Date archive for 2月, 2020
関東煮、田楽とかしわ 身近な歴史を辿る
関東煮(かんとだき)、田楽…。仕事の合間に聞こえてくる懐かしい言葉に思わず耳をそばだてた。先週金曜夜のNHK番組『チコちゃんに叱られる』の「おでんの『でん』ってなに?」という問いの中でだ。 この二つは、筆者が子供の頃…
いまだ毛沢東の策に嵌められ中国のスパイ活動に鈍感な日本のメディア
◆「千人計画」詳報せず 中国春秋時代の兵法家、孫子は「智将は努めて敵に食む」と説いた。毛沢東はこれを応用してこう言った。 「われわれの基本方針は帝国主義と国内の敵の軍需工業に依存することである」(『中国革命戦争の戦略…
さて、きょうは何を着て行こうかな……。…
さて、きょうは何を着て行こうかな……。外出する予定の時、着るものの組み合わせをあれこれ考えるようになって久しい。清潔を心掛けても、見栄えとかおしゃれ心からではない。 その際に頼りにするのは気象予報や天気図である。天気…
チャイナパニックから得る教訓
日本安全保障・危機管理学会上級フェロー 新田 容子 デマ飛び交うSNS社会 「真偽検証」の体制整えよ 世界を震撼(しんかん)させている新型コロナウイルス肺炎の感染拡大が止まらない。世界保健機関(WHO)はやっと1月30…
日本文化が好きな韓国人を特集するも彼らの葛藤に触れぬNW日本版
◆混在する反日と親日 「国交正常化以降最悪」と言われる日韓関係。両国の間には政治、外交、経済、防衛などさまざまな分野で対立がある。韓国では「反日不買運動」が行われ、報道を見る限り、国を挙げて日本を否定、攻撃しているよう…
トランプ氏、弾劾を乗り切り支持率上昇 Trump weathers impeachment, sees approval ratings rise
トランプ米大統領の弾劾裁判は5日、上院で無罪評決が下された。民主党アイオワ州党員集会の混乱や大統領の一般教書演説など、ここ数日、トランプ氏にとって目まぐるしく続いていた政治的幸運がまた加わった格好だ。民主党内からは、ト…
再生医療 生命倫理確立し再発防止を
再生医療を国に無届けで実施したとして、この1月、大阪医科大(大阪府高槻市)の元講師(52)が逮捕された。同医療は今日の最新医学・医療として期待されるだけに、現役医師のルール無視はたいへん遺憾だ。生命倫理を確立し許可体制…
「良寛の一書を膝に春の旅」(今川凍光)。…
「良寛の一書を膝に春の旅」(今川凍光)。俳句の歳時記では、春は「立春」から始まるが、今年は4日に当たる。だが、体感的にはまだ寒さも残り、春という感じがしない。ただ、春という漢字からは感覚的に植物の芽生えをイメージさせる…
ノキアとエリクソンに投資検討を、5Gめぐり米司法長官
ファーウェイの市場支配に対抗 バー米司法長官は6日、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、次世代通信規格「5G」の市場シェアを拡大する中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対抗するため、米国や…
談合疑惑で揺らぐ玉城県政 首里城火災の責任曖昧に
《 沖 縄 時 評 》 ◆豚コレラへの対応でも混乱 契約前に業者と会食 自らが招いた官製談合と、首里城火災に続く、豚コレラ(豚熱、CSF)発生など、相次ぐ災害に沖縄県の玉城県政が揺らいでいる。 県議会で追及の続く官製…
精神科医の患者への性暴力 法改正による被害の根絶を
《 記 者 の 視 点 》 鹿児島県内の精神科クリニックに通院中、自殺した女性の遺族らが精神科医と患者の性的関係を禁じるための法改正などを求めていることを紹介する記事を掲載した(昨年12月10日付「教育 家庭」面)。 …
NATO、ロシア視野に大規模軍事演習を実施へ U.S., NATO allies prepare for massive military exercise as Russia watches
約2万人の米兵が間もなく、数カ月に及ぶ大規模な軍事演習の一環として欧州へと向かい始める。ソ連からの侵攻に反撃することを想定した冷戦時代の大規模演習にも匹敵する演習だ。 軍当局者らによると、「ディフェンダー・ヨーロッパ…
一般教書演説 再選へ自信示したトランプ氏
トランプ米大統領は4日夜、今後1年間の内政・外交全般の重要政策課題を議会に説明する一般教書演説を、連邦議会の上下両院合同会議で行った。演説に当たりトランプ氏は壇上のペロシ下院議長との握手を避け、演説終了時、ペロシ氏はト…
新型コロナウイルスによる肺炎の発生を、…
新型コロナウイルスによる肺炎の発生を、当局が公表する前にいち早く警鐘を鳴らした中国・武漢市の医師、李文亮氏が新型肺炎のため亡くなった。33歳の若さだった。李医師ら8人は、地元警察に「デマを流した」として訓戒処分を受けて…
象とはいえ増ならず
地球だより 象はタイのシンボルとして人々に愛されている。バンコクの骨董(こっとう)屋をのぞくと、象画だけでなく木彫りの象や焼き物の象も目立つ。これらのいずれもが、芸術の域にまで達した完成度が高いものも少なくない。絵にし…
国民が生活した固有の領土
きょう40回目の「北方領土の日」 領土・主権展示館が再開 きょう第40回目の「北方領土の日」を迎えた。日本とロシアは、1855年2月7日に日露通好条約で国境を択捉島とウルップ島の間に定めた。以来、択捉島、国後島、色丹島…
領土問題は世論結集が不可欠
きょう40回目の「北方領土の日」 北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 篠原信之氏に聞く サポーター制度で若者啓発 近年、安倍晋三首相とプーチン露大統領との首脳会談が頻繁に持たれながらも、依然として解決の糸口が…
トランプ氏に無罪評決
罷免回避、米弾劾裁判が終結 トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる上院の弾劾裁判は5日、権力乱用と議会妨害の二つの条項ともに無罪評決を下した。トランプ氏は大統領を罷免されないことが決まった。米国史上3人目となった…
北方領土の日 4島一括返還に強い決意示せ
40回目の「北方領土の日」を迎えた。第2次大戦末期に旧ソ連は、当時有効だった日ソ中立条約を破棄して一方的に宣戦布告し、火事場泥棒のように択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島を奪った。戦後75年になる現在まで領土は返ってきて…
哲学者は不思議な人種だ。例えば「うまく…
哲学者は不思議な人種だ。例えば「うまく言えないという感じがいつもある。同時に、うまく言えないようなことしか言いたくない」(『戦後思想の到達点』NHK出版/昨年11月刊)と語るのは柄谷(からたに)行人(こうじん)さんだ。…
大統領候補の世論調査
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 現職大統領の任期が後半に入ると、“未来の権力”に対する世間の関心が徐々に大きくなり始める。この頃になると、次期大統領への適合度を尋ねるマスコミの世論調査も頻繁になる。大統領候補の世…
日本製かゆみ止めが評判
地球だより ブラジル生活で悩まされることの一つが虫刺されだ。特に年末年始の雨期は蚊が増えるだけでなく、デング熱などの伝染病が流行(はや)ることもあり、蚊への対策は必須と言ってよい。 かくいう記者もデング熱に感染したこ…
加速する二つの韓国、二つの米国
韓国紙セゲイルボ 唯一の希望は“目覚めた有権者” 韓国と米国は今年、選挙の年を迎える。韓国では4月に総選挙が、米国では11月に大統領選挙と上下両院議員、州知事選挙が同時に実施される。 韓米両国の選挙戦を貫く最大の特長…