福島 純一
フィリピン在住。アジアのラテン国家フィリピンで起きる様々な出来事をお届けします。
フィリピン、大統領選有力4候補が固まる
圧倒的優位保つマルコス氏 野党のロブレド氏も存在感 5月9日のフィリピン大統領選に向け選挙キャンペーンが激化する中、有力候補が固まってきた。選挙ではドゥテルテ政権が進めてきた麻薬戦争や汚職対策の是非が争点となっているが、…
比保健省「オミクロン株を克服」 外国人観光客受け入れ再開
10日間で2万人以上が入国 年明けにオミクロン株による感染急増に見舞われたフィリピンだが、1カ月ほどで感染は収束し、政府は大幅な規制緩和に舵(かじ)を切った。観光ビザによる外国人の入国が本格的に再開されるなど、経済復興に…
フィリピン、オミクロン株の猛威到来 過去最多1日4万人近く感染
「ステルスオミクロン」も確認 フィリピンで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」によると見られる感染拡大で、コロナ禍が始まって以来の感染者数を記録し政府が対策に追われている。特に感染が急速に拡大したマニラ首都圏では、…
5月9日 フィリピン正副大統領選 ドゥテルテ与党 空中分解
存在感増す「2世」の2人 5月9日に投票が行われるフィリピン正副大統領選挙は、最大与党のPDPラバンの内部分裂によりドゥテルテ大統領の後継候補がいない状態に陥っている。ドゥテルテ氏自身も予定していた上院選への立候補を土…
フィリピン中部に台風直撃 復旧難航で暗闇のXマスに
インフラ壊滅し被害情報錯綜 台風22号(フィリピン名オデット)の直撃を受け甚大な被害が出たフィリピン中部では、依然としてインフラの復旧が難航しており多くの人々が不便な生活を強いられている。道路や通信の寸断により被害の把握…
フィリピン大統領選の構図変化
サラ氏「副」でマルコス氏とペア ドゥテルテ氏は引退撤回し上院選へ 来年のフィリピン正副大統領選で、勢力図を塗り替える大きな動きがあった。これまで高い支持率がありながら大統領選への出馬を否定してきたドゥテルテ大統領の長女で…
混戦模様のフィリピン大統領選挙
ドゥテルテ氏娘は出馬否定 マルコス元上院議員の支持急伸 このほどドゥテルテ比大統領が、政界からの引退を表明し波紋を呼んでいる。娘のサラ・ダバオ市長も大統領選への出馬を否定するなど、与党は有力大統領候補が不在の状況だが、…
新型コロナ、フィリピンで新防疫システム
ワクチン接種者限定の営業緩和 中国製ワクチン敬遠するダバオ市 フィリピン政府はこれまでの広範囲なロックダウン(都市封鎖)による新型コロナウイルスの封じ込めを方針転換した。そして今回、局所的なロックダウンとワクチン接種の…
比 コロナ対策で方向転換、機能しなくなった都市封鎖
10日間で規則違反7万人逮捕 フィリピン政府が新型コロナウイルス対策で、方向転換の兆しを見せている。これまでは警察や国軍を動員した厳格なロックダウン(都市封鎖)に頼ってきたが、このほど感染者増加中にもかかわらず規制緩和…
次期大統領選に動くフィリピン
来年5月に控えるフィリピン正副大統領選に向けた動きが本格化している。最新の世論調査でロドリゴ・ドゥテルテ大統領の後継者として、長女でダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏(以下、サラ氏)が高い支持を集める一方で、ドゥテルテ氏自…
比、ワクチンで対中依存が加速
フィリピンが領有権を主張する南シナ海の排他的経済水域(EEZ)に、200隻以上の中国漁船が集結し緊張が高まった。これに対し外務省が中国を激しく非難する一方で、ドゥテルテ大統領は、国際仲裁裁判所の判断を「紙切れ」と表現す…
比、コロナ感染急増で再び都市封鎖
フィリピン政府は3月下旬、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、マニラ首都圏とその近郊4州で最も厳しい防疫措置であるロックダウン(都市封鎖)の実施に踏み切った。病院などの医療施設の逼迫(ひっぱく)が深刻化…
比、再びコロナ感染が急増
フィリピンではマニラ首都圏を中心に再び新型コロナウイルスの感染者が急増し、政府が改めて厳しい外出規制を導入するなど対策に追われている。財政的な理由から昨年のような厳格なロックダウン(都市封鎖)は避けたい政府だが、感染が…
比大統領 全国的規制緩和却下
フィリピンではコロナ禍で高い失業率が続くなど早期の経済復興が期待されているが、感染対策の移動制限などが足かせとなり経済回復とは程遠い状況が続いている。政府内では全土を対象に規制緩和を行い、観光などを促進し経済復興に弾み…
比,新型コロナ変異種上陸で防疫強化
フィリピン国内で新型コロナウイルスの変異種が確認され政府が警戒を強めている。海外からの帰国者のほか市中感染とみられるケースも確認されており、隔離期間の延長など入国者に対する水際対策の強化も検討されている。経済対策として…
コロナ禍で広がる教育格差-フィリピンから
コロナ禍で通学する子供たちの声が地域から消えて久しい。年末、厳格なロックダウン(都市封鎖)こそ解除されたが原則的に18歳以下の未成年者は外出禁止だ。学校も3月からずっと閉鎖している。 全国でインターネットを使った遠隔…
フィリピン 警官の親子射殺に猛批判
フィリピンのルソン島で現役の警官が、隣人の親子を射殺する残忍な事件が発生し人々の怒りを呼んでいる。被害者の家族が事件の一部始終を記録したビデオはネット上でまたたく間に拡散され、警官への迅速な処罰を求める声も強まっている…
フィリピン 海軍が漁民を民兵化
フィリピン海軍は中国と領有権争いが続く南シナ海で、近代化が難航している軍事力を補うため漁民の民兵化を進め、武装した中国人漁民に対抗する考えを示した。一方、国内では退職者ビザを利用し大量の中国人が流入していることが発覚し…
フィリピン 続くコロナ防疫措置
フィリピンでは依然として新型コロナウイルス対策の厳しい防疫措置が続き、国民の生活に大きな影響を及ぼしている。感染者は30万人を超えており、政府はマニラ首都圏などで10月末まで現状の防疫措置を延長することを決定した。世論…
フィリピン南部 連続自爆テロで14人死亡
フィリピン南部で連続自爆テロがあり、14人が死亡し78人が負傷する惨事となった。イスラム過激派アブサヤフの副司令官が逮捕されたことに対する報復と考えられており、国軍兵士が狙われたが民間人も多数巻き添えとなった。さらなる…
フィリピン マニラ首都圏で医療危機
いち早く3カ月以上にもわたるロックダウン(都市封鎖)を決行したフィリピンだが、いまだに新型コロナウイルス感染の収束の兆しは見えない。悪化する国民の失業や貧困を改善するため、政府は経済活動の再開に舵(かじ)を切ったが、こ…
フィリピン、規制緩和に急ブレーキ
フィリピン政府は3月から続いた新型コロナウイルス対策に伴うロックダウン(都市封鎖)規制を、本格的な経済活動の再開に向け徐々に緩和してきたが、ここに来て急ブレーキがかかっている。規制緩和の影響とみられる感染拡大が各地で確…
フィリピン 新型コロナウイルス対策で封鎖延長しつつ規制緩和
フィリピン政府は新型コロナウイルス対策で外出や移動を制限するロックダウン(都市封鎖)を、マニラ首都圏などで規制を緩和しつつ延長することを決定した。規制緩和により、生活必需品以外を扱う小売店の他に、製造業なども規模を制限…