Date archive for 5月, 2018
「のこさずたべよう たいせつないのち」
食品ロス削減で、熊本県がHPに絵本を公開 食品ロス削減を勧める熊本県は、地元の野菜を題材に食や環境保護への関心を高めるため、保育所など未就学児向けの環境教育資源として作成した絵本「ピーマンになっちゃった!~のこさずたべ…
新入生にとっては“魔の5月”
入学式を4月に終えた小学校、中学校、高校、大学の新入生や、社会人1年生たちも、そろそろ、新しい環境に慣れてきた頃だろう。 遊びの延長だった保育園・幼稚園から、勉強中心の小学校。親や幼稚園バスで送迎されていたものが、自…
報道スタンス映す世論調査
今年も改憲派、護憲派の集会が5月3日に開催された。マスコミ各社も毎年、この時期に憲法に関する特集記事や世論調査を実施している。一部の社の世論調査の結果を除けば、昨年のこの時期と比較して改憲に慎重な意見が多かったようだ。…
護憲派は3割にすぎぬことを図らずも浮き彫りにした朝日世論調査
◆改憲反対をむき出し 先週の憲法記念日に合わせて朝日が2日付で自社の世論調査結果を報じた。 1面トップには「安倍政権で改憲、反対58% 9条首相案、反対53%」と、反対の文字が並んでいる。紙面をめくると3面は「政策優…
「平和」の大義を振りかざして「公平」の要で…
「平和」の大義を振りかざして「公平」の要であるルールを曲げてまで押し進めた、こんな横紙破りを見過ごしていいのだろうか。ハルムスタード(スウェーデン)で行われた卓球の世界選手権団体戦女子で、日本の準決勝の相手は唐突に、合…
ロシアの世界大国への執念
ロシア研究家 乾 一宇 力には力で対抗」表明 年次教書で戦略核戦力誇示 オバマ前大統領の世界の警察官をやめるとの表明(2013年)やトランプ大統領の国益を第一に考えるとの姿勢など、米国の後退傾向に乗じ、露中が米に取って…
イラン核合意、枠組み維持しつつ脅威対処を
イラン核合意に不満を持つトランプ米政権は、今月12日までにより厳格な内容に修正できなければ合意を離脱すると警告している。 だが、離脱すれば中東情勢を緊迫化させる恐れがある。合意の枠組みを維持しつつイランの脅威に対処す…
米朝会談、前のめりは禁物
米コラムニスト マーク・ティーセン 成果がないなら退席も ノーベル平和賞推薦はわな ノーベル平和賞を授与されるのではないかという見方が出ていることにトランプ大統領はさぞかし、わくわくしていることだろう。政治的エスタブリ…
生徒のテストの成績が停滞する中、ストライキをする教師たち Test scores stagnant as teachers walk out
学校への資金を10億㌦増やすことを要求しているアリゾナ州の教員たちは、現在行っている4日間のストライキを「子供たちのためだ」と主張している。だが、賃上げによって生徒の成績が上がると期待してはならない。 今年注目を集め…
野党の長期間の国会審議拒否に目を瞑り改憲阻止のお先棒担ぐ新潮
◆財務官僚批判の特集 書いていない、取り上げていないことを批判するのはフェアではない気もするが、しかし、“取り上げるべきことを書かない”というのは指摘されるべきことだと考える。 4月24日の閣議で辞任が決定されている…
「少女駈け犬駈け浅瀬夏となる」(橋本博)…
「少女駈け犬駈け浅瀬夏となる」(橋本博)。ゴールデンウイークもきょうで終わり、あすからはまた仕事や学校が始まる。大型連休の最後の日にわびしい気分になるのは、夏休みの終わりと似ているかもしれない。 行楽地や故郷から帰る…
「いちゃりばちょーでー」横断幕が登場
沖縄・宜野湾市 普天間基地 「沖縄の皆様、楽しいゴールデンウイークをお過ごしください」 在沖米海兵隊普天間航空基地(沖縄県宜野湾市)はゴールデンウイークにあわせて横断幕を掲げている。国道58号線から普天間基地に通じる道…
米軍が渡嘉敷上陸、避難壕に逃げ込む住民
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (5) 渡嘉敷村史と沖縄県史10巻、陣中日誌からウァーラヌフールモーの惨劇を追ってみよう。 3月23日午前10時ごろ。数十機の爆撃機が渡嘉敷上空に姿を見せた…
引きこもり「8050」問題、長期化と親の高齢化で困窮
若者の問題と思われてきた「引きこもり」が本人の中高年化と、それを支える親の高齢化という深刻な課題に直面している。親子で社会から孤立し、生活困窮に陥るケースも見られる。家族への支援とともに、自立を後押しするための相談窓口…
こどもの日 子供時代受ける愛は生涯の宝
きょうは「こどもの日」。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝」することを趣旨にした祝日である。男子の健やかな成長を願う端午の節句でもある。 少子化が急激に進展 端午の節句にはこいのぼりを上げ…
中国のレーザー兵器で米兵負傷
ジブチの基地から照射 米国防総省のホワイト報道官は3日、東アフリカ・ジブチの中国軍基地から照射されたレーザー兵器で、米軍パイロット2人が負傷したと発表、中国に外交ルートを通じて厳重に抗議し、調査を要求したことを明らかに…
軍事同盟・核共有を黙殺、「木を見て森を見ず」の過ち
《 沖 縄 時 評 》 沖縄県、独伊が米国と結ぶ地位協定の実態調査を実施 ◆軍事条約も比較検討を 沖縄では米軍や軍属による事件があるたびに、日米地位協定が米兵の特権を保証する「不平等協定」との批判が起こり、「沖縄差別」…
“森友国会”いいかげんにせよ
最近、夕方帰宅してテレビニュースを見る。何と毎日のように“森友学園”が国会で取り上げられる。新設予定だった私立小学校の名誉校長に安倍首相夫人が就任していたこと(その後辞任)や、安値の国有地売却を問題とし、今の国会でも昨…
米のウクライナ軍事援助でロシアとの緊張高まる Military aid for Ukraine raises stakes with Russia
トランプ政権はウクライナへの新型対戦車ミサイルの輸送を完了させた。ロシア政府はこれに反発し、ウクライナ東部でのウクライナ軍と親露派分離主義勢力の間の戦闘が激化する可能性もある。 ウクライナのポロシェンコ大統領は今週、…
日本映画の名匠、小津安二郎監督は「東京物語」…
日本映画の名匠、小津安二郎監督は「東京物語」「晩春」など家族をテーマにした数々の名作を残した。それらは笠智衆や原節子らが演じる大人が主役ではあるが、子供たちも実に生き生きと印象的に描かれている。 父親と息子の姿を描い…
聖徳太子の思想を生活化
西田天香の一燈園生活 燈影学園長 相 大二郎氏に聞く 日本の伝統思想に基づき、諸宗教の教えから幅広く学びながら、争いのない生き方、社会の実現を目指した西田天香。天香さんが最も尊敬していたのが聖徳太子と仏弟子の維摩(ゆい…
ホロコースト「忘れない」
地球だより ユダヤ人の友人から先月、映画のリンク先のメールが届いた。日本人外交官・杉原千畝氏の物語だった。友人は「この人の存在を知らないユダヤ人が多過ぎる」と嘆いていた。 なぜ、この映画を送ってきたのか。よくよく考え…
わが国の鎧は何なのか
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 古代は戦争の時代だ。領域を拡大しようとする古代の諸国家の間で、戦争はいつでも起こっていた。中国史の時代区分に「戦国時代」があるのは、それなりの理由があるのだ。百済を建国した温祚王。…