尖閣周辺に中国海警4隻


110日連続 最長更新中

 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は1日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。尖閣周辺の接続水域で中国海警船が確認されるのは110日連続。過去最長の記録を更新し続けている。

 4隻は、砲らしきものを搭載した「海警2201」と、「海警1102」「海警1302」「海警14603」で、同日午後3時現在、久場島の北北西約35㌔付近を航行している。
(沖縄支局)

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 一方、防衛省によると7月25~30日、東シナ海において、25、29日には日本海において(うち29日はオホーツク海でも)領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

 同省は、運用上の機密保持のため、対象機の国籍には逐次言及しないとしている。

(川瀬裕也)