Date archive for 2017
「日傘さす音のパチンと空へ逃ぐ」(高浜年尾)…
「日傘さす音のパチンと空へ逃ぐ」(高浜年尾)。蒸し暑い日が続き、外を歩いていると日差しで肌が痛いほど。日傘を差す女性の姿も見掛けるようになった。 気流子の子供時代は、夏といえば夏休みが待ち遠しかった。休みに入ると、カ…
クルド独立問う住民投票に反対、米大統領特使が表明
過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦の有志連合の調整を行うマクガーク米大統領特使が13日、国務省での会合で、米国と同盟国は、イラク北部のクルド自治区で9月に実施が予定されている独立の是非を問う住民投票を支持しないこと…
劉暁波氏死去、“獄死”を政治改革につなげよ
中国共産党の一党独裁政権に反旗を翻し、投獄されたままノーベル平和賞を受けた人権活動家、劉暁波氏(61)が死去した。死去したのは刑務所外の病院だったとはいえ、事実上の獄死だ。中国政府は、還暦を迎えたばかりの劉氏の早すぎる…
「赤化統一」を招く恐れ
保守の壊滅におびえる 先の大統領選の結果、韓国では「保守の壊滅は避けられない」と言われている。ハンナラ党、セヌリ党といった“親米保守”の流れをくむ自由韓国党の洪準杓(ホンジュンピョ)代表が24%を得票したとはいえ、分裂…
半数が運動圏出身の文政権 「主思派」が陰で牛耳る
いずれ本性現す可能性 韓国で文在寅(ムンジェイン)政権がスタートして1カ月が経過した時点で、月刊誌は新政権の人事に関心を集中させている。朴槿恵大統領(当時)も強調していたことだが、政権に就くとこの国の人は必ず「大蕩平人…
自衛隊「加憲」への提言 9条そのまま残し新章条項を
自衛隊根拠9条と別に 6月4日付読売新聞によれば、日本維新の会の創設者で党法律顧問の橋下徹・前大阪市長は、憲法をテーマに読売新聞のインタビューに応じ、自衛隊の根拠規定を加える安倍首相(自民党総裁)の改憲案について、「9…
「イスラム国」戦闘員の帰還に備えるEU EU braces for Islamic State jihadis’ return from battle
【ハーグ】中東で聖戦を戦ってきた「イスラム国」(IS)が支配地を失い、熟練の戦闘員らが大量に欧州に帰還してくる可能性があり、欧州各国の情報、テロ対策高官らは対策を進めている。欧州連合(EU)の警察機関のトップが明らかに…
米国のオレゴン州で、同性婚カップルの…
米国のオレゴン州で、同性婚カップルのウエディングケーキ作りを、宗教的信条から断ったケーキ職人が、13万5000㌦(約1500万円)の罰金を科せられたのは、2015年のこと。こんな理不尽なことが米国でまかり通っているのか…
中露が軍事協力を推進
関係強化し米に対抗 米国防総省の国家情報局(DIA)はロシアの軍事力に関する初の年次報告で、ロシア、中国両国が世界中で米国に敵対する活動を行っており、「米国の世界への影響力を弱めるために積極的に協力し合っている」と訴え…
根深い嘘の文化
地球だより ロシアに住んでいて、本当にうんざりすることがフェイクニュース(虚偽情報)の存在だ。 私がロシア人の気質で最初につまずいたのが、自己保身のために平気で嘘をつく、決して謝らない通弊だった。それは密告や投獄が日…
モディ政権3年の日印、インド洋進出著しい中国に対抗
大阪国際大学名誉教授 岡本幸治氏に聞く グジャラート州の首相からインド首相になったナレンドラ・モディ氏の政権が3年を経過し、強引な手法で一時混乱もあったが、経済は順調に成長している。他方、政治的にはインド洋で存在感を強…
中露、戦略パートナー関係を強化
ロシアのプーチン大統領は4日、モスクワのクレムリンで、中国の習近平主席と会談した。両首脳はこれまで両国が築き上げてきた中露の包括的・戦略的パートナーシップを一層強化するとともに、東アジア地域での米国の影響力拡大に、共同…
北朝鮮の核問題解決に対策のない国際社会
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮核問題の底が見えない。北の最大関心は金正恩(キムジョンウン)政権の生存だ。政権維持のために核開発を放棄せず、統治資金を確保するために全力をふりしぼる。 中国は北朝鮮が核兵器を保有することを願わ…
民進党都議選総括、「民共共闘」で敗北は明らかだ
民進党が11日から18日の間、東京都議会議員選挙を総括するための党内意見聴取を行っている。民進党は8年前の前々回都議選で民主党当時に54議席を獲得したのが5議席にまで落ち込み、凋落(ちょうらく)に歯止めがかからない。共…
同性婚ケーキ作り拒否は差別か
米連邦最高裁が審理へ 米コロラド州でキリスト教徒のケーキ職人が同性婚のウエディングケーキ作りを断ったことが、州当局から同性愛者に対する差別行為と断定された問題について、連邦最高裁が審理することを決めた。米国では同性婚の…
最近、「プロスポーツ選手の人生設計」と…
最近、「プロスポーツ選手の人生設計」というテーマが話題に上るようになった。昔は「プレーが全て。引退後のことを考えるのはとんでもない」との通念があった。 しかし、スポーツ選手の現役期間は、作家、画家、音楽家、芸能人とい…
防衛で活躍する女性
地球だより イスラエルには兵役義務があり、兵役中の約12万人のうち約4割は女性。満18歳から女性が約2年で、男性は約3年。ただし、女性は結婚していれば免除される。娘を軍隊に行かせたくない親が、高校卒業後の娘を嫁にやるケ…
頭脳流出、企業流出
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 南ベトナムが滅んだ後、武力統一されたベトナムが深刻な頭脳流出を経験した。エリート公務員と技術者、医療関係者などの人材が米国等に大挙して亡命した。いわゆるボートピープルだ。共産勢力が…
「BRあづま2017」を研修して
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 「公助」に備え真摯な準備 災害時の「最後の砦」自衛隊 梅雨明け前の北九州での豪雨など日本はその地勢から自然災害の多発地帯である。実際、地震から火山爆発、風水害などに毎年のように見舞われてい…
英イスラム過激派に流れるサウジの資金
英シンクタンクが報告書 英シンクタンク、ヘンリー・ジャクソン・ソサエティーが5日、海外から英国内のイスラム過激派に流れる資金のほとんどはサウジアラビアからのものだとの報告書を公表した。一方、カタールが、サウジやアラブ首…
キューバ危機と北のICBM
韓国紙セゲイルボ 歴史は繰り返されるのか 「タカ派ハト派」という言葉はいつ出てきたものだろうか。歴史は意外に短い。異説がなくはないが、キューバ・ミサイル危機の時の1962年10月28日、米ホワイトハウス国家安全保障会議…
皇太子殿下御夫妻、秋田で献血大会に御出席
秋田県を訪問中の皇太子殿下御夫妻は12日午後、県立武道館(秋田市)で開かれた第53回献血運動推進全国大会に出席された。雅子殿下は昨年、東京都内で開かれた第52回大会に続いての御出席となった。 皇太子殿下は式典で、九州…
モスル奪還、宗派超え過激思想根絶を
イラク軍は、過激派組織「イスラム国」(IS)から、同国北部の第2の都市モスルを奪還した。今後は、IS台頭の一因となった宗派対立をどのように乗り越え、国内をまとめていくかが課題だ。 3年で終わったIS支配 アバディ首相…