Date archive for 3月, 2021
宮城県気仙沼市、節目の祈り犠牲者悼む
村井県知事が追悼の辞「心のケアや地域再生が最優先」 東日本大震災の津波により甚大な被害を受けたで11日、発生から10年を迎え追悼式が行われた。政府主催の追悼式を中継したあと、震災が起こった午後2時46分、全体で黙祷(も…
スマホ脳 自然と触れ合い依存回避を
脳科学者 森 昭雄氏に聞く 電車やカフェなど見回すと誰もがスマホをじっと見詰めている。朝起きて最初にやることは、スマホに手を伸ばすこと。一日の終わりも、寝床の横にそっと置く。そして一日中、何度となくスマホを触る。ほとん…
トモダチ作戦の絆、日米で紡ぐ家族ぐるみの交流
《東日本大震災10年 未来に繋げる希望(6)》 東日本大震災で米軍が行った大規模な復興支援「トモダチ作戦」から10周年の節目を迎え、宮城県気仙沼市大島で6日、モニュメントの除幕式が行われた。石碑には「絆を永遠に…萬謝(…
米韓軍事演習 縮小を止め拡大する時だ
米韓両軍が朝鮮半島有事を想定した合同の軍事演習を韓国で実施中だ。北朝鮮との対話を重視した米国のトランプ前政権時に中断・縮小を余儀なくされた後、新型コロナウイルスの感染拡大などもあって昨年春は中止された。今回、春の演習と…
江戸幕府の政治の中心にあったのは老中だ…
江戸幕府の政治の中心にあったのは老中だ。将軍(歴代15人)が直接政治を行ったのは、初代の徳川家康や8代吉宗、15代慶喜など限られていた。老中の定員は4~5人。老中と言うと、名前からして高齢者のイメージが強い。だが、ペリ…
また起きた卵投げ事件
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 生卵を投げつけることは中世時代から本格的に文献に登場する。当時、囚人たちに刀をかぶせてから、目を開けられないほど多くの生卵を投げつけて侮辱を与える刑罰があった。生卵を投げつけること…
郷愁を呼び覚ますオアシスーブラジルから
地球だより 先日、日本の食料品を売っている個人商店で買い物をした。支払いを済ませて帰ろうとしたところ、商店主に呼び止められた。買い物袋をレジに置いたまま帰るところだったのだ。 商店主は「お客さん、やっぱり日本人だよね…
東日本大震災・トモダチ作戦から10年
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「想定外」は無責任の極み あらゆるシナリオ考え備えを 東日本大震災は昨日の出来事のようだ。10年前の当時、筆者は、米軍の救援活動である「トモダチ作戦」に携…
“衰退期”に入った韓国の日本研究
韓国紙セゲイルボ 関係改善に重要な知識人 日本国際交流基金ソウル文化センターが発行した研究報告書「2019韓国日本学の現況と課題」によれば、現在の韓国における日本研究は“停滞期”あるいは“衰退期”に入っている。政治、経…
米民主党の選挙改革法案、不正行為への懸念高める
米民主党が最優先課題と位置付ける全面的な選挙改革法案が3日、米下院で可決された。法案は各州に郵便投票や身元確認の規則などを大幅に緩めることを強制する内容で、共和党は不正行為への懸念を高める内容だとして強く反発している。…
災害ボランティア 寄り添い自身の心の成長に
《東日本大震災10年 未来に繋げる希望(5)》 東日本大震災では多くのボランティアが活躍し、被災地の人々の生活や心に希望を与えた。青年ボランティア隊「UPeace」(東京都渋谷区)は、大震災を契機に発足した団体だ。災害…
東日本大震災10年 創造的復興を本格化させよう
2万2000人以上の命を奪い、日本と世界を震撼(しんかん)させた東日本大震災から10年を迎えた。犠牲者の冥福を祈り、被災者の喪失と悲しみ、苦闘の日々に思いを馳(は)せながら、東北復興と日本再生がどれだけ達成されたのか虚…
