Date archive for 4月, 2018
野党新党協議、有権者の支持得られるか
民進党の大塚耕平代表と希望の党の玉木雄一郎代表が会談し、民進側が呼び掛けた新党の結成に向け、新党協議会を設置することで合意した。 党勢低迷が続く希望は、昨年9月の結党から約7カ月で解体されることになる。 民進と希望が…
2企業が「オール沖縄」離脱 革新色強まり不信募る
「県民投票」で見解食い違い 翁長知事の健康不安表面化 翁長雄志知事を支える「オール沖縄会議」(以下、「オール沖縄」)の一角を担う大手2企業が相次いで離脱した。元自民系会派はすでに解消しており、これで「オール沖縄」の保守…
縦貫鉄道にかける期待と不安
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県は全国の都道府県で唯一鉄道がない。2003年に那覇市内に開業した沖縄都市モノレールは「軌道」と分類されるため、鉄道ではない。慢性的な交通渋滞の解消や観光客の交通手段として期待…
カリフォルニア化の憂鬱 Californification blues
カリフォルニア(以後、加州)人は、(地震の巣として知られる)サンアンドレアス断層に沿って鳴り響く轟音(ごうおん)の恐怖、ハリウッドのキラキラ光るティンセル、野性的な、北部の太平洋に真っ逆さまに滑り込まんばかりのカリフォ…
<めだかの学校は 川の中 そっとのぞいて …
<めだかの学校は 川の中 そっとのぞいて みてごらん みんなで おゆう ぎ しているよ>。茶木滋作詞、中田喜直作曲の「めだかの学校」は、小学1年 生が習う歌だ。学校に通い始めた1年生が、自分たちとメダカを重ね合わせるよ…
同床異夢の南北首脳会談
今月27日に韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店で開催される第3回南北首脳会談では、来月末までの実施で準備が始まった米朝首脳会談に向け決定的な橋渡し役をしつつあると自負する韓国と、南北融和ムードを最大限に利用し制裁解除…
「オオタニ」に思い複雑
地球だより 大リーグのロサンゼルス・エンゼルスで投打に大活躍の大谷翔平選手。こちらでもテレビやスポーツ紙を中心に話題になっていて、「これぞ怪物」「翔(ショー)タイムが始まった」などと驚きを禁じ得ない様子で伝えている。実…
資料の管理は史料の保存だ
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 国益損ねる処分や改竄 「知る権利」は民主主義の柱 昨今、財務省の文書改竄(かいざん)問題で、政治と行政の関係のみならず、資料の保管の在り方をめぐる議論が湧…
教育現場と国民意識に乖離
内閣府が3月10日に「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果を発表した。この調査は昭和44(1969)年から、ほぼ3年に1回実施されている。今回の調査で私が特に注目したのは、「もし日本が外国から侵略された場合の態度」…
インド・米フォーラム アジア太平洋で影響力拡大する中国へ、対応で連携急務
インドのニューデリーで6、7の両日「インド米フォーラム」が開催され、参加者らは、中国のアジア太平洋地域での勢力拡大を受けて、米国とインドの軍事的関係の強化、民主主義と資本主義の理念に基づく開発・投資計画の促進の必要性が…
ルラ元ブラジル大統領が収監
10月の大統領選挙出馬は困難に 収賄罪などで禁錮12年1月の有罪判決を受けているブラジルのルラ元大統領(72)が7日夜(日本時間8日朝)、同国南部パラナ州のクリチバにある連邦警察に用意された特別施設に収監された。地元メ…
暴走する性教育、生命の尊厳より「避妊」「中絶」
指導要領無視、都教委が問題視 東京・足立区、区立中学の公開授業 「自分の性行動を考える」と題した公開授業が先月5日、東京都足立区の区立中学校で行われた。3年生を対象とした総合の人権教育として行われ、大学教授や教育関係者…
民間防衛論議、国民保護法を抜本的に見直せ
わが国を取り巻く安全保障環境の激変を受け、国土・国民をどう守るのか、防衛の在り方が問われている。 それにもかかわらず、国民自らはどう身を守るのか、いわゆる「民間防衛」に関する論議が欠落している。これは看過できない課題…
「うつ病にならない食習慣の科学」
国立精神・神経医療研究センター神経研究所の功刀浩氏が講演 ストレス科学シンポジウム(主催・公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター)うつにならない「毎日を楽しく過ごすための工夫」が、このほど、早稲田大学小野記念館で…
軍事研究は平和を脅かす?
かつて「産学協同」研究が、「大学と独占資本との癒着」「大学教育の独占資本への奉仕」などと糾弾された時代があった。1970年代後半、各大学が創立◯◯周年記念事業のため企業募金を行うと、左翼学生たちが学内で関係教授たちを追…
オスプレイ配備めぐり沖縄紙と共に反米・反基地運動の代弁役担う朝日
◆「沖縄差別」は間違い 「沖縄差別だ」。こんな見出しが沖縄の地元紙に躍ったのは6年前のことだった。 2012年に米海兵隊が垂直離着陸輸送機オスプレイを沖縄県宜野湾市の普天間飛行場に導入することを決めると、沖縄タイムス…
75歳以上の運転者の認知症対策を強化した…
75歳以上の運転者の認知症対策を強化した改正道路交通法が昨年3月に施行されたのに伴い、75歳以上の運転免許の自主返納も急増している。2016年の16万2341人に対し、昨年は25万2677人と大幅に上回った。 それで…
露の異質性示す元スパイ襲撃
平成国際大学教授 浅野 和生 北の日本人拉致に通底 対露制裁に乗り遅れた日本 3月16日のメイ英首相によるロシア外交官23人の追放発表に続いて、26日にはアメリカが、ニューヨークのロシア国連代表部の12人を含む外交官6…
水陸機動団、離島防衛強化へ役割大きい
南西地域の離島防衛強化のため、陸上自衛隊に先月末に新設された「水陸機動団」の発足式典が、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で開かれ、米海兵隊との共同訓練も公開した。 水陸機動団は離島が侵攻、占領された場合に奪還作戦の主力と…
トランプ米政権の対中貿易制裁、強硬姿勢に評価の声
知財侵害、国際連携求める トランプ米政権は、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に続き、米通商法301条に基づき、中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁の品目を発表した。これを受け中国も報復措置を発表するなど、「貿易戦争」へ…
最新調査で国境警備捜査官の大多数がトランプ氏の壁建設を支持 Border Patrol agents overwhelmingly support Trump’s wall in new survey
国境警備の捜査官たちは、米・メキシコ国境沿いへのさならなる壁建設に最大限の支持を表明している。 捜査官たちの労働組合「全米国境警備協議会(NBPC)」が行った調査によると、捜査官の大多数が戦略的な場所に「壁」を増やす…
米大統領の政策を全否定する日本版NW「日本を救う小国の知恵」特集
◆具体策の提示はなし 少子高齢化、人口減少、地方消滅…。わが国の暗い未来を示す言葉がメディアで繰り返し報じられる中、それでも花の便りに全国が浮き立ち、街では判で押したようなそろいのスーツを着た新入社員の集団を見掛け、ま…
日本から米大リーグのエンゼルスに移籍した…
日本から米大リーグのエンゼルスに移籍した二刀流の大谷翔平選手が、投手として1勝し、打者としても3試合連続のホームランを打つなど、ファンの度肝を抜いている。野球の本場で遜色のない活躍ができるのも、それだけ日本の野球が成熟…