「統一大当たり」論
内外に説得がいる朴大統領
「統一は大当たり」という言葉が大統領の口から発せられた。韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は年頭の記者会見ではじめてこの言葉を公で使った。「大当たり」とは「南北統一は大きな利益になる」ということである。
長期間分断が続いたことで、南北の間には思想の違い、価値観の違い、さらには言葉の違いまでが深刻なレベルにまでなっていると認識されている。それは時々実施される「離散家族の対面」事業で、離れ離れになった肉親が数十年ぶりに会って感じる、その懐かしさを押し戻してしまうほどの違和感からも明らかだ。
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