安保法制と大衆路線 平和主義「公明」が強調


「歯止め」に説明の力点

 公明党の機関誌「公明」に連載された「『大衆とともに』公明党の歩み」が9月号の32回「憲法の平和主義守った公明党―安保法制整備への『閣議決定』に“専守防衛堅持”等盛り込む」で終了した。昨年の結党50年に合わせた連載だった。

 結党精神が創価学会の現在名誉会長である池田大作氏が行った演説にあることを同連載は綴(つづ)っていたが、宗教は理想を指向し、政治は現実に対応しなければならない。そこで支持団体と党との間に起こる葛藤があり、現在の安保法制をめぐっても同党はそのような課題を抱えている。


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