北米・中南米
トランプ米大統領が就任早々、オバマ前政権が…
トランプ米大統領が就任早々、オバマ前政権が策定した地球温暖化対策の計画の撤廃を宣言した。米国のような大量消費社会では従来、自然環境をめぐっては開拓が優先されてきた。環境保護や省エネの観念は根付きにくいのであろうか。 …
反ユダヤ犯罪への米国の対応に及び腰の政府を非難するイスラエル紙
◆非難控える米に反発 米国でユダヤ人墓地が破壊されたり、ユダヤ人コミュニティーセンターが爆破の脅迫を受けたりする事件が相次いでいることが、改善が期待されている米国とイスラエルの関係にも影を落としている。一方でトランプ大…
米ニューヨークで「佐渡祭」
伝統芸能「鬼太鼓」を披露 新潟県佐渡島の魅力を米国でアピールする「佐渡祭・イン・ニューヨーク」が2日、ニューヨークの中心部マンハッタン地区にある同県のアンテナショップで開催された。 このイベントは、佐渡の米農家、佐渡…
NATOの国防費は増えていない Despite Trump claims, NATO defense dollars not exactly ‘pouring in’ yet
トランプ大統領は、28日夜の議会演説で北大西洋条約機構(NATO)防衛を約束し、欧州の同盟国を喜ばせたようだが、一方で、加盟国から資金が「流れ込み」、各国の国防予算が増え、自身の同盟国への批判は報われたと主張し、同盟国…
「大統領の日」は何の日?
地球だより 米国で毎年2月の第3月曜日は「ワシントンの誕生日」の祝日。初代大統領ジョージ・ワシントンの功績を称(たた)える日だ。今年はキンダーガーテン(日本の幼稚園の年長に相当)に通う娘を連れ、ワシントンが長年過ごした…
ロシアの戦略目標、米民主主義への不信を助長
米軍再建への課題-元上級将校の提言(4) F・ブリードラブ元欧州連合軍最高司令官 今回の大統領選は国内に分断を招いたが、ロシアとの関係についてしっかりした議論が行われるという、いい点もあった。 言うまでもなく、ロシア…
トランプ氏演説、世界の安定に資する軍備増強
トランプ米大統領は連邦議会の上下両院合同会議で、就任後初めての議会演説に臨んだ。演説では米国の自由、正義、真実などの価値観を強調。「アメリカン・スピリット(米国精神)の再生」を目指すと強く語り、米国民と世界に向けて内政…
ブラジルで「配車サービス」戦国時代に
ブラジルで急成長する米国発の配車サービスの「Uber」。世界有数の拠点としてUberの世界戦略に欠かせない存在となっているが、ブラジルならではの課題やライバルの進出に直面、転換期を迎えようとしている。(サンパウロ・綾村…
デジタル兵器、小さなエラー挿入で無力化も
米軍再建への課題-元上級将校の提言(3) A・ホール陸軍サイバー研究所所長 2002年、韓国、昇格したばかりの少尉は、自身が率いる大隊の初めての実弾訓練があっという間に大混乱となる光景を目の当たりにした。 大隊の18…
税制改革、米軍再建を宣言
トランプ米大統領は28日夜、連邦議会の上下両院合同会議で初めての議会演説を行った。税制改革を進めると同時に、米軍を再建させると宣言し、「同盟国は、米国が再び(世界を)主導する用意があることに気付くだろう」と訴えた。 …
トランプ演説、攻撃姿勢封印し結束呼び掛け
トランプ米大統領が連邦議会上下両院合同会議で行った演説は、敵対勢力を徹底的に批判・攻撃する「トランプ節」を封印し、偉大な米国を取り戻すために党派対立を乗り越えて結束を呼び掛ける格調高い内容だった。深まる米社会の亀裂を修…
ロシアの介入めぐり特別検察官任命要求強まる Calls grow for special prosecutor on Russia meddling despite no evidence
下院情報特別委員会のデビン・ヌネス議長(共和、カリフォルニア州)は27日、トランプ陣営がロシア当局者と接触したという証拠は見たことがないと主張したが、特別検察官の任命を求める声は高まるばかりだ。 民主党員らは、冷戦の…
