Date archive for 3月, 2018

目見張る「モスクワ号」

地球だより  1日の利用者数が東京の地下鉄に次ぎ、世界第2位を誇るモスクワのメトロの最近の進化には目を見張るものがある。利用客の最も多い7号線にお目見えした新世代車両「モスクワ号」に乗ってみた。  旧車両では考えられなか…

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韓国経済は世界経済好況を跳躍の機会に

韓国紙セゲイルボ  世界経済と韓国経済の運命が交錯している。今年世界経済は3・9%の高成長を実現する見通しだが、これに反して韓国経済は3・0%も難しいと見られる。過去、韓国経済成長率が世界経済成長率を大きく上回っていた事…

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露大統領が年次教書演説、新型ICBM開発を誇示

 今月18日に大統領選挙を控えたロシアのプーチン大統領は1日、年次教書演説を行った。貧困率の半減など社会政策に関する公約に加え、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)など数々の新型兵器に言及する異例の演説となった。新型兵器を…

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孔子学院、中国のスパイ活動を警戒せよ

 中国政府は「ソフトパワー」戦略の柱として、中国語や中国文化を教え、普及する「孔子学院」を海外の大学などに設立して後援している。  だが米連邦捜査局(FBI)は、孔子学院が米国内でスパイ活動に関わっているとして調査を進め…

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中国が空中発射弾道ミサイル開発

国防情報局長官が証言  中国は、車載式、サイロ固定式ミサイルに加えて、爆撃機に搭載する核弾道ミサイルの開発を進めている。国防情報局(DIA)のアシュリー長官が6日、上院軍事委員会で中国の空中発射ミサイルに関して異例の証言…

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ふりがなによる個人特定の方針を政府が固めた…

 ふりがなによる個人特定の方針を政府が固めたという記事を新聞で読んだ。住民サービスの利便性を高めるという目的のようだが、ふりがなの必要性については了解できる。  そもそも法律上、戸籍の氏名にふりがなを記載することは義務付…

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ユダヤ人救済の祝い、プリム

地球だより  イスラエルで生活していると、ユダヤ教やユダヤ人の歴史にちなんだ祝日が本当に多いことを実感する。子供たちは、休みの合間に学校に行くような感覚だ。  ユダヤ暦アダル月14日に当たる3月1日、イスラエルの祝日の中…

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スリーパーセルの知られざる脅威

 1904年、日露戦争の開戦後、中立国スウェーデンに本拠地を移したロシア駐在武官、明石元二郎大佐(当時)はレーニンを包摂して帝政ロシアに送り込み、ストライキやサボタージュなどの工作活動を通して厭戦(えんせん)気分を増大さ…

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政治家の出版記念会

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  本を売り買いするのだが、納得できない場面が繰り広げられる。本を買う人たちが本の内容には全く関心がない。予(あらかじ)め準備した白い封筒に入れた現金を手渡して本だけもらっていく。誰も…

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米福音派の使徒、ペンス氏

獨協大学教授 佐藤 唯行 トランプ政権との仲介役 信仰に基づきイスラエル擁護  1月22日、米副大統領マイク・ペンスはイスラエル国会で米中東政策の基本路線を覆す画期的な演説を行った。それは現在テルアビブに置かれている米大…

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五輪でかわいさを評価される現実

韓国紙セゲイルボ 選手の能力と努力に焦点を  変わっていなかった。平昌冬季五輪に出場した女子選手らの容貌は今回も相変らず、話題の種にされた。  日本の女子カーリング選手は女優の朴ボヨンに似たかわいい容貌で人気を呼び、普段…

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両陛下、自治体消防70年式典に御出席

 天皇、皇后両陛下は7日午前、東京・両国国技館で開かれた自治体消防制度70周年記念式典に出席された。  式典には三権の長や全国の消防長、消防団長らが参加。安倍晋三首相はあいさつで、「ひとたび災害が発生すれば先陣を切って災…

