Date archive for 2月, 2018

金欲主義的な葬儀代 ヒューマンな人の心を

カーネギーの本を購入  2年前の正月、群馬交響楽団恒例の音楽会に出掛けた。ラベルのボレロや、椿姫のソプラノなどで、ポピュラーな音楽の数々を高崎市の群馬音楽センターで2300人もの音楽愛好家の人々と共に楽しんだ。ちなみにチ…

続き

ミット・ロムニー氏の上院選出馬で共和党が割れる恐れ Mitt Romney’s Senate run threatens to divide GOP

 ミット・ロムニー氏のユタ州上院選への出馬はまだ正式になっていないが、既に共和党内で深刻な対立を生みだしている。 ロムニー氏をユタ州の保守的な有権者と乖離(かいり)し、党のリーダーであるトランプ大統領と対立する渡り政治家…

続き

高校歴史教科書から「坂本龍馬」「吉田松陰」…

 高校歴史教科書から「坂本龍馬」「吉田松陰」を削れ――。昨年11月、高大連携歴史教育研究会(高大研、会長・油井大三郎東大名誉教授)なる団体が、歴史が暗記中心となっているのは問題として、用語を現行の半分以下の1600語に減…

続き

高校指導要領案、大学入試と連動せねば画餅に

 9年ぶりの高校学習指導要領案が、昨年の小中学校指導要領の告示に続いて公表された。討論や発表を通じて、自ら問題を探し出し、解決する力を身に付ける「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)を全教科で導入する。 …

続き

殺し屋を返り討ち

地球だより  このほどマニラ首都圏で弁護士の男性がバイクに乗った殺し屋に襲撃される事件があった。  バイクに乗った3人組の殺し屋は、車で移動中の男性を待ち伏せして運転席に銃撃を加えた。ここでターゲットがお陀仏になるケース…

続き

新学習指導要領の全面実施、力量が問われる教師

北海道師範塾「教師の道」会長 吉田洋一氏に聞く  文部科学省が示した新しい学習指導要領が平成30年度(幼稚園)から随時、全面実施される。小中学校、高校、特別支援学校においては周知・教科書の作成および検定・採択などを経て小…

続き

平昌五輪は必ず成功させなければならない

韓国紙セゲイルボ  五輪旗はアジア、アメリカ、欧州、アフリカ、オセアニアの五大陸が平和に手を握った姿を象徴している。五輪が始まった時代には競技期間、さまざまな都市が戦争を止めて和合した。そのように道義的名誉と価値を追求し…

続き

米ペアにだけ拍手送らず、フィギュアで北応援団

ジャンプ着氷失敗に失笑も  韓国・平昌冬季五輪で訪韓中の北朝鮮応援団は15日、フィギュアスケートペアのフリースタイルに出場した北朝鮮のリョム・テオク、キム・ジュシク組を応援した際、他国ペアにも拍手を惜しまなかったが、唯一…

続き

9条2項削除し軍隊明記を 色摩力夫氏

憲法改正 私はこう考える 元駐チリ大使 色摩力夫氏(下) 安倍首相が9条1項、2項を残したまま、自衛隊を書き込む改憲案を提案しているが。  自衛隊の明記には賛成だが、問題は具体的な記述の中身だ。2項を残したまま自衛隊を明…

続き

FBIが「孔子学院」を調査、中国のスパイ活動など加担か

 米連邦捜査局(FBI)は、米国内でスパイ活動、宣伝活動に関わっているとみて、全米の中国政府系教育機関「孔子学院」数十校の調査を進めている。FBIのレイ長官が12日、上院情報委員会の公聴会で明らかにした。  学院は主に米…

続き

10~12月GDP、一段と落ちた成長の勢い

 実質で前期比0・1%増(年率0・5%増)で、約28年ぶりとなる8四半期連続のプラス成長――2017年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値である。  8期連続プラス成長は確かに誇れるが、成長の勢いはさらに弱まって…

