Date archive for 2020
ロードバイクで鳥海山へ登る
景色堪能し体力づくり 高校3年生 新田 岳登君に聞く 鳥海山ブルーラインが除雪を終えて開通した4月17日、下から車で登って行くと、自転車を漕(こ)ぐかっこいいウエアの青年とすれ違った。開通した5合目・鉾立(ほこたて)山…
狭まる行動範囲
地球だより 世界最長と言われるロックダウン(都市封鎖)が続くフィリピンのマニラ首都圏。規制が緩和され開業する店舗が増えるなど少しは日常を取り戻したが、収束の兆しはまだ見えていない。労働者以外、依然として不要不急の外出は…
ベトナム、EUとFTA批准へ
ベトナム国会は今月末にも欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)を承認し、正式にEUベトナムFTAが批准される。EUが東南アジアの国でFTAを結ぶのはシンガポールに次いで2カ国目。2年前に発効した環太平洋経済連携協定…
トランプ米政権、強力な対抗策検討 香港の優遇措置取り消しや制裁も
トランプ米政権は、中国政府が香港統制を強化する「国家安全法」を導入することに対し、強力な対抗措置を取る方針だ。ポンぺオ米国務長官は27日、声明で「一国二制度」に基づく香港の「高度な自治」は維持されていないとの判断を議会…
2次補正案 早急な支援へ実効性上げよ
2次補正予算案が閣議決定された。一般会計の歳出総額は補正予算としては過去最大の31兆9114億円、1次補正と合わせた事業規模は230兆円超になった。 対策は出そろった感じだが、1次補正での対策も手続きの煩雑さから支援…
10年近く前、岩手県議の男性が病院内で番号で…
10年近く前、岩手県議の男性が病院内で番号で呼ばれたことに激しく抗議した後、自殺するという事件があった。男性は自身のブログに「ここは刑務所か」「会計をすっぽかして帰った」などと書いて批判を受けていた。番号へのこだわりが…
6・25参戦勇士への恩返し
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「韓国の子供たちが食べ物を求めて手を差し出してきました。ポケットにあったチョコレートが足らなくて多くの子供たちにあげられなかった。ひもじさに疲れた子供たちの眼差(まなざ)しが今も忘…
「ステイホーム」の楽しみ
地球だより 「ステイホーム」や「リモートオフィス」など、新型コロナウイルスの感染拡大と共に、これまでとは全く違った生活スタイルが生まれつつある。かくいう記者の家庭も、子供たちの学校が休校やオンライン授業に切り替わったこ…
危機に接し露わになる「魂」
名寄市立大学教授 加藤 隆 問われるいのちの根幹 「人間に問う存在」に目覚めよ 「死んでいる生者」「生きている死者」という言葉がある。「死んでいる死者」「生きている生者」が我々の常識なのだが、確かにそのようなこともある…
真実性問われる正義連と尹美香氏
韓国紙セゲイルボ 寄付文化への後遺症、長く深刻に 毎月、小さな金額だがさまざまな団体に寄付をしている。障害者の権益と貧民など社会的弱者の健康権、消費者のために活動する市民団体と国内外の欠食児童を支援する救護団体などだ。…
豪州と米の分断図る中国
関税引き上げなどで圧力 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって米中対立が激化する中、米国の同盟国オーストラリアが新型コロナへの中国の対応をめぐり国際的な調査を求めたことに中国が強く反発、農産品への関税などで圧力をかけて…
米議会 対中国で超党派の協力進まず
新型コロナウイルスをめぐり、トランプ米政権と共に共和党議員が中国への非難を強めているが、民主党議員は強硬姿勢から距離を置いている。大統領選が11月に迫る中、民主党は、中国問題よりもトランプ氏の新型コロナ対応の「失敗」に…
マイナス20%成長必至の経済に危機感強め2次補正の充実求めた各紙
◆デフレに逆戻り懸念 政府は27日、1次補正と合わせて事業規模が230兆円超となる「空前絶後」(安倍晋三首相)の2次補正予算案を閣議決定した。 1次補正の成立(先月末)から、1カ月もたたない2次補正予算案の決定である…
米大統領 香港問題で対応予告
「金融の中心地困難に」 トランプ米大統領は26日、ホワイトハウスで記者団に、中国政府が香港の統制強化を定めた「国家安全法」への対応について、「週末までに何かを知らせる。非常に強力なものだ」と表明した。 トランプ氏は、…
「男体山に真向かいて歩きせつに思う老いて…
「男体山に真向かいて歩きせつに思う老いて輝く人になりたしと」。国文学者で作家、エッセイストの中里富美雄さんは、今年の5月で満100歳を迎えた。その記念としてまとめた歌集が『百壽讃歌』(渓声出版)だ。 引用した歌は、別…
国家安全法 香港の民意恐れる中国の暴挙
中国は全国人民代表大会で、民主派のデモが高まった香港への直接統治を強化するため、新たな「国家安全法」の適用を正式決定する見通しだ。 返還時に英国はじめ国際社会と約束した「一国二制度」に基づき、香港に認めた高度な自治を…
野生動物市場の問題、次のウイルスも狙っている
先週の世界保健機関(WHO)年次総会。習近平・中国国家主席は、新型コロナ感染拡大責任問題で“中国WHOタッグチーム”を激しく非難する米国に対し、中国の感染対応を自賛した。国際調査・検証をOKし、世界の感染対策への巨額援…
9月入学、21年度導入を検討
NEWSクローズアップ 新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校の長期化を受け、政府は始業・入学時期を秋にする「9月入学」の導入を検討している。学習の遅れを取り戻し、国際化を進める利点もあるが、導入には30本以上の法…
アフガンの暴力に効くワクチンはない There is no vaccine against violence in Afghanistan
アフガニスタン(以後アフガン)における死亡数を押し上げているのは、世界中の多くの所と同じように、新型コロナウイルスではない。ニューヨーク・タイムズの集計によると、このアジアの中南部の国では、人口3700万人中、8000…
初の民間有人宇宙船、あす打ち上げ 米
シャトル以来の再開 米宇宙企業スペースXが開発した有人宇宙飛行船「クルードラゴン」が27日午後(日本時間28日早朝)、南部フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられる。民間企業が開発した宇宙船による有人宇宙飛行は初…
北の核戦力強化、変わらぬ脅威に警戒怠るな
北朝鮮で軍事政策をめぐる最高意思決定機関である朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、「核戦争抑止力の強化」などが打ち出された。国内経済を逼迫させる経済制裁や新型コロナウイルスの感染拡大などに見舞われながらも、核戦…
「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)う…
「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」という。今「彼」を新型コロナウイルスに置き換えると、彼の実相はなかなか明らかにならず、知り尽くしたとは言えない。 山中伸弥・京大iPS細胞研究所所長は、月刊誌「文藝春秋」6…
封鎖緩和でも若者に悲観論
地球だより フランスは8週間にわたる外出禁止措置が今月11日から段階的に解除され、使い捨てマスクの路上ポイ捨てや、偽アルコール消毒液の販売などさまざまな問題が浮上。SNSにはリヨン市内の路上にマスクやビニール手袋が捨て…