Date archive for 1月, 2019

両陛下、ルーベンス展を御鑑賞-東京・上野

 天皇、皇后両陛下は14日夕、東京・上野の国立西洋美術館を訪れ、開催中の「ルーベンス展―バロックの誕生」を鑑賞された。  ルーベンスはバロック期を代表する欧州の画家で、今回の展覧会には日本初公開を含む同氏の作品約40点が…

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ビル・ガーツ

中国が新型中距離ミサイル配備公表

 中国は、米海軍の南シナ海での「航行の自由」作戦に対抗し、地上配備の中距離弾道ミサイル「東風26」を、同国北西部の内陸部に配備したことを明らかにした。南シナ海、グアムを射程に収め、米軍は今後、潜水艦配備の低出力核兵器など…

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米のアジア関与、政府と議会一体で対中圧力を

 米国でこのほど、アジア諸国との安全保障や経済面の包括的な協力強化を盛り込んだ「アジア再保証推進法」が成立した。  人権や国際法の尊重重視  同法には、中国や北朝鮮の脅威への対処や、東南アジア諸国の海洋警備や軍事訓練など…

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「発達障害バブル」生むチェックリスト

「発達障害診断・治療を問い質す」講演会  「発達障害という診断の下に、子供たちの人権が奪われてしまう」――。教育現場に「発達障害支援」と称して、安易に医療に結び付ける風潮がある。その結果、向精神薬を処方される児童・生徒が…

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三浦雄一郎さんの挑戦

 正月の2日、プロスキーヤーの三浦雄一郎(86歳)さんが、南北米大陸最高峰アコンカグア(標高6961㍍)に挑戦するために日本を出発した。  三浦さんは70歳、75歳、80歳と、エベレスト登頂のたびに名語録を残している。 …

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自らのフェイクを棚に上げ首相のサンゴ発言をフェイクと断ずる沖縄紙

◆社説で知事を後押し  「どっちがフェイクか」と思わず唸(うな)ってしまった。安倍晋三首相が6日のNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは…

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初詣などの正月行事や昨日の成人式をはじめ…

 初詣などの正月行事や昨日の成人式をはじめ、1月は祭りや行事が多くある。永い歴史を持つ日本は気候や風土に合わせ、独特の信仰や習慣から祭りや風習、文化を育んできた。  年の初めに豊穣をもたらす年神が訪れるという信仰も古くか…

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トランプ大統領の失敗ワースト10

アメリカ保守論壇 M・ティーセン シリア撤収を主張 南部国境で難民親子を引き離し  トランプ大統領は就任2年目の昨年、数多くの素晴らしい実績を上げたが、同時に、恥ずかしくなるようなことから、手の施しようのないことまで、さ…

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INF条約は破綻したのか

ロシア研究家 乾 一宇 中国を念頭に置く米露 中距離核開発・配備も視野に  昨年10月、トランプ米大統領は、ロシアの条約違反を理由に中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明した。さらに12月4日、ロシアが60日以内…

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広がるムスリム観光客への対応

 訪日外国人数が昨年、初めて3000万人を突破した。インバウンドのさらなる拡大を目指す日本にとって、訪日ムスリム(イスラム教徒)への対応は重要な課題の一つだ。ハラル(コーランで食べることを許された食材)以外にも礼拝用スペ…

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読み応えあった週刊朝日の「新天皇の7つの壁」岩井・保阪両氏の対談

◆「深謀遠慮」のご発言  今年は御(み)代替わりを迎える。それに関連して週刊誌でも平成の時代を振り返り、新しい時代の天皇制や皇室について取り上げる企画が目に付くようになってきた。  週刊新潮(1月17日号)と週刊朝日(1…

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自衛官の60歳定年検討を

 防衛省は昨年12月21日、1佐から3曹までの自衛官の定年年齢をそれぞれ1歳ずつ引き上げることを決定。自衛隊法施行令などを改正し、2020年1月以降の実施を目指すとしている。  防衛省は定年年齢引き上げの理由を「装備品の…

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強まる人権弾圧、史上最悪の統制国家に

米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (7)  昨年11月、ワシントンのシンクタンク、ケイトー研究所が開催した中国新疆ウイグル自治区の人権侵害をテーマにしたシンポジウム。司会者からこんな強烈な意見が表明された。  「…

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新成人に望む、新時代を切り開く気概を

 きょうは成人の日。新成人の数は125万人で前年より2万人増加した。5月には新天皇が即位され元号も変わる。新しい御代の担い手となる新成人たちの門出を祝したい。 大きく変わった世界  新成人たちは1998(平成10)年に産…

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新たな防衛大綱では、宇宙やサイバー空間…

 新たな防衛大綱では、宇宙やサイバー空間、電磁波などの領域で領域横断的に作戦を展開できるようにするとしている。統合幕僚監部と内部部局に専門部署を設け、陸上自衛隊にも電磁波作戦部隊を置くという。  電子戦では、相手のレーダ…

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シリア米軍撤収発表が大きな波紋を呼び各メディアが賛否両論展開

◆批判を受け取り消す  トランプ米大統領が昨年12月、シリアの米兵は「全員返って来る。すぐに帰って来る」とシリアからの全軍撤収を発表したことが大きな波紋を呼んだ。各国メディアからは、過激派組織「イスラム国」(IS、ISI…

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中国の月面着陸はトランプ氏の宇宙軍構想を後押し China’s moon landing boosts Trump’s Space Force

 中国が最近行った月への打ち上げは、トランプ大統領が目指す宇宙軍を幾分後押しする可能性がある。  米当局者によると、中国が先週、月の裏側に探査機を着陸させるという画期的なミッションで示した能力は、米国と同盟国の宇宙におけ…

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「皸(あかぎれ)の手入れがすめば寝るばかり」…

 「皸(あかぎれ)の手入れがすめば寝るばかり」(児玉葭生)。早朝、水で手を洗っているとピリッとした痛みが走った。見ると手のひらに赤い線がある。そこから血が少し出ているようだ。あかぎれだった。  東北の地方都市に住んでいた…

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IWC脱退と日本捕鯨の将来

東京財団政策研究所上席研究員  小松 正之 さらに進む後退と凋落 科学的根拠と持続利用示さず  菅義偉官房長官は昨年12月26日、日本の国際捕鯨取締条約(ICRW)からの脱退を表明した。本年7月以降の商業捕鯨は日本の「領…

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中国の世論工作、多方面への浸透に警戒感

 米国など民主国家に広く浸透する中国の世論工作の実態について、米国で関心が高まっている。それらが、米国が掲げる自由や人権などの価値観を脅かしているとの警戒感からだ。  米シンクタンク、フーバー研究所などは昨年11月に32…

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日英首脳会談、安全保障でも連携強化を

 安倍晋三首相はロンドンでメイ英首相と会談し、英国が欧州連合(EU)離脱によって日EU経済連携協定(EPA)から外れるため、2国間協定締結も視野に新たな経済連携の構築に取り組む方針で一致した。 円滑なEU離脱を求める  …

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文政権の「失政112件」

野党が経済・国防など批判  韓国野党で保守の自由韓国党が文在寅政権の「失政112件」をリストアップした報告書を出し、月刊朝鮮(1月号)が取り上げている。  代表事例として、①経済惨事(最悪の雇用実情、最低賃金の急激な引き…

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体制競争で後れ取る韓国

「古い民族主義」脱却できず 誤った文政権の対北政策  東亜日報の総合月刊誌「新東亜」(1月号)に未来戦略研究院の具海祐(クヘウ)理事長が南北韓が「第2の体制競争に入った」と書いており興味深い。  具理事長は、「2018年…

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