統一選前半戦の「赤旗」 独善的に捉える「民意」


弱気民主の虚を突く共産党

 統一地方選前半戦の結果を受け、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(4・14)は「前半戦の成果を確信に、後半戦で必ず勝利・躍進を勝ち取ろう」と題する党中央委員会常任幹部会の文書を1面に掲載した。

 41道府県議選で前回当選80から111議席、政令市議選で前回当選107から136議席に伸びたので自賛を重ねているが、「日本共産党は、政治論戦で、地方選ではあっても、安倍政権があらゆる分野で民意に背く暴走をしているもとで、地方から審判を下そうと訴えました」と、合点がいかないことを述べている。「あらゆる分野で民意に背く」なら、選挙で過半数議席を取れないので政権を獲得できない。


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