Date archive for 2020
スーパー射殺25年 警察は犯人逮捕へ執念を
東京都八王子市のスーパーで1995年7月、アルバイトの女子高校生ら3人が射殺された事件から25年が経過した。 殺人罪などの公訴時効が撤廃され、事件の捜査は今も続いている。警察は執念を持って何としても犯人を逮捕すべきだ…
5Gで迫られる「陣営選択」
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(2) 潮目が変わった――。 ポンペオ米国務長官ら国務省幹部が最近、盛んに使う言葉だ。トランプ政権が対中強硬路線に転じたことで、国際社会の中国に対する態度も硬化してきた、との…
「日台の懸け橋に感謝」 李登輝元総統へ弔問の列
東京・台湾代表処 先月30日に亡くなった台湾の李登輝元総統への弔問客のために、台北駐日経済文化代表処(東京都港区白金台)は3日、弔問記帳台を同代表処内に設けた。政治家や在日台湾人をはじめとした多くの弔問客が長い列をつく…
新型コロナの影響下で、教育のあり方を考える
社会全体が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている問題で、教育現場の課題や今後の教育のあり方を考えるシンポジウム「学びを止めるな!コロナ対策とギガスクール構想」がこのほど、沖縄県浦添市で開かれた。コロナ禍で新年度が…
ステイホームで喜ばれぬ夫、高まる妻のストレス
コロナ感染がまだ「夜の街」中心だった頃、中学時代の同級生(女性、東京在住)から電話が入った。お盆の帰省シーズンに、気心の知れた同級生たちが集まるのが恒例になっているが、「今年はどうしたものか」との相談だった。感染拡大で…
ドイツでの中国のスパイ活動に警告を発した報告書を報じない各紙
◆ほぼ毎月スパイ摘発 米国ではスパイ活動の拠点だったヒューストン中国総領事館閉鎖、オーストラリアでは「目に見えぬ侵略」が暴かれるなど、中国のスパイ事件は後を絶たない。 ドイツも例外ではない。中国は先端技術分野で独自技…
まさに劇的な復活優勝は幾つもの記録に…
まさに劇的な復活優勝は幾つもの記録に彩られている。万全の新型コロナウイルス感染対策を取り、半年ぶりに観客入りで開催された大相撲7月場所は、元大関で幕尻(東前頭17枚目)まで這(は)い上がってきた照ノ富士が5年ぶり2度目…
イージス・アショア計画停止に思う
元統幕議長 杉山 蕃 6月15日、防衛省は難航していた弾道弾迎撃用「イージス・アショア(以下AA)」システムの配備計画を停止し、事実上中止する旨、河野防衛大臣が発表、配置を予定していた陸自演習場が所在する秋田・山口両県…
タリバンの攻撃急増 アフガン
1週間で治安部隊291人死亡 アフガニスタンの反政府勢力タリバンは、米国との和平合意にもかかわらず、治安部隊への攻撃を行っていることが、米政府のアフガン再建特別監察総監(SIGAR)の最新報告で明らかになった。国際テロ…
「制宙権」争い 米は衛星防衛能力の向上を
米国とロシアはウィーンで宇宙空間の安全保障に関する会議を行った。米露両国が宇宙の安保をめぐり正式に協議するのは2013年以来、7年ぶり。両国は引き続き対話を継続する必要性を確認した。 中国やロシアは衛星攻撃兵器の開発…
「自由」対「共産」焦点に
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(1) 対ソ「X論文」の現代版 ポンぺオ米国務長官は先月下旬、カリフォルニア州で演説し、自由世界に対する中国共産党政権の脅威を指摘、民主国家の団結を呼び掛けた。米中関係は、「自…
医療現場の不具合はコロナ禍前の態勢に問題ありとする現代・文春
◆女子医大で解雇騒動 コロナ禍の中、医療関係者のふんばりについては評価されているが、ここにきて医療現場から不協和音が聞こえてくる。週刊現代7月25日「コロナ患者受け入れで病院崩壊/女子医大の看護師400人はこうして大量…
日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)が…
日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)が、原子力規制委員会の安全審査に合格した。竣工に向けた第一歩だ。 2016年、核燃料サイクルに必要な高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉が決定した。その時、わが国の年来の原子力政策の望み…
尖閣周辺に中国海警4隻
110日連続 最長更新中 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は1日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。尖閣周辺の接続水域で中国海警船が確認されるのは110…
コロナ禍で取り残された大学生
沖縄大学教授 宮城 能彦 対面授業求める悲痛な声 「遠隔」なら授業料一部返還を 新型コロナに関する情報が錯綜(さくそう)し、国民はもう何を信じていいのか分からない状態である。テレビは相変わらず危機感だけを助長して国民を…
中国共産党内に亀裂
特報 習主席の「大国外交」に反旗 李首相との権力闘争激化 中国の強硬路線が顕著だ。だが、これが党内で軋(きし)みを生み出し、内部の権力闘争が激しくなってきている。とりわけ習近平国家主席と李克強首相の権力闘争が顕著だ。(…
国連安保理 日本は先頭に立って改革を
国連のグテレス事務総長は演説の中で、国際機関における大国が「不平等を無視している」と批判した。 国連安全保障理事会の5常任理事国を念頭に置いた異例の発言だ。機能不全が指摘される安保理の改革に向け、日本は先頭に立たなけ…
トランプ陣営、世論調査は不正確と主張 Trump team says polls are skewed
トランプ米大統領の選対幹部は、ジョゼフ・バイデン前副大統領の大幅なリードを示す世論調査について、共和党有権者の数を少なく見積もることで左に偏り、また世論調査官を警戒する隠れ大統領支持者の存在を見逃している、と確信してい…
経済制裁下のイランが中国接近か、亡命イラン人サイトが協定暴露
◆低価格で原油販売へ 亡命イラン人らが立ち上げたニュースサイト「イランワイア」が7月8日、「イラン・中国包括的パートナーシップ」という文書を公表した。イラン外務省が作成し、同サイトにリークされたものだ。 文書に記され…
このところ蒸し暑い日が続き、雨模様の日も…
このところ蒸し暑い日が続き、雨模様の日も多かった。セミの声の響く中、関東甲信地方の梅雨明け宣言がなされた。今年の梅雨はかなり長かった。 気象庁によると、例年の梅雨明けは7月21日ごろ。これまでで最も遅い梅雨明けは19…
中国の脅威 国際社会が認識―米国務長官
米G7国安法非難「日本主導」と評価 ポンぺオ米国務長官は30日、上院外交委員会の公聴会で、米国の活発な外交が中国の脅威に対する国際社会の目覚めを促したと強調した。対中政策における「潮目が変わりつつある」との認識を示し、…
李登輝元総統逝去 台湾に魂の柱据えた大政治家
台湾の李登輝元総統が逝去した。97歳の大往生だったとはいえ、確固とした台湾の行く末を見届けて逝きたかったに違いない。 日米との関係強化に動く プロテスタント・長老派のクリスチャンであった李元総統は、ユダヤ民族を奴隷の…
ハーバード大教授、中国「千人計画」関与で3度目訴追 Harvard prof accused of working for Beijing hit with additional charges in new federal indictment
連邦当局は、ハーバード大の元化学部部長への取り調べを強化している。元学部長は今年に入って、問題視されている中国の人材獲得計画との関係について捜査官にうそをついていたとして起訴されている。 司法省は28日、チャールズ・…