野生動物市場の問題、次のウイルスも狙っている
山田 寛 2020/5/27 コラム|写真|山田寛の国際レーダー [会員向け]
先週の世界保健機関(WHO)年次総会。習近平・中国国家主席は、新型コロナ感染拡大責任問題で“中国WHOタッグチーム”を激しく非難する米国に対し、中国の感染対応を自賛した。国際調査・検証をOKし、世界の感染対策への巨額援助も約束し、善意を強調した。習氏の辞書には「謝罪」や「恐縮」の語はなく、「攻撃は最大の防御」の格言だけが沢山ある様だ。
武漢の研究所関係者がまず感染したか、研究所からコウモリが生鮮市場に流れたか、あくまで市場が起源なのか。中国は、研究所への強い疑念を示したポンペオ米国務長官を罵倒するが、反論の具体的根拠は示さない。
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