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中東混迷の原因は米前政権

エジプト人識者らが指摘 ムスリム同胞団政権の誕生を支援  シリア内戦は、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討をほぼ終えた現在、共通の敵を追ってきた各勢力が相互にぶつかり合い、混迷を深めている。エジプト人識者らは一様に、そ…

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TPP新協定、やはり米国の復帰が望ましい

 米国を除く環太平洋連携協定(TPP)加盟国11カ国の新協定「TPP11」の署名式が8日(日本時間9日)、チリのサンティアゴで開かれる。  中国を牽制する狙いも  TPPは関税・ルール両面で高いレベルの自由化を実現するも…

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米、北の真意に警戒感

コーツ国家情報長官「核放棄、非常に懐疑的」  トランプ米大統領は6日、北朝鮮が4月末の南北首脳会談の実施で合意し、非核化をめぐり米国と対話する用意があると表明したことについて、「彼ら(北朝鮮)は真剣だと思う」と一定の評価…

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米政権の鉄鋼輸入制限に「短慮」「危険な決定」と強い批判の読売、日経

◆貿易戦争になる恐れ  読売「報復合戦を引き起こす短慮だ」、日経「米政権は貿易戦争の危険を冒すのか」、東京「安倍首相は自制促せ」――。  米国のトランプ大統領が1日、鉄鋼メーカー幹部らとの会合で、鉄鋼とアルミニウムの輸入…

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俳人協会賞、同新人賞、同評論賞の授賞式が…

 俳人協会賞、同新人賞、同評論賞の授賞式が、東京の京王プラザホテルで行われた。俳人協会賞を受賞したのは句集『カムイ』の櫂未知子さんと句集『銀座の歩幅』の須賀一惠さんだ。  選考委員の柏原眠雨さんは、櫂さんの作品について「…

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アジアでもミー・トゥー 魔男狩り、政治利用ない前進を

 米ハリウッド発の運動、性暴力・セクハラ告発の「ミー・トゥー」(#Me Too)は、アジアにも広がり出したな。先日、国際人権NGOのシンポジウムに参加してそう実感した。  会場は300人近い参加者で満員。インドの女性人権…

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韓国特使団訪朝、北ペースでは歓迎できない

 韓国・文在寅政権の訪朝特使団が1泊2日の日程を終えて帰国し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談結果を発表した。来月末に軍事境界線の板門店で第3回南北首脳会談を開催することで合意し、最大の焦点だった北朝鮮の非核化につ…

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正しい歴史記述を Getting history right

 歴史なんて「ナンセンスだ」と、(自動車王)ヘンリー・フォードが言ったというのは有名な話だ。しかし、より正確には、歴史にはさまざまな解釈があると、言うつもりだったかもしれない。第2次世界大戦の勝者も敗者も共に現実をゆがめ…

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水産資源の管理が国際的に強化される一方、…

 水産資源の管理が国際的に強化される一方、排他的経済水域(EEZ)内での外国漁船による違法操業が後を絶たない。日本だけでなく、今や世界的な問題となっている。  南米アルゼンチンでは先般、同国沿岸のEEZ内で中国漁船が違法…

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「記念」と「追悼」の日で一杯

地球だより  今年も既に3月を迎えたが、アルプスの小国オーストリアでは2018年は記念日が例年になく多い年だ。先ず先月22日、オーストリア国立図書館が創立650年を迎えた。バン・デア・ベレン大統領ら政治家、著名人、文人を…

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「自殺の誘惑を振り切り、僕は幸せに笑って生きています」その体験を本にした車﨑隆さん【PTV RADIO:012】

  バージャー病に罹り人生に絶望して自殺の誘惑に襲われるも、隣のベッドで病と闘い、受験勉強を続け、合格を聞いた後に旅立って行った少年の闘う姿を見て、生きようと決意。病を跳ね除けて、人生の目的は幸せになること、幸せになるに…

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