安定性を欠くトランプ外交
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 2つの路線と政策 リスク考慮、「敵」も慎重に トランプ大統領の外交政策の中心には、大変な矛盾がある。一方には、経験豊かで、判断力があり、伝統を守る人々がいる。米国で1945年…
ISが31カ国に拡散、情報版マンハッタン計画を
米軍再建への課題-元上級将校の提言(2) ブルース・ローラー退役陸軍少将 クラウゼウィッツは、戦争とは他の手段による政治だと指摘した。暴力と死を伴う戦争は、従来の政治的、外交的手段で国が守れなくなった時のための最終手段…
米国防費、6兆円増額へ
トランプ氏 「安保の予算」強調 トランプ米大統領は27日、3月半ばに議会に提出する2018会計年度(17年10月~18年9月)予算教書で、国防費を540億㌦(約6兆円)増額する方針を明らかにした。前年度比で約1割増とな…
このままだと不幸が増えるドライバー行政 Unhappy motoring ahead
長年、国のハイウエーや脇道での交通事故死は、ゆっくりとはいえ確実に減少していたのだが、これからの数年間、死亡者や負傷者の数が上昇し続けるならば、それは政府の監視態勢の失敗のせいである可能性がある。 全米安全評議会(N…
米軍再建への課題 失われる優位
米軍再建への課題-元上級将校の提言(1) カーター・ハム退役陸軍大将 自動的な歳出削減撤廃が不可欠 米国防費の一方的削減を続けたオバマ前政権とは対照的に、トランプ大統領は国防費の大幅増額を約束している。米紙ワシントン・…
CPACから放り出されたオルト・ライト Alt-right ethno-nationalists tossed from CPAC, boundaries drawn
保守派指導者らは23日、民族主義の「オルト・ライト」に宣戦を布告した。その幹部の1人を保守政治行動会議(CPAC)から追い出し、民族主義者、性差別主義者、反ユダヤ主義的な発言はいらないと訴えた。 CPACのステージ上…
トランプ大統領、米保守運動の「新たな顔」に
米ワシントン近郊で開かれた保守派の年次集会「保守政治行動会議(CPAC)」で演説したトランプ米大統領は、全米から集まった活動家の熱狂的な歓迎を受けた。かつてはリベラル寄りだったトランプ氏を批判する主張が相次いだ昨年の集…
大統領選は「価値観の勝利」
トランプ米大統領は24日、ワシントン郊外で行われた保守派活動家らが一堂に会する年次集会「保守政治行動会議(CPAC)」で演説し、昨年11月の大統領選について「保守派の価値観の勝利だった」と強調し、集まった支援者らに謝辞…
シリア「安全地帯」は米同盟にとって危険 Syria’s ‘safe zones’ for refugees pose dangers for U.S. alliances
荒れるシリア内戦から逃れようとする難民のためにトランプ大統領が設置を主張している「安全地帯」に、主要同盟国トルコが反対している。トルコは、米国が保護する地域が、トルコ政府と長年戦ってきたクルド人民兵らの隠れ家になること…
NATO事務総長、トランプ氏の国防費負担の要求は「正当」 NATO chief says Trump’s demand on defense spending is ‘clear, firm and fair’
トランプ政権は、欧州の集団的自衛をめぐる費用負担要求を満たすよう北大西洋条約機構(NATO)全加盟国に要請したが、これに対しNATOのトップは20日、要請は「明確で、強固で、正当」と述べた。 ストルテンベルグ事務総長…
フリン氏、隠蔽が命取りに
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー ロシアとの接触は合法 選挙で共謀「証拠なし」 隠蔽(いんぺい)で罪はさらに重くなる―ウォーターゲート事件の際によく言われた言葉だ。フリン補佐官辞任問題は、犯罪の伴わない隠蔽の…