中国の軍拡脅威に日米同盟を軸にして欧州とも連携強化を説く読売
◆朝日が最も強い批判 「国際社会の中国への懸念は一層高まった。習近平政権は、強硬路線が自国に不利益をもたらし、地域の安定も損ねている現実を自覚すべきだ」(読売・社説6日付) 国際的孤立を深めているのも何のその、中国の…
宮城県南三陸町は「海のパイナップル」…
宮城県南三陸町は「海のパイナップル」と言われるホヤの名産地。東北地方でよく食されてきたが、もっと愛好者が多かったのは韓国だ。だが、東日本大震災の原発事故で韓国は輸入を停止し、国内では過剰供給に。 小紙「東日本大震災1…
ブラジル最高裁 ルラ氏の有罪判決、無効に
大統領選出馬の道開く ブラジル連邦最高裁は8日、左派のルラ元大統領(75)に対してこれまでに出された収賄罪などの有罪判決を全て無効とする判決を下した。現地メディアは、今回の判決により、ブラジル左派の代表的政治家として知…
南三陸「20代の語り部」 後輩に仲間の大切さ伝える
《東日本大震災10年 未来に繋げる希望(4)》 津波などの被害から立ち上がり、現在も復興を続ける宮城県南三陸町に、20代の「語り部」として自身の経験を伝える若者がいる。悲痛な体験をあえて振り返り、伝え続けるのは震災を「…
ワクチン開発 パンデミックに痛い輸入頼み
新型コロナウイルスのワクチン接種が医療従事者から先行して始まり、政府は次に65歳以上の高齢者の優先接種を4月から進める予定だ。だが、感染拡大が世界的流行(パンデミック)となった中で外国から輸入するワクチンの供給不足に直…
被災地支援に尽力、仲井真元沖縄県知事に聞く
東日本大震災発生から明日で10年になる。沖縄県は、積極的に被災地支援を行った。当時の仲井真弘多(ひろかず)知事は、その決断力と政治力、交渉力でスピーディーな支援を実現。大震災を想定した災害対策の強化にもすぐに着手した。…
来年春、やんばる地域がNHK朝ドラの舞台に
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 来年春、NHKの朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」が始まる。タイトルの「ちむどんどん」とは胸がわくわくする気持ちを表す沖縄の言葉だが、県内では、地元紙が号外を出すなど、期待が高まっ…
教会の崩壊と共に生命の尊厳も失われる Desecration nation: When churches crumble, so does respect for life
教会の神聖を汚す方法にはいろいろある。一つは、外部からの破壊――焼き打ちし、軽蔑のしるしとして、そこにある神聖な物を壊すことである。もう一つは、内部からの攻撃――そこの教えを批判し、信徒らを彼ら自身の信条に背かせるよう…
「いいんです、あたし、年取らないことに…
「いいんです、あたし、年取らないことに決めていますから」――。小津安二郎監督『東京物語』で、尾道から上京した義理の両親(笠智衆・東山千栄子)を実の子以上に親身に世話する紀子(原節子)の言葉である。 紀子の夫は戦死した…
ミャンマークーデターに中国の影 漫画家・孫向文に聞く【PTV RADIO:096 #2】
ミャンマーで軍事クーデターに中国の「影」が濃厚だ。直前の王毅外相が訪問し、反政府側の軍部の「兄弟」と面会している。街中の“軍人”からは中国語が聞こえてくる。催涙弾には簡体字のラベルが。対価として中国はミャンマーの鉱物資…
盛り上がるバカンス計画ーフランスから
地球だより フランスは英国の変異株などの新型コロナウイルスの感染拡大が鎮静化せず、1日2万人の新規感染者が出ている状況だ。しかし、すでに夏のバカンスに向け、計画を練る人々が増えている。 「フランス人にとってバカンスを…