北米・中南米
米大統領、イランと「無条件で」首脳会談に意欲
トランプ米大統領は30日、緊張が高まっているイランとの関係について「彼らが会いたいならいつでも会う用意がある」と述べ、同国のロウハニ大統領と無条件で会談する意欲があることを表明した。ホワイトハウスでイタリアのコンテ首相…
遺骨返還を通して贖いについて考える Redemption through repatriation
アブラハム・リンカーンは、戦場での死は「最大限の死力を尽くしての献身」と描写したが、そのような死を遂げる兵士らは、国がささげることのできる最高の栄誉に値する。基本的な栄誉は威厳のある葬儀である。その権利と栄誉は長い間、…
露の脅威に目覚めた民主
米コラムニスト マーク・ティーセン レーガン氏の反共政策非難 軍備増強やSDIに反対 ロシアのプーチン大統領は、2016年の米大統領選への干渉で、旧ソ連の残忍な体制下でも成し遂げられなかったことを達成した。民主党を対露…
限界にきたトランプ流外交
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 敵を敬い、味方を軽侮 ロシア擁護に信奉者も失望 トランプ米大統領がプーチン露大統領との記者会見で自国の諜報(ちょうほう)機関よりプーチン大統領を信頼するかの…
米国防次官、宇宙軍の創設を検討
ジョン・ルード米政策担当国防次官は、トランプ大統領による陸海空軍などと並ぶ「宇宙軍」創設の指示について検討を行っていることを明らかにした。 ルード氏は、コロラド州で開催された安全保障に関する会議で、中国、ロシアなどの…
支持率をめぐり世論調査専門家を依然困らせるトランプ氏 Trump still confounds pollsters on ratings
トランプ米大統領は24日、就任以来最高となる支持率の勢いに乗って選挙遊説に出掛けた。だが、支持率は最高ではないかもしれない。 トランプ氏の支持率は、30%台後半から40%台中盤までの幅があり、トランプ氏の支持を正しく…
次期テロ対策責任者、同盟国の重要性を強調 Trump’s counterterrorism pick stresses need for allies
トランプ政権のテロ対策機関の次期トップは25日、米国家安全保障・情報機関は北大西洋条約機構(NATO)などの既存の同盟国との関係を強化し、新たな同盟国を獲得し、次世代のテロの脅威に対処しなければならないと主張した。 …
北朝鮮、核物質生産を継続
米国務長官画像公聴会で証言 ポンぺオ米国務長官は25日、上院外交委員会の公聴会で「北朝鮮が核物質の生産を続けている」と明らかにした。6月の米朝首脳会談で、金正恩朝鮮労働党委員長が「完全な非核化」に合意した後も核関連活動…
3D印刷の銃データ、ネットで公開へ
米政府がメーカーと和解 3Dプリンターで製造可能な銃のデータのインターネット配布が8月1日、開始される。米テキサス州の銃メーカー「ディフェンス・ディストリビューテッド(DD)」によるデータ配布をめぐる訴訟で、国務省と同…
アマゾン熱帯雨林の消失、5兆㌦以上の世界的損害にも
今月発売の「自然気候変動ジャーナル」によると、ブラジル政府がアマゾン熱帯雨林の消失に対して有効的な対策を取らない場合、世界各国にかつてないほどの損害を与える可能性があることが分かった。ブラジルメディアが報じた。 同誌…
平和へのスロー・ダンス The slow dance to peace
私たちは、反省し、忍耐し、そして,スロー・ダンスを踊っていられる時代には生きていない。私たちの時代は、即座の満足表明を求める。できるなら、それも、早ければ早いほど良いのだ。有名なシンガポールでの(トランプ大統領と金正恩…
若者の歪んだ歴史観、政治の方向性誤らせる恐れ
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (7) 「ばかげている、ばかげている」。共産主義の残虐な歴史を後世に伝える活動を行う米非営利組織「共産主義犠牲者追悼財団」のマリオン・スミス事務局長は、本紙のインタビューの最中、険…
米の輸入車関税、どの国の利益にもならない
トランプ米政権が検討する自動車・同部品への輸入制限措置に異論が続出している。 米商務省は輸入制限について、国内外の企業や外国政府の代表者を招いて意見を聞く公聴会を開いた。証言者の多くが経済に悪影響を及ぼすとして反対意…
甦るマルクスの亡霊、ミスリードするメディア
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (6) この2年間で新会員を一気に増やし、影響力を拡大させている左翼政治団体「アメリカ民主社会主義者」(DSA)。そのオレゴン州ポートランド支部で共同議長を務める女性が今月初め、ツ…
新兵器開発も実戦経験なし、米国防長官が中国軍を牽制
マティス米国防長官は兵士、学者として長期にわたり米軍に深く関わり、イラク、アフガニスタンでも戦闘経験がある。先月、中国・北京を訪問し、中国軍幹部、習近平国家主席と会談、その間、記者らと公開、非公開の会合を何度か開いたが…
左翼政治団体の躍進、社会主義に惹かれる若者
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (5) 2016年の米大統領選以降、急速に勢力を拡大している政治団体がある。「アメリカ民主社会主義者」(DSA)という米国の社会主義化を目指す左翼団体だ。米メディアによると、500…
外交関係緊張も米国製兵器の輸出は好調 U.S. arms sales high even with diplomatic tensions
トランプ米政権の強硬な国際経済政策は海外の同盟国の反発を招いているが、世界における米国製兵器の売り上げは落ちていないという。大統領の「バイ・アメリカ」キャンペーンで重要な役割を担う国務省高官が語った。 ティナ・カイダ…
被害者意識を超えて、黒人の成功物語に焦点を
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (4) 「私は今も昔もラディカル(急進論者)だ」。米バージニア州にあるジョージ・メイソン大学の研究室で本紙のインタビューに応じた黒人のウォルター・ウィリアムズ特別教授は、笑いながら…
ロシア接近で中国との引き離し狙うトランプ氏 Trump charm offensive a strategic bid to detach Russia from China: experts
トランプ米政権はこの1年半、ロシア政府に対して数多くの厳しい措置を取ってきた。外交アナリストらは、ヘルシンキでの会談でのプーチン大統領に対する魅力攻勢によって、これまでの厳しい対応が後退するのではないかと指摘している。…
警察は黒人の脅威か、放置される「不都合な真実」
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (3) 黒人が警官に射殺された事件をきっかけに全米に吹き荒れた反警察運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」(BLM)。この運動により、人種的偏見を持つ白人警官が罪なき…
ハチドリに出会う
地球だより ブラジルに来て驚いたことの一つが野鳥の色彩だ。サンパウロやリオデジャネイロなど都会に住んでいると野鳥を見る機会は少ないが、郊外に行くと、実に多種多様な南米特有の野鳥に出会える。 先日、地方に住む知人が持つ…
米最高裁判事、トランプ氏保守派指名
トランプ米大統領は9日、退任する連邦最高裁のアンソニー・ケネディ判事の後任に保守派のブレット・カバノー連邦高裁判事を指名した。これを受け、人事承認のための審議が行われる上院で、共和、民主両党が11月の中間選挙をにらみ熾…
「忠誠の誓い」を拒否、国家に反抗「かっこいい」
米国の分断 第2部 反米・容共の風潮 (2) 米バージニア州のセンタービル高校で教師の怒号が響いたのは、昨年11月のことだった。 「ここはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)ではない!」 米国の学校で毎朝行われ…