続き

2018年の「新書大賞」(中央公論新社主催)…

 2018年の「新書大賞」(中央公論新社主催)には、前野ウルド浩太郎著『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)が選ばれた。これにちなんで「新書の現状」ともいうべきテーマについて、出版社の新書担当者3人による座談会が「中…

続き

ペルーでフジモリ派が分裂、次男ケンジ氏が姉ケイコ氏と決別

次期大統領選のダークホースに  南米ペルーで、フジモリ元大統領の恩赦が思わぬ波紋を広げている。次男ケンジ氏が最大野党のフジモリ派を離脱、2021年の大統領選に向けてダークホースとなりつつある。(サンパウロ・綾村悟)  調…

続き

南北団体が暗黙の連帯 韓国平昌五輪

 韓国の平昌冬季五輪で単一チームを結成した韓国と北朝鮮の女子アイスホッケー代表の応援で、反米反日路線で知られる南北の系列団体が暗黙の連帯をする姿が浮かび上がっている。 北側は応援団引率者に 南側、日本戦で統一旗4500枚…

続き

北朝鮮の美女応援団

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  北朝鮮の「美女応援団」が平昌オリンピックで初の応援を行った。一昨日、女子アイスホッケー南北合同チームのスイス戦で朝鮮半島を描いた「統一旗」とタンバリンなどを使用して『パンガプスムニ…

続き

持ち帰りにチップは必要?

地球だより  日本人にはなじみが薄いが、米国ではチップの文化が根付いている。レストランでテーブルサービスを受けた場合、代金の15~20%のチップを渡すのが相場とされるが、テークアウトで注文した際に渡すべきかについては、意…

続き

日米原子力協定の行方

元原子力委員会委員長代理 遠藤 哲也 大勢は自動延長の方向 核燃料サイクルの確立急務  最近、本紙(1月18日付社説)をはじめ、各紙、テレビ等で日米原子力協定の延長問題が取り上げられている。30年以上も前になるが、筆者は…

続き

露潜水艦がNATOの脅威に

海底通信網の破壊に懸念  ロシアが大西洋、北極海で潜水艦の活動を活発化させていることから、米軍の通信に欠くことのできない海底光ケーブル網が破壊される可能性が指摘され、トランプ政権は、対応を迫られている。  米シンクタンク…

続き

駐韓米大使から“落馬”した対話派

韓国紙セゲイルボ 軍事選択を堅持する米政権  駐韓米大使に内定していたビクター・チャ・ジョージタウン大教授が“落馬”した。北朝鮮への「鼻血戦略」(制限的先制打撃)に反対し落馬したというのが定説だ。  しかし、韓米当局は彼…

続き

4月末を過ぎたら手遅れに、「断油」が北を止める最後の道

どう見る北の脅威 米戦略国際問題研究所上級アソシエイト ラリー・ニクシュ氏(下) 北朝鮮の核・ミサイル開発を止める方法はあるか。  トランプ米政権がやらなければならないのは、石油の全面禁輸だ。石油の全面禁輸だけが、金正恩…

続き

憲法改正、平和欲せば戦争に備えよ

憲法改正 私はこう考える 元駐チリ大使 色摩力夫氏(上)  安倍晋三首相の強い意向を受けて、憲法改正の焦点は従来の一般論的な議論でなく、個別的、具体的な改正条文づくりに移ってきた。改憲論議の焦点である9条などの主要論点に…

続き

緊急事態条項、権限集中がなければ無意味だ

 自民党の憲法改正推進本部では、執行部が緊急事態条項の創設について、政府への権限集中や私権制限の規定を盛り込むことを見送るべきだとしている。これでは創設する意味がないと言える。  憲法は平和時前提に制定  民主主義国家の…

続き

北の融和姿勢に懐疑的かつ「非核」が大原則の慎重論を展開した各紙

◆北が微笑み外交展開  氷雪上の熱戦を繰り広げる平昌冬季五輪もやや色あせて見えるような光景である。何より開会式以降、肝心の競技よりもサポーターの方がフットライトを浴び、五輪が美女応援団や芸術団の振りまくさっそうとした愛嬌…

続き