編集局
米中間選挙、限定的だった民主の勢い
トランプ米大統領の残り2年間の任期を左右する中間選挙の投開票が行われた。 連邦議会では今回、上院(定数100)の35議席と下院(同435)の全議席が改選され、全米50州のうち36州の知事選も行われた。 共和党が下院…
東京の上智大四谷キャンパスにある6号館…
東京の上智大四谷キャンパスにある6号館1階展示コーナーで企画展「キリシタンの世紀」が開催されている。今年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたことを受けて企画。 同大キリシタン文庫が所…
イラン制裁再開も効果は限定的
米専門家ら指摘 米政権は5日、イランへの「史上最強」の経済制裁を開始したが、イランは過去にも原油禁輸などの制裁を受けたものの、巧妙に切り抜けており、専門家からは、その効果にすでに疑問の声が出ている。 制裁は、5月のイ…
イラン制裁、核開発阻止への包囲網構築を
米政府は、原油の禁輸などイランへの経済制裁を再開した。2015年の核合意で解除された制裁はすべて再開され、制裁違反に対する罰則も盛り込むという徹底ぶりだ。米国とともに核合意に参画した英仏など5カ国は強く反発しており、関…
ワーキング・プレス The Working press
共和国がほぼ建設されて以来、政府と、その政策や統治戦略を発表するメディアとの間に、激しい闘いがあった。 トーマス・ジェファソンは、「大陸会議」への代表として派遣したエドワード・カーリングトン(軍人、政治家)に向けてパ…
作家の村上春樹さんが37年ぶりに国内で記者…
作家の村上春樹さんが37年ぶりに国内で記者会見を行い、自身の原稿や書籍、レコードなどの資料を、母校の早稲田大に寄贈すると発表した。早大はこれらのコレクションをもとに村上文学の研究拠点を新設する方針という。内外のハルキス…
文化勲章受章者ら招き茶会 両陛下
天皇、皇后両陛下は5日午後、文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。 文化勲章受章者は劇作家で評論家の山崎正和氏(84)や陶芸家の今井政之氏(87)ら4人、文化功労者は作家の阿刀田高氏(83)、…
長時間労働が常態化
地球だより 世界中のゲームソフト企業も長時間労働は同じなようで、フランスでも制作会社の長時間労働が問題になっている。今やゲームソフトは高い収益を生む有望産業となり、若者の間で職業としての人気が上昇する一方、労働環境の改…
独政局、ポスト・メルケル時代に
メルケル独首相は10月29日、ベルリンでの記者会見で12月初めにハンブルク市で開催の与党「キリスト教民主同盟」(CDU)党大会で党首選に出馬しない意向を表明する一方、首相ポストは任期満了になる2021年まで務め、その後…
ながらスマホ禁止を
運転免許証更新のための講習を受けた。ドライブレコーダーの解析によって分かった事故原因を解説したビデオを見た後、講師から道路交通法の改正点などの説明を受けた。 当然、自動車の安全運転のための講習だったが、講師の話で印象…
「子供の貧困」問題の解決に向けた連携を
日本財団がフォーラムを開催 厚生労働省の調査によると、日本の7人に1人の子供が貧困状態にある。生まれ育った家庭環境などが原因で、学力や進路選択に生じる格差などが問題視されている。この「子供の貧困」問題に対して日本財団は…
辺野古工事再開、一日も早い移設の実現を
政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関連する工事を約2カ月ぶりに再開した。 玉城デニー知事は辺野古移設に反対しているが、日米同盟の抑止力維持と普天間飛行場の危険除去のために政府は工事を進め…
<くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義…
<くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義。霜月(しもつき)11月は暦の上では冬に入る。日脚が早くなり、朝晩の冷え込みに忍び寄る冬の気配を感じるこのごろ、明日は冬入りを告げる立冬(りっとう)である。 とはいえ今週は曇りの…
米、「肥満」で約194兆円損失
米ミルケン研究所(カリフォルニア州)が先月末に発表した「米国の肥満危機―過体重の医療と経済への直接的影響」と題した報告書によると、米国民は肥満と過体重のために2016年の1年間で4807億ドル(約54兆円)の出費を強い…
対中ODA終了、戦略的な支援に磨きを掛けよ
安倍晋三首相は先の訪中で日本の対中政府開発援助(ODA)の終了を表明した。中国はすでに世界第2位の経済大国だ。その経済力を使って不透明な軍事拡大に走っている。ODAの意味はそもそも失われている。遅きに失したが、終了は当…
日立化成で、半導体用材料などの新たな不適切…
日立化成で、半導体用材料などの新たな不適切検査が見つかった。顧客と約束した検査を怠ったり、検査データを改竄(かいざん)したりするなどの不正が、国内の7製造事業所全てで行われていた。出荷先は延べ約1900社に及ぶ。 不…
結婚したい若い男女は9割
人口減少社会を超えて 第2部・戦後人口政策の誤り (6) 求められる総合的な支援 作家の山本肇さんが、「戦時中の『産めよ、殖やせよ』のスローガンは旧約聖書の聖句がもとになったもので、本来は富国強兵だけの意味ではなかった…
オハイオ州でアーミッシュとメノナイトの動員に取り組む共和党 Republicans reach out to Amish, Mennonites in Ohio
マイク・ペンス米副大統領が参加した10月31日のオハイオ州中央部での選挙集会には、意外な2人の有権者が出席した。農家のレヴィ・ミラーさんとベン・ホステトラーさんだ。2人は、保守的なアーミッシュとメノナイトの人々を投票所…
「チェロを弾くすさびのありて秋深し」…
「チェロを弾くすさびのありて秋深し」(中口飛朗子)。秋には、さまざまな色彩がある。空気が澄んで空の青が映え、紅葉が深まれば赤や黄色が鮮やかだ。 秋は五穀豊穣(ほうじょう)で食欲を刺激される季節。一方、芸術の秋と言われ…
歴史歪めた歴代知事の責任、「集団自決」に無知な翁長氏
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (29) 第1次世界大戦が終わり、戦後処理が始まった時、日米軍縮会議が開かれ、「琉球」をどうするか議題に上がった。ドイツ領であった南洋諸島が日本の「管轄下」に…
「少なく産み大事に育てる」が定着
人口減少社会を超えて 第2部・戦後人口政策の誤り (5) 一家団欒より個人的自己実現 第1次ベビーブームのピーク時の誕生270万人(1949年)よりはすこし少ないが、71(昭和46)年から74(同49)年までに年間21…
文化の日 「文明」と「文化」の調和保って
きょうは平成最後の「文化の日」。もともとは明治天皇の誕生日を祝う「天長節」で、後には「明治節」と呼ばれた。 今年はその明治天皇を中心とする明治維新から150年目に当たる。 維新の成功を導いた皇室 明治維新は、西欧列…
外国人労働者の受け入れ拡大のための新たな…
外国人労働者の受け入れ拡大のための新たな在留資格を創設する出入国管理法改正案が国会に提出された。これまで認めてこなかった単純労働にも門戸を開く、歴史的な政策転換となる法案だけに、慎重な議論が必要だ。 2種類の在留資格…