Date archive for 2019

政治家の資質としての「均衡感覚」

韓国紙セゲイルボ 深刻な野党指導部の歴史認識発言  第一野党、自由韓国党の歴史認識発言が目も当てられない。朴槿恵前大統領の弾劾から光州民主化運動(保守派は光州事件・暴動と呼んだりもする)、反民特委(=反民族行為特別調査委…

続き

韓国版トルネード

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  新羅の(30代)文武王(金)法敏は、(29代)太宗武烈王、金春秋の息子だ。彼が歴史の中で輝くのは、父と共に三国統一を成し遂げたためだけではない。唐に対抗して国を守ったのでいっそう輝…

続き

北の密輸網を放置する日本

どう動く米朝 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏(下) 国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが最近、年次報告書を公表したが、注目点は。  深刻な制裁逃れの手法として主に3分野ある。一つは、海運…

続き

北方領土問題、ロシアに足元を見られるな

 ロシアのプーチン大統領は、日露平和条約締結交渉に関して「まず日本が日米安保条約から離脱しなければならない」と述べた。北方領土返還後に米軍が展開することを懸念しての発言だが、日本が到底のめない条件だ。ロシアがまともに交渉…

続き

「打たれ弱い」人間がいる。本人の個性の…

 「打たれ弱い」人間がいる。本人の個性の問題ではあるが、世代的な面もあるようだ。私見では、1970年以降に生まれた世代、おおむね50歳以下の人々にその傾向が強い。彼らはあまり議論をしない。「議論しないからできない」のか「…

続き

イラン大統領、就任後初のイラク訪問

 イランのロウハニ大統領は3月11日、2013年の就任以来初のイラク訪問を行い、3日間の日程の中で、アブドルマハディ・イラク首相やサレハ大統領、ハルブーシ議会議長、イスラム教シーア派の最高権威、シスタニ師らと会談した。米…

続き

漁業の近代化を進める韓国

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 法制度とシステム改革 日本と距離置き独自路線に  2018年11月1日からの韓国訪問は約9年ぶりで、国立研究所・機関、養殖業者、漁業団体ならびに消費地・卸売市場および済州島自治政…

続き

非NATO主要同盟国へ

米大統領、ブラジル大統領と初会談で  トランプ米大統領は19日、訪米したブラジルのボルソナロ大統領とホワイトハウスで初の首脳会談を行った。トランプ氏は会談後の共同会見で、ブラジルを北大西洋条約機構(NATO)非加盟国の主…

続き

皇后陛下、音大卒業生演奏会に

皇太子殿下御夫妻も御出席  皇后陛下は20日午後、皇居・東御苑の桃華楽堂で開かれた音楽大学卒業生の演奏会を鑑賞された。同楽堂は香淳皇后の還暦を記念して建てられ、毎年音大卒業生の代表による演奏会が開かれるのが恒例となってい…

続き

信頼構築へ「接点」増やせ

どう動く米朝 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員・古川勝久氏(中) 2回目の米朝首脳会談では、北朝鮮が制裁解除を強く求めた。北朝鮮は会談で制裁緩和の突破口を開きたかったのか。  それは間違いない。シンガポール会談では…

続き

主要企業回答の賃上げ低迷に成果主義の勧めを強調する日経社説

◆労使協調が賃金抑制  2019年春闘で自動車や電機など主要企業の、労働組合の要求に対する一斉回答は、前年水準を割り込む数字が相次いだ。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は6年連続となったが、景気の先行き不透明感から…

続き

福島県会津若松市にある鶴ヶ城は、戊辰戦争…

 福島県会津若松市にある鶴ヶ城は、戊辰戦争の際に砲弾が撃ち込まれて蜂の巣のようになったが、落城することはなかった。明治7(1874)年、一切の建物が取り払われた。  城の西側には藩校の日新館があったがこれも焼失。たった一…

続き

統一地方選告示、新時代担う地方政治を競え

 平成最後の大型選挙となる第19回統一地方選がきょう、北海道、神奈川、福井、三重、奈良、大阪、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の11道府県知事選の告示でスタートする。  投開票日は後に告示される41の道府県議選、6市の政令市…

続き

世界で増す民族浄化

日本も条約に加入すべきだ  世界の自由度調査で定評のある国際NGO「フリーダムハウス」が先月発表した19年版報告によれば、13年連続で自由と民主主義が後退した。  209の国・地域の「政治的権利と自由」度を100点満点で…

続き

露、ハイブリッド戦で米欧分断

ウクライナ大統領選に介入も  ロシアは、シリアや2016年米大統領選への介入で自信を付け、今後は、西側を分断し、大国としての地位を取り戻すための戦略の一環として、ネット上での情報操作、「限定的」な軍事行動を推進していくと…

続き

仏政府が抗議デモに新対策

一部地区でデモ禁止  フランスのジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)運動の週末の政府への抗議運動は今月に入り、参加人数の減少、暴力行為の鎮静化が見られたが、16日のデモで再び暴徒化し、大きな被害が出た。これを受け、政府は新たな…

続き

大統領選の展望が行方左右

どう動く米朝 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員・古川勝久氏(上)  ベトナム・ハノイで先月開催された2回目の米朝首脳会談を受け、米朝は今後どう動くか。国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員の古川勝久氏に聞いた。(聞…

続き

米台定期対話、地域の安定へ連携強化を期待

 台湾外交部(外務省)は、インド太平洋地域で自由・民主や人権といった価値観を広めるため、米国と定期対話を始めると発表した。  米国としては覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、日本やインド、オーストラリアなどと進める「自…

続き

辺野古移設断念を求める「県民大会」開かれる

参加者、前回の7分の1規模に 辺野古移設断念を求める「県民大会」

新左翼系の幟や旗が林立  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の断念を求める大規模な集会が16日、那覇市で開かれた。辺野古移設の是非を問う県民投票で「反対」が全有権者の4分の1を超えたことで、集会の主…

続き

全学徒隊追悼碑に説明板が追加

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄戦で犠牲になった沖縄県内旧制師範学校・中等学校21校の学徒の人数を記した説明板が糸満市摩文仁の平和祈念公園内に完成し、14日に除幕式が行われた。  2年前、「全学徒隊の碑」が建…

続き

この考え、いまだ時来たらず An idea whose time has not come

 奴隷の子孫は、こんなに時が経っていても、何らかの方法で、金銭的に補償されるべきであるという「賠償金」の話は、一般的に見て、うまくいかない考えである。それは、かつては、米国政治の末端に限られていた。ジミー・カーターや、ビ…

続き

教育正常化運動を進める全国教育問題協議会の…

 教育正常化運動を進める全国教育問題協議会の「全教協ニュース」第276号に「左翼人権派の子供観」と題して、教師OBの(山)氏(イニシャル)が執筆している。  日本の人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が、小学校などで行われ…

続き

癖になる辛口ラーメン

地球だより  現在、放映しているNHKの朝の連続テレビ小説はインスタントラーメンを生み出した実在の人物をモデルにしたもので、こちらの在韓日本人たちも海外向け衛星放送で見ている。ところで、韓国定番の家庭用ラーメンと言えば何…

続き