の国会議員、研究者などが反発。文科省は統合の方針は…

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新米国務長官、北への警戒緩めず会談準備を

 トランプ米大統領はティラーソン国務長官を解任し、保守強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に指名した。  5月までに行う意向の米朝首脳会談に「最大限の圧力」を維持したまま臨み、妥協しない姿勢を鮮明にした形だ。 …

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20歳の成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案…

 20歳の成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案が国会に提出され、政府は2022年4月1日の施行を目指すという。  法制審議会は、法整備の条件として消費者被害防止や若者の自立支援の環境整備などを提案している。18歳は高校…

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自民9条改正案、「必要最小限度」は首肯し難い

 自民党の憲法改正推進本部は9条について、戦力不保持を規定した2項を残して「必要最小限度の実力組織」として自衛隊を明記するという執行部案を発表した。  わが国の防衛力をめぐっては、「必要最小限度」との限定が過去に多くの支…

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士気の低下した米外交官、ティラーソン氏退任でポンペオ氏に新たな期待を寄せる With Tillerson departure, demoralized diplomats put new hope in Pompeo

 彼はトランプ大統領の耳を得ているが、国務省の背中を得るだろうか?  これは士気の低下した国務省の職員たちがマイク・ポンペオ氏に対して抱いている疑問だ。トランプ氏は、共和党の下院議員からCIA長官になったポンペオ氏を、解…

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東京地方ではきのう、桜の開花が発表され…

 東京地方ではきのう、桜の開花が発表され、見ごろは24日から月末にかけてとなる予想だという。平年よりもかなり早い。  開花が早まったのは、この冬の厳しい寒さで花芽が成長しやすい状態になり、3月にかなり暖かい日が続いたこと…

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皇太子殿下、ブラジルへ御出発

世界水フォーラムで講演  皇太子殿下は16日、ブラジルの首都ブラジリアで開催される「第8回世界水フォーラム」に出席するため、民間機で成田空港を出発された。  経由地となる米国・マイアミで日本人の子供たちが通う補習校などを…

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児童虐待、他の家の出来事と思うな

 家庭内で起きる虐待によって幼き命が奪われる事件が、後を絶たない。全国の警察が昨年1年間に児童相談所(児相)に通告した子供の数が初めて6万人を超え、そのうち58人が亡くなった。 警察からの通告6万人超  「社会的関心の高…

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学校の安全を守るため年5000万㌦を承認-米下院 House OKs $50 million to help keep schools safe

 下院は14日、学内の安全性を評価するための年間5000万㌦の連邦予算を承認した。フロリダ州パークランドの学校で先月、銃撃事件が起きたことを受けて高まっている銃をめぐる議論に連邦議会がまず小さな一歩を踏み出した格好だ。 …

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出社前の孫が家を出る間際に「きょうアマゾン…

 出社前の孫が家を出る間際に「きょうアマゾンで買ったベッド・テーブルが届くから受け取っておいて」と言った。それを聞いた87歳の祖母が「なんで、そんなもの外国から買うんだい?」と問い返した。祖母はアマゾン川のあるブラジルに…

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明治の国づくりと神道、不可欠だった精神的支柱

生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く  明治維新150年の今年、明治の国づくりへの関心が高まっている。そこから、今の日本を見直そうとの思いもあろう。そこで、明治の国づくりと神道について加藤隆久・生田神社名誉宮司に伺った。 …

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空港の悪徳タクシー

地球だより  マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港を利用する上で、厄介なものの一つがタクシーだ。  他の交通手段がほとんど整備されていないので到着した利用者はタクシーの利用を迫られる。そして運転手がその弱みにつけ込むとい…

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韓国でも吹き荒れる「ミー・トゥー」運動

韓国紙セゲイルボ  いま大韓民国に「ミー・トゥー」運動が吹き荒れている。「私も(性暴行・セクハラ)された」という意味の「ミー・トゥー」運動は政界と芸術界を揺さぶっている。  安熙正(アンヒジョン)忠南知事が辞任し、教科書…

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辺野古移設、不毛な法廷闘争はもうやめよ

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、岩礁破砕許可を得ずに国が埋め立て工事を進めるのは違法として県が工事差し止めを求めた訴訟で、那覇地裁は県の請求を却下し、差し止めの仮処分の申し立ても退けた。 …

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