Date archive for 6月, 2016
オバマ氏、社会保障でサンダース氏寄りに転換 Obama flips to Sanders’ side, calls for expansion of Social Security benefits
オバマ大統領は約5年前に社会保障制度を救う計画に署名した時、給付金の増額を抑えることになる提案に合意した。 しかし現在、民主党大統領選予備選で、退職手当の拡充を求めるサンダース上院議員(バーモント州)のポピュリスト路…
日経の「超少子化」日韓意識調査の分析に滲む「女性は労働者」の見方
◆「性別分業」を槍玉に 「自然に返れ」で有名なフランスの啓蒙思想家ジャン=ジャック・ルソーは、近代教育学の古典の一つとされる『エミール』で、家庭教育についてこう述べている。 「最初の教育はもっとも重要なものであり、そ…
大きな記事も小さな記事もあるが、今年は…
大きな記事も小さな記事もあるが、今年は新聞の社会面で死者の出た交通事故記事がやや目立つ印象を受ける。大学生13人が犠牲となった今年1月15日の長野・軽井沢のスキーバス転落事故の記憶は新しい。 バス運行会社やツアー企画…
労働法改正法案をめぐる抗議活動に頭痛めるフランス
労働法改正案めぐり大荒れ フランス政府が提出した労働法改正法案をめぐって、全国規模の抗議行動が繰り返されている。一部精油所の閉鎖によるガソリン不足、原発施設の稼働停止による電力不足、高速道路の封鎖による物流マヒなど、国…
憲法に「緊急事態対処規定」を
「新しい憲法をつくる国民大会」講話要旨 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原淳平氏 新しい憲法をつくる国民会議の清原淳平会長は、憲法記念日の5月3日、第47回「新しい憲法をつくる国民大会」で講話をし、「大災害地を早期救…
東日本、熊本と続く大地震
経済ジャーナリスト 尾関 通允 予知まだ不可能な段階 気になる南関東今後の備え ごく当たり前のことだが、地震にも個性がある。例えば震度、人体にはそれと感じない無感地震から恐るべき被害をもたらす烈震あるいは激震など、震源…
両陛下、植樹祭に御出席
長野県栄村の被災者とも御懇談 天皇、皇后両陛下は5日、長野市の屋内アリーナ「エムウェーブ」で開かれた第67回全国植樹祭の記念式典に出席された。 式典では、冒頭で熊本地震の犠牲者に黙とうがささげられた後、両陛下がヒノキ…
沖縄米軍基地の真実
沖縄でまた米軍関係者による事件(うるま市のOL・島袋里奈さんが殺害・遺棄された事件)が起きた。絶対に許すことのできない犯罪だ。5月25日に開催された日米首脳会談でも、この事件は取り上げられ、安倍晋三首相は「断固抗議」し…
タイの警察人事異動で死者任命
地球だより タイでは、5月31日付で発表された警察の人事異動で一騒動持ち上がっている。実はこの名簿に死亡した警察官の名前が記載されるなど「トンデモ人事」が明らかになっているからだ。 それだけではなく、人事異動が発令さ…
自民は変わらず辺野古移設の必要性訴えよ
沖縄県議選では、翁長雄志知事を支える県政与党系(社民、共産両党など)が過半数を維持した。 翁長知事は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対しているが、普天間の危険性除去と抑止力維持のためには欠かせない。…
子供を犯罪から守るには? 「110番の家」や交番へ行こう
◆ きょういく Q&A ◆ Q 子供が犯罪被害者の現状はどうなっていますか。 A 警察庁によれば、子供(13歳未満)の犯罪被害は平成25年で約2万7千件です。ピーク時より少なくなっていますが、全被害件数に占める子供の…
沖縄・宜野湾市で「第1回農水産業支援技術展」
琉球大学が農水産業の6次産業化を主導 沖縄県における農水産業の6次産業化のノウハウや技術について学ぶ第1回「農水産業支援技術展」がこのほど、同県宜野湾市で開かれた。県内の知の拠点である琉球大学が主導したもので、県内外の…
サミットで見たiPS細胞
iPS細胞(人口多能性幹細胞)をご存じだろうか。京都大学の山中伸弥教授らが世界で初めて作製した“万能細胞”で、山中教授が2012年にノーベル医学生理学賞を共同受賞して有名になった。人間の皮膚などの細胞から人工的につくら…
生き残り策に産官学連携の指摘が必要だったアエラ「大学の底力」特集
◆看板学部の強さ取材 2017年春卒業予定の大学生らを対象にした、主要企業の面接や筆記試験などの「選考活動」が1日から始まった。 そんな中、古くて新しい話題だが、アエラ6月6日号は大学、学部の可能性を探る大特集がメー…
日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが…
日本のトンネル技術は世界に冠たるものだが、ヨーロッパのそれも同様の実績がある。スイスで、アルプス山脈を南北に貫く鉄道トンネル「ゴッタルドトンネル」が完成した。 スイス中部エルストフェルトからイタリア国境近くの南部ボデ…
フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待
今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞してい…
新ミャンマーの出発に思う
評論家 太田 正利 親日国の民主化を祝す 課題に挑むスー・チー顧問 一寸遡ることだが、去年11月8日のミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首が率いる野党である国民民主連盟(NLD)は歴史的な勝利を得た。すなわ…
両陛下、長野県入りされる 全国植樹祭御出席へ
天皇、皇后両陛下は4日、第67回全国植樹祭御出席などのため、新幹線で長野県入りされた。 両陛下は午後、「故郷」や「春が来た」など日本の数多くの唱歌を作詞した国文学者高野辰之の記念館(中野市)を視察。写真や直筆の書など…
高速増殖炉、高い安全意識持つ新組織を
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、新たな運営主体の在り方を議論してきた文部科学省の有識者検討会が、保守管理能力の向上などの要件を盛り込んだ報告書をまとめ、馳浩文科相に提出した。 点検漏れなど不祥事続く …
問題発言の多い右派国防相任命で強い批判を浴びるネタニヤフ首相
◆右傾化に警鐘鳴らす イスラエルのネタニヤフ首相が右派政党「わが家イスラエル」のリーバーマン党首を国防相に任命したことが、内外で反発を呼んでいる。 リーバーマン氏は外相を務めたこともあるベテラン政治家だが、過激な発言…
「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)…
「黒揚羽一閃し庭一閃す」(後藤比奈夫)。都会でも、公園や家の庭に花木が植えられていて、花が咲くのを見るのは当たり前の光景。だが、その花を飛び回るチョウはあまり見かけない。 以前は春になれば、白い羽を持ったモンシロチョ…
台湾は中国の進出阻止の砦
日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望(5) 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏に聞く 「日台関係基本法」制定に期待 中国が南シナ海で強行している人工島の軍事基地化の次の狙いは何か。 台湾だろう。台湾は中国沿海部の中…
慰安婦支援財団、日韓合意の中断なき履行を
昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、韓国政府が設置する元慰安婦を支援する財団の設立準備委員会が発足し、委員会のメンバーが集まってソウルで初会合を開いた。合意から約5カ月、その履行に向けようやく第一歩…