北米・中南米
「フェイクニュース」でマスコミへ締め付け強まる
米政府高官は否定 シンガポールで開催された国際メディア会議で、参加したジャーナリストらが、トランプ米大統領による一部米メディアへの「フェイクニュース」批判の影響を受けて、アジア各国政府によるメディアへの締め付けが強まっ…
関税テロ Tariff terror
皆が皆、国家の指導者になる才能を持っている訳ではない。人間のより善なる性格に訴え掛けることは、指導者になるための高尚なアプローチであるが、ニューヨーク市という厳しい街は、トランプ大統領に結果を出すための別の方法を教えた…
保守派への攻撃続けるSPLC
米コラムニスト マーク・ティーセン 「過激派」とレッテル貼り 敗訴で信頼失う 非営利団体「南部貧困法律センター(SPLC)」は、偏狭な考えから、善良な人々に対しいわれのない中傷をしてきたが、ようやくその責任が問われるこ…
先端技術を盗み出す中国
中国政府は、米国に対する経済的攻勢の一環として、さまざまな手法で米国の先進技術を盗み出している。ホワイトハウスは19日、報告書「中国の経済的攻撃が米国と世界の技術・知的財産にいかに脅威となっているか」を公表、中国への技…
リベラルな当局に妨害される宗教系養子縁組あっせん組織 Faith-based adoptions hampered by liberal officials
宗教系の社会奉仕団体は、養子縁組を待っている多くの里子たちに愛情にあふれた家庭を割り当てる上で重要な役割を担っていると、専門家は指摘する。だが、リベラルな幾つかの地域は最近、信仰と養子縁組あっせん事業を切り離させようと…
米「宇宙軍」創設、軍事利用の強化が必要だ
トランプ米大統領は、伝統的な五つの軍とは別に新たに「宇宙軍」を米軍に創設する考えを明らかにした。 宇宙空間の軍事利用で台頭している中国やロシアに対抗する狙いがある。 中露で開発が活発化 米軍は陸海空の各軍に、沿岸…
南部連合が消え、オバマ人気が復活 Obama rises again where name of Confederate falls
公共の広場から南部連合を排除しようという動きが拡大、ハワイ出身のシカゴ市民、オバマ第44代大統領の人気が高まり、その名前が、南部中の看板や建物で見られるようになろうとしている。 オバマ氏の名前は最近では、バージニア州…
圧倒的なサッカー熱気
地球だより サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が盛り上がっている。W杯観戦の最高の醍醐味(だいごみ)といえば、開催国の試合会場で選手たちのプレーを直(じか)に見ることだ。かくいう記者も、前回のブラジル大会ではス…
中国のスパイ活動に懸念広がる、米上院でZTE制裁復活へ法案可決
トランプ政権は条項削除要求 トランプ米政権が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)に科していた制裁の解除を決めたことをめぐって、これに反発する超党派の議員が再発動に向けた立法措置を目指している。上院は18日、ZTEに対す…
独露パイプライン計画に米懸念
ロシアの影響力拡大か ロシアとドイツとの間を直接結ぶ海底ガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」によって、ロシアの欧州エネルギー市場への影響力が強まる一方で、米国の安全保障にとっても脅威となるのではないかという懸念の…
米朝首脳会談の不確実性 Uncertainty at the summit
ホワイトハウスや国務省の誰も、マイク・ポンぺオ国務長官や、国家安全保障問題担当大統領補佐官ジョン・ボルトンが手元に抱えている仕事をうらやましいとは思わない。誰かが、トランプ大統領が天井まで上り詰めた高揚感から、彼の両足…
トランプ米政権の1年半
日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 自国第一主義の影響大 外交面の新基軸には評価も 人物評価、業績評価は棺(ひつぎ)を覆ってからと言われるのに、たった1年半であれ、これを言うのは、至難の業である。しかし、トランプ…
コロンビア大統領選、右派のドゥケ氏勝利
和平合意見直しを主張 南米コロンビアで17日、現職サントス氏の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が実施され、即日開票の結果、対ゲリラ強硬派の右派イバン・ドゥケ上院議員(41)の当選が確定した。就任は8月7日で任期は4年…
私の友、師、目標 クラウトハマー氏
米コラムニスト マーク・ティーセン コラム執筆で助言も 余命「数週間」を公表 何年か前、チャールズ・クラウトハマー氏とFOXニュースの控室で話をした。著名人が亡くなったというニュース速報がテレビで流れていた。その時、チ…
デザイナーベビーの誕生間近、倫理的問題も Scientists raise ethics issues with designer babies close to reality
デザイナーベビーの誕生は、科学者らにとって心躍る出来事であるとともに、恐ろしいことでもある。将来、遺伝的疾患がなくなることが期待される一方で、どのような選択をし、どのような技術が開発され、社会にどのような影響を及ぼすか…
「ツイッター政治」、不用意発言が交渉力削ぐ
米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (2) 北朝鮮の非核化に向け中身の乏しかった米朝首脳会談の合意内容を受け、来週以降に行われるポンペオ国務長官らと北朝鮮当局者による協議で、非核化の期限や検証方法などがどう具体化…
EU、カスペルスキー製品排除へ Kaspersky Lab, Russian antivirus vendor, targeting in motion passed by European Union members
欧州連合(EU)の欧州議会は13日、ロシアのウイルス対策ソフト販売会社カスペルスキーに関する提案を承認した。カスペルスキーは、ロシア政府の国際的スパイ活動を支援したとして非難されており、EU加盟国は、他国からのサイバー…
敵対関係の劇的変化に成功 S・A・ミラー氏
米朝会談 姉妹紙記者はこう見る 米紙ワシントン・タイムズ・ホワイトハウス担当記者 S・A・ミラー氏 米朝首脳会談は成功したように見える。ただ、トランプ米大統領が述べたように、これは第一歩にすぎず、やるべき仕事がたくさん…
トランプ流ディール、レーガンの教え生かされず
米朝“宴の後”で 非核化・拉致問題の行方 (1) 史上初の米朝首脳会談という全世界の注目を集めた“宴”が幕を閉じた。会談の内容や成果を総括しながら、非核化と日本人拉致問題の行方を探る。 「自分は何のためにここに来たの…
生焼けのケーキのような判決 A half-baked cake
生焼けのケーキは、全然ないより良いかもしれないが、それにしても、あまり良くはない。このたび、最高裁判所の判決によって、ケーキ店主は、自身の宗教的信念に反して、同性婚のためのウェディングケーキを焼かなくてよくなった。この…
軍のAI計画は「悪」ではない
米コラムニスト マーク・ティーセン グーグルが離脱を表明 平和守る米国の優位性 グーグルは従業員からの圧力に屈し、「メイブン計画」からの離脱を表明した。メイブンは、人工知能(AI)を利用して、無人機からの映像をより分け…
中国のキリスト教徒迫害、毛沢東時代以来で最悪 Chinese persecution of Christians worst since Mao
監視団体によると、中国でキリスト教徒やその他の宗教マイノリティーに対する迫害が文化大革命以来、最も激しくなっているという。過去数十年間では見られなかったペースで、教会が閉鎖され、聖書が没収され、信者が逮捕されている。 …
ドローンの脅威で新法の制定求める治安当局 Security officials plead for new laws to seize, shoot down drones
攻撃型ドローン(小型無人飛行機)の米国への脅威は増しているが、連邦政府はその脅威に対応できていない。国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)の高官らは6日、連邦議会で、政府がドローンを捕獲または撃ち落とせるようにする新法の…