[新東亜]
韓国抜きでも軍事訓練 北に核リスト提出迫る米
平壌宣言は文政権の“暴走” 9月19日の平壌共同宣言は関係国が注目していた「北の非核化」ではなく、南北の軍事的緊張緩和に重点が置かれていた。後日、東京で行われた国慶日(韓国建国記念日)のパーティーで李洙勲(イスフン)駐…
北朝鮮経済建設、支援に前のめりの文政権
ブレーキをかける韓国メディア 南北首脳会談、米朝首脳会談が行われても、北朝鮮の非核化はなかなか進まない。首脳会談ばかりが繰り返され、実質的進展が見られないのだ。非核化は進まないが、その一方でなぜか北朝鮮経済への期待感は…
経済活動を活発化させる北 中国に設備投資呼び掛け
完成品の生産・輸出目指す 北朝鮮の非核化が進まず、国際社会による経済制裁が続いているにもかかわらず、北朝鮮の経済活動が活発化してきている。制裁解除を見越した中国の対朝投資の動きがあるのだ。さらに韓国までが制裁違反と知っ…
北非核化の四大争点
正確な数量を把握せぬ米 6月12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談では焦点である「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)が曖昧なままで終わった。米朝とも「非核化」するとしているが、具体的方法、日程が何も決…
韓国人の就職絶対条件
容姿良く30歳以下で語学力も 「超売り手市場」といわれる学生の就職状況。選(え)り好みをしなければ百パーセント就職できるが、実際の求職と求人のマッチングは昔も今もアンバランスだ。誰でも希望の会社に入れるわけでもなく、不…
韓国でも「ミー・トゥー」旋風 背景に80年代の性解放思想
渦中の加害者は皆、左派陣営 韓国で「私もセクハラを受けた」という「ミー・トゥー」旋風が吹き荒れている。政治家からノーベル賞候補にも擬された高名な詩人までが追及を受けている。儒教社会である韓国では女性の性にはことさら厳し…
保革対立が先鋭化する韓国 左右の論客が誌上で論戦
「北主導の統一」で認識の相違 韓国で保守と革新の対立が先鋭化している。文在寅(ムンジェイン)政権が平昌冬季オリンピックで北朝鮮と合同チームを構成したり、国連の制裁にもかかわらず、大量の応援団を受け入れ、便宜供与している…
左派が牛耳る文在寅政権 歴史解釈の塗り替え図る
日本との条約、協定見直しも 韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は学生運動出身者であふれている――。スキャンダルに見舞われた朴槿恵(パククネ)大統領を「ろうそくデモ」という場外乱闘で退陣に追い込み、その勢いをかって大統領の…
強かな韓国の対中対米観 半島の戦略的価値を認識
米中間の「バランサー」を自負 韓国は民主主義、資本主義経済という共通の価値観で米国、日本と同盟、協力関係を持つ国だが、しばしば、その対極にある一党独裁、共産主義の中国の引力圏に入って行こうとして、両陣営の間で“コウモリ…
韓国核武装論の迷走
米・中朝での取引を警戒 米朝間の緊張が高まっている。核実験、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対して、軍事的圧力を加え得るという威嚇で米国は対応している。 両者とも譲らず、誰かが止めに入るか、どちらかが折れるかしなければ…
北対話に固執する文大統領
「トランプ癇癪」招く利敵行為 コリアパッシングを憂慮 トランプ米大統領のアジア歴訪が11月に控えている。日本訪問では数少ない世界指導者の中の“親友”の一人である安倍晋三首相が出迎えてくれるのかどうか、総選挙の結果次第で…
「桂・タフト協定」の再現 安保不感症の文大統領
韓国抜きで事が進む可能性 相次ぐ北朝鮮のミサイル挑発をめぐって米国、中国が協調体制に入ったと韓国の専門家は分析している。そうした時に、韓国の「親北政権」はいわば自分の庭先で起こっている緊急事態に目を瞑(つぶ)り、対話路…
朴槿恵弾劾が突き付けた課題 二極化深化させた進歩政権
強大な大統領権限の見直し必要 韓国で大統領が民衆デモの圧力で弾劾され罷免された。もちろん国会が弾劾し、司法が判断したものだが、ソウルの中心部を埋めて毎週末行われた大規模な抗議集会やデモがこれらの判断に影響を及ぼさなかっ…
与党候補見当たらぬ韓国大統領選 “保守政党消滅”の可能性
左派政権誕生で揺らぐ安保 韓国では朴槿恵(パククネ)大統領の弾劾で今年12月に予定されていた大統領選挙が早ければ春に、遅くとも夏に行われる可能性が高まってきた。弾劾の是非を審議している憲法裁の裁定次第では、その日程もど…
「新東亜」が暴いた中国の戦略目標
韓国のフィンランド化に狙い/対中外交の修正迫られる朴政権 韓国が高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)の在韓米軍配備を受け入れたことに対して、中国は猛反発し、韓国たたきに激しさを加えている。これまでの朴槿恵(パククネ…
新東亜が潘基文氏の資質検証 過熱気味のブーム冷ます
盧氏に「義理を欠く」と指摘 「国連史上最低の事務総長」と欧米のメディアからこき下ろされている潘基文(パンギムン)氏が韓国の次期大統領候補に擬せられている。世論調査では野党共に民主党の文在寅(ムンジェイン)元代表を10ポ…
韓国各誌がトランプ氏分析、動乱の再発誘う米孤立主義
中国の出方にも強い関心 米大統領選では共和・民主両党の候補が固まった。共和党はドナルド・トランプ氏、民主党ではヒラリー・クリントン元国務長官がそれぞれ党大会を経て、大統領選を戦うことになる。 「核保有国」を宣言した北…
朴大統領の南北統一展望 中国は韓国主導統一に反対
新東亜に中国人学者の“本音” 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が7月、「来年にも南北統一が実現するかもしれない」と発言して物議を醸したことがある。これを伝える韓国メディアには、現状では南北の統一など到底考えられない中で、…
朴槿恵大統領の7時間、解明を試みた「新東亜」
産経支局長裁判の争点に 韓国で4月、旅客船セウォル号沈没事故発生当時、朴槿恵(パククネ)大統領はどこで何をしていたのか、について、韓国紙などを引用してコラムを書いた産経新聞ソウル支局長(当時)が韓国検察から起訴され、日…
中国の対北政策、北朝鮮は中国「死活の地」
張成沢粛清後も変化なし 北朝鮮の張成沢が粛清されたことで、さすがの「中国も対北政策を変えた」とする見方が出され、一定の支持も受けた。だが、事実はそうではないと「新東亜」(2月号)が主張している。 同誌は東亜日報社が出…
「統一大当たり」論
内外に説得がいる朴大統領 「統一は大当たり」という言葉が大統領の口から発せられた。韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は年頭の記者会見ではじめてこの言葉を公で使った。「大当たり」とは「南北統一は大きな利益になる」ということで…