Date archive for 2020
新型コロナ 比政府が首都圏で再ロックダウン
医療現場の直訴で方針転換 新型コロナウイルス対策に伴う経済制限の緩和に向けて、本格的に動き出したフィリピン政府が一夜にして方針を転換。再び厳しいロックダウン(都市封鎖)を決断し、国民に困惑が広がっている。医療従事者グル…
資産現金化 韓国は思い止まるべきだ
元徴用工訴訟の韓国大法院(最高裁)判決で、賠償を命じられた日本企業の韓国内資産に対する差し押さえの効力が発生し、資産の現金化が可能になった。現金化された場合、日本企業に実害が生じる事態となり、日韓関係に深刻な亀裂が生じ…
首都に非常事態宣言 レバノン 港湾管理者を自宅軟禁
米報道 爆発原料はロシア船から レバノン政府は5日、首都ベイルート港湾地区の倉庫で4日に発生した大規模な爆発を受け、首都の治安維持を軍が担う2週間の非常事態を宣言した。また、爆発のあった港湾地区の倉庫の安全などを管理す…
「オンリーワンを狙って珍しい子供の名前を…
「オンリーワンを狙って珍しい子供の名前を考えたのに、マネされて腹立たしい」と述べる親の話を新聞で読んだ。珍名への強いこだわりが伝わってくる。だがまた、オンリーワンは名前で決まるのかとの疑問も残る。珍名であることと、その…
身近な自然への気付きー米国から
新型コロナウイルス流行によって、外食や買い物の機会が減った一方で、以前より自然に触れるようになった。 幸い近場にも、新鮮な空気を吸いながら自然を満喫できる場所が多くある。特に、森の小道をハイキングすることはストレス解…
加速するブラジルの森林破壊
阻止に動く欧州金融機関 企業への投資見直しも 地球温暖化の抑制に重大な役割を果たしているアマゾン熱帯雨林を中心としたブラジルの森林。だが、近年は記録的な森林火災により、森林破壊が加速している。こうした中、欧州の金融機関…
家の奴隷
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 大きな心をもって出掛けた海外旅行の楽しみも一瞬で終わる。疲れ果てた旅程の終わる頃になれば、間違いなく「家を出れば苦労」という言葉が頭をよぎる。学生時代に先生が家庭調査をした時、「自…
多様多層的な中国経済スパイ
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 あらゆる製造業を標的に 大学院生や研究者も工作員 次世代通信規格「5G」を含む次世代テクノロジーや、新型コロナウイルス感染症のワクチン研究関連の情報、知的財産の窃盗を…
与野党が共に韓日関係を熟考せよ
韓国紙セゲイルボ 政府は自尊心の対決ばかり 韓日両国には強制徴用(元徴用工問題)解決の最後の時間が与えられた。4日から日本製鉄(旧新日鉄住金)に対する差し押さえ命令の公示送達効力が発生したためだ。 これで直ちに韓日関…
原爆の日 核廃絶よりも抑止力向上を
広島はきょう、長崎は9日に75回目の「原爆の日」を迎える。深く静かに鎮魂の祈りを捧(ささ)げ、平和への誓いを新たにしたい。 核戦力を増強する中朝 広島市ではきょう、平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族、安倍晋三首相ら…
日本も検証し戦略的対応を
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(4) 「自由世界が変わらなければ、共産主義中国は確実にわれわれを変える。中国共産党から自由を守ることは、われわれの時代の使命だ」 ポンペオ米国務長官の演説は、世界の自由主義…
レバノンで爆発 100人超死亡
4000人負傷 化学物質引火か レバノンの首都ベイルートの港湾地区で4日、大規模な爆発が連続して起き、少なくとも100人が死亡、4000人以上が負傷した。倉庫に保管されていた硝酸アンモニウムに引火した可能性が指摘されて…
GAFA公聴会の論評で公正な競争へ「規制」の必要性強調した日経
◆民主主義社会に影響 7月31日付読売「健全な競争確保へ説明尽くせ」、日経「公正な競争に欠かせない巨大IT規制」、8月4日付東京「民意に影響看過できぬ」―― 米議会下院の司法委員会が先月29日に「GAFA」と呼ばれる…
新型コロナウイルス対策のために、組織の…
新型コロナウイルス対策のために、組織の大小を問わず、新しい生活形態への転換が求められている。俳句結社の「沖」は、今年10月に創刊50周年記念大会を予定していたが、延期を決定した。 主宰の能村研三さんは「沖」6月号で、…
米民間宇宙船 有人宇宙新時代の幕開けだ
米宇宙企業「スペースX」の開発した有人宇宙船「クルードラゴン」が約2カ月間の任務を終え、無事帰還した。民間開発による初の本格的有人宇宙船の任務成功である。 有人宇宙の新時代の幕開けに喝采を送るとともに、これを切り開い…
長期戦を見据える習政権
ポンペオ演説の衝撃 新局面に入った米中対決(3) ポンペオ米国務長官が演説した先月23日は、中国共産党が1921年に第1回党大会を開いた記念日だった。共産党設立100周年を迎える来年、大々的に祝おうとしている習近平政権…
沖縄戦記『鉄の暴風』、慶良間諸島の記述は嘘
終戦から75年 沖縄戦の真実を語る(上) 今年は終戦から75年。戦争の生き残りや当時を知る証言者が少なくなり、歴史の風化も懸念される。中でも、沖縄戦については、沖縄の復帰前後から自虐的な論調が目立ち、軍の命令による集団…
沖縄に刻まれた李登輝氏の揮毫「為国作見証」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「1945年2月、沖縄戦が始まる直前のこと。台湾の基隆などから900㌧もの台湾米が沖縄へ運び込まれ、県民へと配給された」 先月30日に逝去した台湾の李登輝元総統が最後に日本を訪れ…
「スパイゲート」の説明責任の窓口が閉ざされつつある The window for accountability on Spygate is closing
40日、およそ40日。それは司法が「スパイゲート」で何かをつかむのに、あと、どのくらいの日数が残されているか、という話である。「スパイゲート」というのは、ドナルド・トランプを倒すための作戦のニックネームである。米国民は…
新型コロナウイルスの感染拡大で3月から…
新型コロナウイルスの感染拡大で3月から公演を中止していた歌舞伎座が1日に再開した。東京での感染拡大で少しためらいもあったが、出掛けてみて、これならば大丈夫と安心して5カ月ぶりの舞台を楽しむことができた。 年配のファン…
ベートーべン「歓喜の歌」を
オーストリアから 今年はベートーべン生誕250周年。新型コロナウイルスの感染拡大がなかったならば、欧州各地で今ごろ、生誕250周年を記念するイベントやコンサートが開催されていただろう。 ベートーべンは1770年12月…
反政権デモで揺れるロシア極東
中国国境近くにある人口約60万のロシア極東の都市ハバロフスクと言えば、ソ連時代の閉鎖都市で軍港だったウラジオストクと並んで、歴史的にも日本と深い関係がある。帝政ロシア時代、約600人の日本人居留民が同地に滞在するなど日…
EUが対中外交を転換 国安法めぐり新たな制裁
英仏が5Gでファーウェイ排除 欧州連合(EU)は先月28日、香港に対して反政府運動を取り締まる国家安全維持法(国安法)を導入した中国政府に新たな制裁を科す方針を決めた。さらに英仏は次世代通信規格「5G」整備計画で中国通…